野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

群生しているので、どうしても目につくモミジガサ(高尾山シリーズ07)

2019年10月06日 08時04分52秒 | 

花の様子からヤブレガサかと思ったモミジガサ。葉っぱはモミジの形だった。花は目立たないが、群生しているので、どうしても目につく。ヤブレガサと同じように若芽はおいしいらしい。よくみると、蕾もそれなりにかわいい。

(2019-09 東京都 高尾山 )

モミジガサ(紅葉笠、学名:Parasenecio delphiniifolius)は、キク科コウモリソウ属の多年草。別名、シドケ、シトギ、モミジソウ。春、茎が20-30cmに伸び、茎先の葉がまだ展開しないものは山菜として食用にされる。

特徴
茎の高さは60-80cm。葉は長い葉柄をもって茎に互生し、葉柄は茎を抱かない。葉はモミジ状に裂け、表面は無毛で裏面にはまばらに絹毛がある。葉身は長さ15cm、幅20cmになる。

花期は8-9月、茎の先に円錐花序状にやや紫色を帯びた白色の頭花をつける。総苞は長さ8-9mmの筒状で淡緑白色、総苞片は5個。頭花は5個の小花からなり、すべて両性の筒状花。小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返る。

分布と生育環境
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の湿り気のある樹林の林床、林縁に自生する。群生することが多い。

 

 



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