ピンクの花がかわいいモウセンゴケ「パラドクサ」。長く伸びた茎も似たような色であまり目立たない。
(2020年夏 箱根)
■食虫植物シリーズ
「サラセニア・フォルモーサ」(食虫植物シリーズ 01)
「サラセニア・プルプレア・プルプレア」(食虫植物シリーズ 02)
「サラセニア・プルプレア・ベノーサ」(食虫植物シリーズ 03)
「サラセニア・オカムラ」(食虫植物シリーズ 04)
「サラセニア・ルブラ・ルブラ」(食虫植物シリーズ 05)
「サラセニア・ウムラウフティアナ」（食虫植物シリーズ06）
ドロセラ パラドクサについて
学名：Drosera paradoxa
分類：ナデシコ目モウセンゴケ科モウセンゴケ属
分布：オーストラリア
長く伸びる茎と赤い補虫葉がたいへん美しいモウセンゴケです。他のモウセンゴケとはかなり異なった特徴を持つペティオラリスと呼ばれるグループの一種です。
湿度を高く保つことがポイントです。暑さにはそうとう強く、他のモウセンゴケが次々と弱っていくような環境でも平然としています。冬はできるだけ温かい場所で育ててあげます。
増やすのはやや難しく、他のモウセンゴケのように葉を取り外してミズゴケに挿しておいてもなかなかうまくいきません。そのため増やすつもりであれば二鉢以上を栽培し、別の株同士で受粉して種を蒔いて増やします。
用土は川砂で水はけよく植え付けます。鉢の下に皿を置いて常に水を貯めておきますが、水は浅めにして過湿になりすぎないように管理します。
桜に似た美しい花を咲かせます。花の色はピンクや白があります。