また年が明けます！

今年はいろいろありました。
プライベートでもいろいろあったし。

やはりこの時期には経済恐慌ってのが分かります。

去年に比べるとまず街へ繰り出し買い物に追われてる人の姿が少ないと思います。
この時期はこちらでは売り出し時で、一月六日が家族同士でプレゼントしあう　レジェス・デ・マゴの日まで何処のお店も人でにぎわうものなのです。
が。
今年はちょっと違う。
また、街の通りに飾られるイルミネーションの数が去年の半分以下。
これはちょっとびっくりしました。
どこもかしこもいろいろなもので飾られるものだったのに、今年はまだ一つの通りでしか見たことがないです。

イルミネーションの数が少ないと自然と盛り上がりにかけ、それもまた影響しているのかもしれません。

毎週月曜日

先々週ぐらいから毎週月曜日にフラメンコの番組が放映されています。

ヵナルスールというチャンネルで。

これはなぜか　闘牛士がアナウンサーで一応観客つきの舞台でいろいろな人がでてきてショーを行っています。
昨日はファルキートの弟のファルが踊りました。
私は兄の方が好きなのですが、ファルはすっごく踊りが堅かったです。
フラメンコの難しさはそこで、踊りに関してですが堅くならずに全身を使って踊って、そこでなおかつ〆るところはしめると。
これがファルにはなかったです。
多分、いきばってしまっていたのかもしれません。

歌い手は三人だったのだけど、これは素晴らしかった。
多分三人ともヒタ―ノだと思いますがあれが聞けただけでも儲けもでした。

あとはへレスのグループがクリスマスソングを歌ったりとか。
こういうフラメンコ・ライトは私はパスなのですが、ま、なんでも見たり聞いたりするのは勉強になると思います。

追悼。エンリケ・モレンテ

一昨日、歌い手のエンリケ・モレンテがなくなりました。

１週間前に胃か何かのがんで手術をされたようでしたが、これにて何かミスが発生したようでした。
ここからこじれて　脳に支障がある状態に。
で、そのまま意識不明の重体となってました。
おとといの朝には脳死と確認され、その日の昼には亡くなられたそうです。

６７歳でした。

彼はグラナダのひとですが、家族や彼自身もマドリッドに住んでいたそうで葬儀をマドリッドかグラナダかで話がありましたが、
結局生まれた地、グラナダで行われるようです。

また、意識不明のときには実家に泥棒が入ったようで　全く他人の不幸を利用した腹立たしい事件でした。

私は個人的にはあまり好きな歌い手ではありませんでしたが、フラメンコの唄の部では新しいことに次々を挑戦していった革命家といわれていました。

ご冥福をお祈りします。

許されないでしょう！

ひどすぎます。

二日前の金曜日に突然ストライキを起こした空港の監視塔の人達。
スペイン全国で行われ　しかも金曜からこちらでは日本でいうゴールデンウィークのような連休が始まるのでした。
当然、連休なので約３５万人が空港で立ち往生。

実は私の友人がそのだんなと来る予定だったのですが、彼女達はフランスで２日間身動きできない状態。
今日やっとバルセロナに着き、そこからバルセロナ観光をキャンセルして直接グラナダへ着いたそう。

しかし！
この監視塔のストを起こした連中はなんと３５万から９５万ユーロが年給らしい。
そんなに膨大な給料なのにまた、なぜ世界規模で影響を及ぼすようなストを起こすのか？！

一年前から計画をたて、そのために休みを取り、楽しみにして旅行をしようとした人達の気持ちを考えろ！！
と私は言いたい。
ちなみにスペインでは最終的に軍がはいり　さすがにびびった彼らは昨日の夕方から仕事場に着いたそうな。