バイラオーラ福原恵理ぶろぐ【フラメンコな人生】

スペイン・セビージャ在住のフラメンコ・ダンサーblog

フラメンコ学ぼうよ!

2018-03-17 16:33:17 | Weblog
最近思う。
ラジオ番組始めて思うこと。

http://metrofm.es/programas/radio-flamenco-barcelona/
(ラジオ番組)

バルセロナではナンチャッテフラメンコが観光客向けにあると。

ラジオ番組のインタビューアーを探すときにあくまでもフラメンコの番組なんで、ルンベとかセビージャーナスのグループはパスしているのですが。

そしてラジオ番組のためにあちこち赴いたりするので色々なフラメンコをみてきてます。

まあ、観光がメインの都市だからなのでしょうけど、適当に踊れて英語ペラペラなら外国人観光客相手の仕事が出来ますし、この場合は別に伝統的フラメンコを学んでないアーティストで充分だし。

最近よく騒がれているモダン?なフラメンコ。
フラメンコを冒瀆してるとか言われています。

でも伝統的なフラメンコを学んでないアーティスト、ぱっとみだけの唄を歌ったり、踊り伴奏での決まり事も知らずにテキトーにやって「どうせ外人だから分かるまい」って思ってる人達。
これもフラメンコへの冒瀆だと思うのですが。

勿論私もまだまだ学ぶべき事で一杯です。

でも。

問題は観客はどうせ分からないからいいだろう。っていう精神なんだと思う。

てなわけで今日はペーニャへ行こうかと思ってます。

さてさて…

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フラメンコの現状

2018-03-04 00:46:11 | Weblog
これからフラメンコのラジオ番組を始めます。



なので急にいろいろなアーティストと話すことが多くなり、考えさせられることがたくさんあります。

一昨日普通のレストランに板をひいてマイク等もなしでフラメンコショーを始めたところがあり、それを見に行ってきました。

こういうところはあまりないので、新しい場所としてはとても良いと思うのですが、アーティストに支払われるギャラは酷いと思う。

問題は、ギャラが安くても必要性があるアーティストは仕事を受けるわけで。
受ける人がいると相場が下がるわけで。
かといって例え安くても必要な人は受けるしかないし。

ここが問題なんだと思います。

この悪循環をなくすにはどうしたらいいのか。

やはりアーティストを雇うお店がアーティストを尊重する事から始まると思うのですが、ここで練習生が踊ってたりする事があるし。
そうなると尊重しろ。とも言えないし。

となるとやはりアーティストで団結して最低金額を打ち出してそれ以下の仕事は受けないってすればいいのだと思うのですが。

まあ、それも無理な話だろうかと。

だってそれを守らないアーティストが出た時点でアウトだしね。。。

しかし、一昨日見に行った歌い手さんは凄く良いのに勿体ないというか、なんか悔しいというか、複雑な気持ちにされました。

少しづつ変わっていくといいのだけれどね。


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