バイラオーラ福原恵理ぶろぐ【フラメンコな人生】

スペイン・セビージャ在住のフラメンコ・ダンサーblog

エンサージョ

2009-03-30 05:14:54 | Weblog
エンサージョはスペイン語で練習の意味。
毎週日曜はだんなとエンサージョするのだ。

われながら、彼は唄もギターもこなすので贅沢なエンサージョなのだ。
もう二つ手があったらパルマ、手拍子もさせるところなのだが。

今日はこんなメロディーはどうか?など私が口でふんふんと唄って、それを彼がギターで弾いたりしたもので、二人で大笑いとなった。
しかし。
やはりだんなはすごいと思う。
こっちが口で言うメロディーをさっとギターでひくのだ。
さすが、音楽学校を出身のこと。

ちなみに昨日の深夜の3時に夏時間に適用され、一時間時間がすすんだので なんだか今日は一日がすぐ過ぎたような感じ。

腰がかたい?

2009-03-29 06:04:32 | Weblog
日本人は腰がかたいと思う。
クラスで教えていて特にタンゴなんて腰が動いてないと全然違うものになってしまうのでよく腰を注意することが多くある。

ところが「はい。そうですか。」なんて急に腰が動かせないのが日本人。
大半の人の話ですが。

だから、私はよくクラスで腰の動きの基本を教えたりする。
そういう自分もクラシックバレエから他のダンスを習いだしたときに、この腰を動かすとか、上体をやわらかく使うとか、かなり苦労したのを覚えている。

やっぱりやわらかく動かせるようになるにはそれなりにベースな動きをしつこく練習することなのでしょう。

スペイン人にとってのフラメンコ?

2009-03-27 00:05:35 | Weblog
スペイン人ならフラメンコか。
なぁんて簡単に単純に考えてしまうのが外国人の私達。

違う。違う。

みんながみんなフラメンコ知ってる訳じゃぁないですよぉ。

せいぜいセビジャーナスくらいじゃあないか?区別できるのは。一般人は。
ソレアーだって、アレグリアスだって聞いたって区別できない人がほとんどなはず。
私は日本にいたときに同じフラメンコのクラスの仲間と先生と一緒にスペインバルへ飲みに行ったのだけど、そこのコックがセビージャ人ってんで、盛り上がってみんなで「マリオ!セビジャーナス唄って!」なぁんて風になった事がある。

ところが。
こっちはセビジャーナスを待ってたのに マリオ君はサビの部分だけを歌い出したのだ。
私達はみんなでちがうちがう。ちゃんと始めから唄えや。と文句言って、彼はしまいにはふてくされてしまったのを覚えている。

そうなんだよ。セビージャ人なら全員がセビジャーナス唄って、踊れるかっていったらちがう。

だから。
外人にはフラメンコできないとか ソレアーもシギリージャも区別できないヤツに言われると、そういうお前はなんなんだ?と腹立つんだよねぇー。



フェリア

2009-03-24 23:44:02 | Weblog
フェリアの前にセマナサンタなのだけど、フェリアにむけて今フラメンコ衣装が売り出されている。
今が売り時。

でも、やっぱり恐慌といわれてるから昨日恐慌を笑え!なんていうキャッチフレーズのフラメンコ衣装の広告をみた。
99ユーロだって。
安いよ。
100きったじゃぁないか!

こういうフェリア用の衣装は300ユーロは簡単にいくから。
しかも、500とかそれよりもっと高いのもある。

つーことは、普通の踊り用の衣装より全然はるかに高いんじゃん。って。


よくあるパターン。

2009-03-22 04:41:40 | Weblog
私によくあるパターンなんだな。

何処かへ呑みに行ってギター、唄ありのパーティーに遭遇したりする。
で、勿論フラメンコ好きだからパルマたたいたりしつつ楽しむのだけど、ここで調子に乗って踊りだすと自分がかなり酔ってる事に気づくのだ。
ターンなんかするとふらついたりしてさ。
まぁ、どうせ全員酔ってるからお互い様なのだけども。

そこで思った。
なぜヒターノはすっごい宴会をやってガンガンに呑んでてもちゃんとターンとか出来るのだ?と。
そう。答えは簡単。
何故ならドラックもやってるから。コカインのように覚醒作用があるものは酔いを覚まし、感覚を敏感にするから。

ということは、私の場合はあんまり呑まなきゃいいのか。
でも、シラフでテンションは周りの人ほどまでにはあがらないんだよねぇ・・・