En Japon, actividad civil es anti-Japónesa

今年8月以降、「反権力」ぶりをフルに発揮してる 3K新聞が見事な記事を書いてくれた。
なんでも、従軍慰安婦への補償や外国人への地方参政権付与を求める「反日団体」に千葉 景子法相が祝電を送った、というのだが・・・。
・千葉法相、「反日集会」に祝電　参院議員として送った（2009年11月27日 MSN産経ニュース）

とにかく色んな意味で素晴らしすぎるこの記事。
以下、2009年11月27日分 MSN産経ニュース『千葉法相～』を全文引用する。

---- 以下引用 ----
　千葉 景子法相は２７日の閣議後会見で、慰安婦への補償や、永住外国人への地方参政権付与を求める市民集会に祝電を送ったことを明らかにした。
その上で、法相として集会の内容に賛意を示したことにつながるとの指摘については「参院議員ということで対応した。そういうことは決してない」と述べた。

　また、千葉氏は祝電を送った理由を「まったくこれまでの議員としてのお付き合い。ご無礼がないように儀礼的にお出しをしたもので、それ以上のことはない」と説明した。

　集会は２１日に川崎市内で開かれた「川崎・富川（ぷちよん）市民集会」。
「過去を変えるな、未来を変えよう！」をテーマに韓国・富川市の市議を招き、民主党の川内 義博参院議員も祝電を送った。
開催趣意書によると、富川市議会は９月に「日本軍『慰安婦』問題解決を促す決議」を採択。
決議には姉妹都市である川崎市への働きかけが盛り込まれている。

---- 引用以上 ----

で、今月21日に行われた市民集会については以下を参照。
・「地方参政権」要望など決議　川崎・富川市民集会（2009年11月25日 民団新聞）

要は、『日本政府が戦後放置してきた問題をさっさと解決しやがれ』ってことだが・・・。

で、この市民集会を計画したのは、社会福祉法人（Wao!）青丘社。
・社会福祉法人青丘社

青丘社の設立趣旨については、割とどこでもあるようなものなのだが・・・。
以下、青丘社の公式サイトから、設立趣旨を引用しておく。

---- 以下引用 ----
青丘社は、在日コリアンの多く住む川崎南部の工場地帯に隣接する地域にあって、在日コリアンと日本人が、共同で、民族差別をなくす市民運動、地域活動を推し進める中から生まれました。
民族差別は、最も弱い立場のこどもたちの育ちに色濃く表れることから、こどもと共に歩む活動を基軸として桜本保育園を設立し、地域における実践を展開してきました。
そして民族差別をなくす市民運動が、行政とのパートナーシップを求め、長い話し合いの中から１９８８年ふれあい館がオープンしました。
そして、新しい生活課題と向き合う作業が営まれ、保育、児童館、社会教育、高齢者福祉、障害者福祉など、生活者の立場に立った幅の広い事業実践を担う青丘社のネットワークを作り出しています。

---- 引用以上 ----

なんだろうな。
青丘社のやってることは、他の市民団体も行ってるようなものばかりだが・・・。
もし青丘社が3K新聞の記事で言うところの「反日団体」だとしたら、日本で活動するほとんどの市民団体が「反日団体」になるぜ。
日本の「治安神話」も一瞬で崩壊だな。

って待てや。

この記事を書いた人（というか 3K新聞の編集）にしてみれば、日本でなにかの権利を求めること自体が「反日団体」的なんだろうな。
それこそ、去年散々騒動になった派遣切りへの抗議とか、この前札幌でおきた反就職活動デモに参加した人達も、一まとめで「反日団体」の一員になってしまう勢いだ。
いや、日本国内だけじゃない。
日本国外で日本国内の問題（歴史認識とか）について提言する団体すら、3K新聞的には「反日団体」になってしまうかもしれん。
これじゃ、今後日本において何かの権利を求めるのも命がけだわな。


それにしても。
こういう見出しを出して平然としてる 3K新聞の編集って何考えてるんだろうか？