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五輪招致反対を言い出したくても言えない背景とは?(Aug 18, 2013)

2013-08-18 21:20:51 | 五輪招致ネタ
今回はなんだかな~って話。

昨日から、東京の新大久保で『新大久保スタンプラリーオリンピック』なるものが始まったらしい。
・新大久保スタンプラリーオリンピック2013(hot-korea.net)

これに関して、イベントの当事者が意味深な発言をしていたのだが・・・。
・韓流の街・新大久保の“逆襲” 五輪招致イベントで嫌韓デモに「ノー」(2013年8月17日 zakzak.co.jp)

色んな意味でコメントに困るこの話。
以下、2013年8月17日分 zakzak.co.jp『韓流の街~』を全文(略

---- 以下引用 ----
市民グループによる「ヘイトスピーチ(憎悪表現)」の嫌韓デモで打撃を受ける都内屈指の「韓流の街」、新大久保(新宿区)が“逆襲”に出る。
韓国人経営者が集まって町おこしをスタート。
日本が名乗りを上げている2020年夏季五輪の招致も後押しする催しだが、関係者によると、嫌韓デモに「ノー」を突きつける強烈なメッセージも込めるという。
一体、どういうことなのか。

 イベント名は「新大久保スタンプラリーオリンピック」。
東京の五輪招致にちなんだ企画で、大久保通りから職安通りにかけて広がるコリアンタウンの新大久保で17日から22日にかけて行われる。

 主催する民団韓食ネット協議会の関係者は「この一帯に出店する韓国料理店でスタンプ3個を集めて応募すると、韓国のりなどの景品のほか、韓国旅行のペアチケットなどが当たる。最終日には街の一角にあるイベントホールで抽選会とKポップアーティストによるコンサートも開催する」と説明する。

 約70の店舗が参加し、「あすか信用組合」や「SBJ銀行」など在日韓国人系企業の協力を得た大規模なもので、期間中は、参加店舗に東京五輪招致を支援するメッセージが盛り込まれたポスターが掲示される。
先の関係者は「日韓友好の目的と、嫌韓デモでダメージを受けた新大久保を再び活性化させるために企画した」と趣旨を語る。

だが、そこには今年初めから新大久保で続く、在日韓国人の排斥を唱える「ヘイトスピーチ」デモへのメッセージも込められているという。

主催団体の役員を務める商店主がこう明かす。

 「もともとこの企画は『こんなデモを許す国が五輪などやる資格があるのか』という憤りから生まれた。ただ、表立って『招致反対』とやったら反発を生むだけ。攻撃を受けるわれわれがあえて五輪招致を応援することで、デモがいかに愚かな行為か訴えたかった

韓国では、日本国内で繰り返される「嫌韓デモ」を問題視し、民間の団体が、五輪招致を阻止するための反対署名をネット上で募集。
「平和と人類愛を掲げる五輪精神に反する」と訴える書簡を国際オリンピック委員会(IOC)などに送りつけるなどロビー活動を展開している。
これとは逆のアプローチで激化する嫌韓デモに対抗しようというわけだ。

 先の商店主は「憎しみを憎しみで返しても衝突に終わりは見えない。日本に住むわれわれは、自分たちのやり方で自己防衛を図るしかない」と話している。
---- 引用以上 ----

最後の段落の言葉を言わせてるのは一体何だろうか?
在日の人達の危機感、何と言われても日本に住まなければならないという「現実」、日本社会の嫌韓運動などヘイトスピーチへの無関心・・・。
もっと複雑な要因があるかもしれんがけど、マイノリティである在日の人達に自己防衛~と言わせてしまう日本の状況はどこかおかしいと判断せざるを得ない。

それを端的に示してるのが、zakzak.co.jp の記事に関する Twitter 上の反応。
目立った Tweet の画面メモ(2013年8月18日20時30分くらいの状況)。







・・・「日本に出ていけ」とか「韓国の反日政策」云々って言ってる人達って、一体何を考えて生きてるんだろうか?
在日の人達が抱えてる苦悩や置かれてる立場に少しでも考えが及べば、そんな発言はできないだろうに。


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