国産定番万年筆 最弱インプレ

実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。

[ 083 - 使い込むとこうなります( ウソ ) ]

2009年03月28日 | カスタム化
●使い込むとこうなります。
というのはウソですが、何度かやっては、汚くなったら磨いて剥がし、そしてまたやる、というトライアル前提の覚悟でやれば・・・。 念入りな洗浄と脱脂が鍵です。脂の跡が汚く残ることもあるので、決してお奨めはしません。

参考ブログ↓
http://minkara.carview.co.jp/userid/492057/car/419410/724819/note.aspx

http://www.geocities.jp/ban_maintenance/ban250/custom/titan/titan.html

http://akinori.mitelog.jp/gtr/2006/08/post_0aa4.html

http://imp.webike.net/commu/diary/0002247/

[ 082 - 国産メーカーの海外広告 ]

2009年03月23日 | 海外サイト勝手に翻訳
●海外の筆記具雑誌を手に入れました。松江で手に入れるのは珍しくても、首都圏等では文具店や書店に普通に並んでいるのかもしれませんが。
目に付いたのは、海外の有名文具店たちが日本の蒔絵師に依頼して仕上げた蒔絵軸万年筆を本数限定でいろいろと出している広告と、国産セーラー製品関連の広告でした。
●上の写真左は、ハウンズトゥース・エンタープライズという有名輸入代理店が掲載しているセーラー製品の広告です。黒バックに黒っぽい万年筆を輪郭を光らせて並べた写真は高級感があって綺麗で、雰囲気があります。背景の 『 金 』 と言う漢字がちょっとアレですが。
ページ最下段には、日本でいう 『 キング・プロフィット 』 が小さく写真で紹介されていますが、製品名が 『 キング・プロフェショナル・ギア 』 となっています。プロフィットという製品名は、確か "プロにフィットする高品質製品" という意でセーラー社が考案した造語であったと思います。けれども英単語にプロフィットが存在していてそれは "儲け" とか "利益" という意味なので、海外向けには 『 儲かりキング 』 という名称を止した、ということでしょうか。
●上の写真右は、セーラー製品に蒔絵を施した限定版万年筆です。写真左の広告掲載主であるハウンズトゥース・エンタープライズ社が、日本の蒔絵師に依頼して制作し同社の名前を冠した 『 ハウンズトゥース・エンタープライズ特製・限定版蒔絵万年筆 』 のようです。
このページの他にも、いくつかの有名店が、店の名前を冠した非常に高価な蒔絵万年筆を広告しています。蒔絵師に依頼したのは金融危機以前で、仕上がってきて発売したのが たまたま経済危機の最中になった、という可能性もありますが、この全頁オールカラーの筆記具雑誌を眺める限り、蒔絵軸や貴金属軸の高価で派手派手しい限定版万年筆が並んでいてえらく景気が良いので、万年筆業界は不況の影響など被っていないのでは、という気がしてきます。

[ 081 - チタン替軸のお問い合わせは下記へ ]

2009年03月23日 | カスタム化
●チタン替軸を手に入れてみようかとお考えになった方は、下記宛てにできるだけE-Mail でお問い合わせくださいませ。 担当者をお間違えのないようにお願い致します。

●お問合せ先( できるだけE-Mailでお願い致したいそうです )
『 ㈱やくも塗山本 』 専務:山本一成( やまもと かずなり )
yakumonuri@nifty.com
FAX 0852-23-2528

[ 080 - 3月23日から伝統工芸店が窓口になります ]

2009年03月21日 | カスタム化
●前回の投稿でモニターを募集しましたが、受け付けや発送の手間を個人として空いた時間に担うと差し障りがあると思い直しました。そこで、この軸をご披露する状況が急にガラッと変ることになりました。

●今回のチタン軸は、ネジの精度にこだわってキャップの開閉がこれまでのアルミ製試作品たちよりもかなり滑らかになりましたし、軸重も金属にしては許容範囲になりましたし、「 キャップを後ろに付けないで使う 」 ことに決めてしまえば、楽しく使えると分かってきました。 
ペン先の種類が多様で筆記性能を信頼できる、Made in japan 国産万年筆のロングセラー定番モデル。ある意味すごい製品だけれども、ある意味で凄みはない。
それを、世の中に僅かしかない特別なチタン軸モデルにチューンアップできた。
自動車でいえば、ハンドルを本革巻きに、シートをレカロに、ホイールをアルミ鍛造に、と交換するような感じでしょうか。

●海外の万年筆愛好者はキャップを後ろにつけて書くことを 『 ポストする 』 といいます。
ポストしない方 とポストする方 はだいたい半々くらいだとか。参考↓
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/AB9-09.htm
美麗な蒔絵軸モデルや、金属軸ラッカー塗装仕上げのモデルを愛用している方だと、キャップをキュッと後ろにつけて跡やキズをつけたくないからと、ペンをいたわってポストしないで書くかもしれません。 欧米では試し書きの際に軸にキャップの跡が付くのを遠慮して 『 ポストしないで書く 』 のが礼儀のようだ、と言う噂もあります。

●さて本日顔を出したわが街の老舗で色々と話すうちに 『 ポストしない人向けの国産万年筆用:チタン製カスタムパーツとして、正攻法で世に出そう 』 ということになりました。    ロゴを軸につけ終わったグループから自分用やテスト用を除いた10本だけを、わが街にある漆塗り伝統工芸の店 『 八雲塗やまもと 』 に納めます。今後、私は注文や発送や清算や もちろん顧客情報には一切かかわらないことになります。
カスタム742または743をお持ちで、その替軸に興味がある方は、直接 『 八雲塗やまもと 』 に問い合わせてくださいませ。明日の日曜日には同店に置いてあります。 同店は箱代や諸経費を含めて、2万円ほどで販売したいそうです。

●明日ふたたび詳細を相談し、注文の送り先 『 八雲塗やまもと 』 等の情報をお知らせいたします。

[ 079 - チタン軸の使用感のモニター募集 ]

2009年03月20日 | カスタム化
●写真は、上が742、下が743です。742は通販ですと1万6千円ほどで販売されています。誰も持っていない特別な1本とはいえず、良くも悪くも定番品です。でも、その742にこのチタン軸を取り付けると、誰も持っていない特別な1本に変身します。 個人的には、( 筆記性能に不満は無くても ) もともと平凡な742なのに、フルハルターさんのオリジナルチタン万年筆や、エイチワークスさんのチタン万年筆の、足下付近までは、にじり寄った気分です。

●幾人かの方から、
" いつかの真鍮軸のボツ試作品のようにまた無料配布はしませんか? "
というお問い合わせをいただきました。関心を持ってくださるのはとても嬉しく思います。ありがとうございます。

●以前の真鍮軸無料配布告知に、堂々と氏名を名乗って応募してくださった方々には感謝しています。幾人かの方は、入手後に手間をかけて磨いてピカピカにしてくださいました。無料配布を締め切った後は、遠方から交通の不便なわが町へはるばるいらした方へのお土産としてだけ配布しておりました。『 締め切ったことは知っているけれども、そこを何とかぜひ送っていただけないものでしょうか、お願い致します 』 と熱意を持って丁寧に連絡してくださった方にも、数本送らせていただきました。合計で送ったのは14本くらいでしょうか。無料!にしてはそれほど多くないので、『 国産万年筆の替え軸が欲しい 』 と考える私と同じような嗜好を持つ方は、それほど多いわけではないのかも知れません。

●例えばこの方もまたピカピカに磨く手間を惜しまずに手をかけて楽しんでくださいました↓。
http://blogs.yahoo.co.jp/ttokondo/57689363.html
ほんとにピカピカになっています♪ ポリッシュされていない金属軸は自分でひと手間かけることで遊べるのだな、そういう楽しみを見つける方には。と提供者としてかなり嬉しく思いました。

●またふたたび、他のパイロットカスタム愛用者の方がこのチタン軸を使ってみた場合の評判を、伺ってみたい、という気がしています。
しかしもう無料配布する気にはなれません。
というわけで、カスタム742または743を持っていて、『返却前提で数日テストして感想を教えてあげよう』、と考える方が居られましたら、送り先をご連絡ください。
返送用封筒を同封でチタン製替え軸をお送りします。 注) ただしこの替え軸は筆記時に後ろにキャップをしっかりとつけることができません。重さからいっても軸だけで筆記することに向いています。使っていただいての感想は、今後の改良の参考にさせて頂きます。

●もし気に入ってしまって、『 後ろにキャップがつかなくても良いからこのまま欲しい 』 という場合にも、無料で差し上げることはもうしません。あしからずご了承くださいませ。 製作実費の回収には足りませんが、そうですね、本体より高価なパーツというのもアレなので、上限として通販でのパイロット742の売価くらいは頂きたく存じます。いまのところは。実際にそういう依頼があってから詳しいことは考えます。
では、返却する場合には全く費用はかからないわけですので、ぜひモニター申し込みをお願い致します。あなたの感想が伺いたいと思います♪
mail4dl●mx.miracle.ne.jp ( ●を@に変更 ) 宛てに件名は必ず "CGの件" でEメールをくださいませ。

●チタン軸の写真サイト↓
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-08b.htm

●真鍮軸のときと同じく、万年筆販売店の方など業界の方がビジネスの参考にする目的で応募なさるのは、仁義としてご遠慮くださいませ。

●ちなみにパイロット社CUSTOMシリーズの多様なペン先で、私個人はたまたまSMが好みです。
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/AB9-06.htm

[ 078 - 国産パイロット742&743万年筆用の替軸 HP ]

2009年03月16日 | カスタム化
●愛用の国産万年筆をもっと自分好みにチューンアップして使いたい。
というわけで試行錯誤している取り組みのHPを一新しました。ご覧ください。
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

●完成したという報告のHPではなくて、相変わらず完璧なパーツに到達できずにいます。自動車旅行でいえば、目的観光地のお話ではなくて、ドライブ途中のお話です。

[ 076-本命はまたボツで ]

2009年03月06日 | カスタム化
■シンプルで面白いアイデアだと自分では思う試作品が出来上がってきましたが、ガビン!動作がイマイチでした。
衝突検知をしてくれるソフトウエアを手に入れてそれで図面を引きたくなります。

■というわけでシンプルでちょっと面白いアイデアを盛り込んだ試作品はまだ紹介できません。というか当分は放り出したい気分です。
でもそれでは話のネタがないので、最近私がよく使っている国産万年筆の写真をご紹介します。ちょっとロゴなどエッチングしてみたりはしていますが、これまでにご覧に入れてきたのと同じような金属切削軸の743や742です。代わり映えしませんが・・・。

■しかし細かい点が少しずつ進歩しています。まずネジの加工精度が上がってこれまでの真ちゅう製やアルミ製の試作品に較べると格段に滑らかにキャップを開閉できます。また軸の長さが幾らか伸びています。軸が純正軸よりも太くなる段差を、私個人の指に引っかかる好みの位置にするために少し尻軸側に下げました。
とはいえ見た目は、これまでこのブログをご覧になってくださっている方の目には、代わり映えがしないかも知れません。あっと驚く試作品の披露でなくてスミマセン。

■とはいえ、6AL4Vの金属塊を削り 細くて深い穴を開けるのは、かな~り難しいチャレンジでした。
さて Center-G ホームページの方を 近日一新します。