国産定番万年筆 最弱インプレ

実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。

[ 087 - 構造色っぽいです ]

2009年04月19日 | カスタム化
●樹脂軸にチタン化粧板を巻いた "チタン化粧板胴軸" ではなくて、チタン塊から削り出した混じりけ無しの "チタン軸" であるチューンアップ・パーツ。
それにコバルトブルーの焼き色をつけて更にレアなカスタムパーツ化をしてみるテストをゴソゴソと繰り返しています。
●ブルー色の中に、角度によってパープル色が見え隠れするこの色彩は、玉虫色というか、孔雀の羽というか。 いわゆる 『 構造色 』 っぽい印象が、わずかに感じられます。
『 実は内部に虹色全色を含んでいる "白色光"』  の中の、いずれかの波長の色が吸収されて残りが反射されることで、特定の色が見えるのがいわゆるモノの色。
そんな風な特定波長の吸収というエネルギーのやり取りがなくて、
光の波の干渉現象という別の原理で色が見えるのが構造色だということですので、このチタン軸焼色はそれとは違う可能性が高いです。よってあくまで "構造色っぽい" ですが。
●軸の両端には少し色が違って見えるムラがあります。

構造色参考
http://opencage.blogspot.com/2007/03/blog-post_20.html
http://skino49.web.infoseek.co.jp/morpho1/
モノの色の参考
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/AA3-07.htm

※ チタン軸写真集
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

[ 086 - チタンって鬼軽い金属でもないです ]

2009年04月19日 | カスタム化
●身近なチタン製品って何でしょう。
多くの腕時計の素材は比重7.7のステンレススチール製で重いので、比重4.4のチタン製腕時計はとても 『 軽い! 』 と感じられます。
チタンと聞くと "軽い" というキーワードが頭に浮かびますが、実用金属の中で比重がダントツに軽いと言うわけでもありません。アルミより重いということはご存知でしょうか。
●軽くないから優れていないということではありません。
アルカリ性溶液には、それが高濃度・高温であっても、優れた耐食性を示すそうです。塩化物に対しても貴金属のプラチナや金に次ぐ耐食性を有するので耐塩化物性能では最良の実用材料なのだそうです。また金属アレルギーが発生しないので人体に優しい金属であることも長所だと言えるそうで、ピアスなどアクセサリだけでなく、人工骨や人工関節の素材としても人々の役に立っているそうです。


※ チタン軸写真集
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

[ 085 - チタンの焼き色 - 2 ]

2009年04月18日 | カスタム化
●単品では綺麗な色だと思うのですが、黒いキャップに合わせると、どうでしょう。元のチタンの色と、焼けた青色。一般的にどちらの人気が高いのか、気になります。
●この焼けた皮膜はコンパウンドで一生懸命磨けば落ちるので、キャップを後ろにつけることができる仕様だと、こすれる部分の青色が落ちるのでしょうね。
やってみてはいませんが。
●焼くとロゴの文字は色が薄く弱くなったように見えます。


※ チタン軸写真集
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm

[ 084 - チタン軸をこんがり 青焼き - 1 ]

2009年04月18日 | カスタム化
●オートバイのマフラーにおいて、ステンレスマフラーに較べるとチタンマフラーは焼き色が綺麗に出やすい金属なのですが、万年筆チタン軸もこういう色にこんがり均一に焼くことができます。
●塗料が乗っている塗装ではなくて、表面に焼けた皮膜ができることでこういう色になっています。明るい面はコバルトブルーに、暗い面は紫色っぽく見えます。

※ 参考
http://www.motorcycletaiwan.com.tw/downloads/2007111611370561688/file.jpg


※ チタン軸写真集
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/Custom/cent-g-00.htm