国産定番万年筆 最弱インプレ

実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。

[ 106 - 音楽の聴きよい店 ]

2009年10月06日 | カスタム化
●オーナーがこだわって選んだオーディオが備えてある喫茶店のカウンターに座り
これまた店に置いてあったアナログオーディオ関係の月刊誌を、予備知識なくめくっていると、厚い金属を印象深い曲線で削りだした製品が載っていました。
試作から完成まで苦労があったのだろうなあという想像をしながら写真に目をやっていると、オーナーが 『 ボーカルや弦楽器はアナログの方が私好みの音なのです 』とおっしゃいました。
じっと写真を眺めていたのは、オーディオ機器の機能に関心があったからではなくて、カタチに興味が湧いたからだったのですが、そうなのですか? と水を向けました。
●オーナーは短くその良さを説明してくださり、それからレコード1枚選ぶと、音楽をかけてくださいました。それから、オーディオの説明をしてくださるのかと思ったら、ネルを用意して少しずつ湯を注ぎはじめました。それは集中して行う作業のように見えるし、オーディオの説明をしたいと考えればオーナーの方から話しはじめるだろうと考え、手紙を書き始めました。
珈琲の香りと、音楽と、手指に心地よい万年筆の書け具合。
気分の良い時間でした。結局オーナーは音質をどう思ったかを私に質問することもなく、オーディオ話はそれだけでした。



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