国産定番万年筆 最弱インプレ

実用上十分、ほとんど最強と考える実売1~2万円の国産万年筆をレポート。カスタムパーツ製作も左下BOOKMARKで紹介中。

[ 110 - 1918年開業・創業100年目指してリフォーム ]

2009年10月24日 | Weblog
●来週前半に岩手県の愛好者の方が 『 出雲大社と中屋万年筆店を訪ねます 』 と山陰までお越しくださるそうです。
それに間に合うように店構えをリフォームしたい、と店主が言っていたのでそろそろ出来ているかと店を訪ねると、Before→After が済んでいました。

●店主も奥さまも、期待以上の仕上がりだと喜んでいました。
色合い、木の質感、立体的な横文字の看板、すべて大満足だそうです。リフォームのどこが気に入ったのかを話す店主夫婦の喜びようを聞いていると、うれしくなってきます。

●後継者のいない83歳のあるじが店をリフォームする理由は実際のところ何だったのかと問うと、「 先代が店を開いたのが1918年だからあと9年で創業100年になる。ワシは創業100年まではやる気マンマンだもんね。店もそれなりに整えておかなくちゃな 」 ということでした。
※ガラスに店主と奥様が映っています。店の前は公園です。

●とりあえず 「 創業100年には何か祝いのイベントをやりましょう 」 「そうだね。企画運営は頼むよ 」 と店主と約束を交わしました。

●上の写真が ( イメージ図ではなくて ) 実際にリフォームが済んだ、田舎万年筆店の写真です。
仕上がり具合には応援団員も大満足です。色合いも、一部の木材の風合いも、田舎万年筆店に合っていると思います。とりあえず作ったイメージ図よりも仕上がった実物の店の方が何割増しか、より好印象。
団員が恐縮してしまうことに基本的にあのイメージ図を再現してくださっています。 ラフな図で依頼せず、生々しいイメージ図を渡したので、いくら 「 これにとらわれずに自由に発想してくださいね 」 と伝えたとしても、施工するものづくり職人さんらを縛らないはずがなかった、ということはあるかもしれません。個人的な反省点です。

★要望と、それを聞き取りした上での対応の参考↓
http://fish.miracle.ne.jp/mail4dl/05-topic-news/AB8-6.htm

★パイロット社の軟調ペン先:SM( ソフトなM ) は 普通のMとどう違うか↓
http://blog.goo.ne.jp/fine-man_2007/c/b809df89e1fb27a3908ce0003b57ab1b

★海外万年筆サイトでの日本製万年筆の評判↓
http://blog.goo.ne.jp/fine-man_2007/e/910c9ba543e69bc2a23a883812e82d73
http://blog.goo.ne.jp/fine-man_2007/e/cbe02406dae4a4b6d75e847d0c567665

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