■私は限定解除世代のバイク好きで、以前は教習所を借り切りパイロンで1方通行のコースをつくってタイムを競う ジムカーナで遊んでいました。狭くてクネクネなので最高速度が上がらなくて安全ですし、日常スピードでのテクは要るしで、楽しんでいました。
バイクのタイヤはクルマのタイヤと違って断面が円弧を描いているので、接地面はごく小さなものです。コーナーリング時にはその小さな面の持つ一定の摩擦力が、
1) 横滑りに耐えるコト
2) 前進しようとする駆動力に耐えるコト
に配分されます。だから目一杯バンクしている時には摩擦力がほとんど 1) に使われて 2) のための余裕が無く、アクセルを開けられません。チョイとハンドルをこじってでもなるべく車体を早く起こして 1) の仕事を減らし、アクセルを開けている時間をできるだけ長くするように工夫したものです。一時、タイヤの摩擦力のキャパ自体を増量するために、接地面を増やすべく特太のタイヤのバイクを持ち込むという手も流行りましたが、すぐに下火になりました。あまりに太いタイヤだと、直進時は良いのですが、カーブでバイクを傾けていくと、タイヤの接地点が車体の中心線からどんどん遠くなって( 上図 )、 車体を引き起こそうとする力が働くようになります。その違和感が好きでないという者が少なくなかったのです。
■話が脱線しすぎですね。でも極太の線を書く多くのニブが平たいのは、バイクのタイヤではなくて、クルマのタイヤのように設計する方が合理的だということかもしれないですね。
丸い特太も、丸いからといって上図のように傾けて切り割りが紙から離れては具合が悪いでしょう。実際はマイク・スティーブンス氏が言うように "いろんな方向に傾けたりひねっても良いニブ" ではなくて、玉さんのおっしゃるように紙に真っ直ぐ当てて書くモノかも知れません。ただし丸いとハネやハライで紙から持ち上げて次の線に飛ぶときに角が引っかからないので運筆の自由度が少し高まる気がするとか。・・・まだ良く分りませんが、書きながらそんな( 無駄にコ難しい ) ことを考えています。
バイクのタイヤはクルマのタイヤと違って断面が円弧を描いているので、接地面はごく小さなものです。コーナーリング時にはその小さな面の持つ一定の摩擦力が、
1) 横滑りに耐えるコト
2) 前進しようとする駆動力に耐えるコト
に配分されます。だから目一杯バンクしている時には摩擦力がほとんど 1) に使われて 2) のための余裕が無く、アクセルを開けられません。チョイとハンドルをこじってでもなるべく車体を早く起こして 1) の仕事を減らし、アクセルを開けている時間をできるだけ長くするように工夫したものです。一時、タイヤの摩擦力のキャパ自体を増量するために、接地面を増やすべく特太のタイヤのバイクを持ち込むという手も流行りましたが、すぐに下火になりました。あまりに太いタイヤだと、直進時は良いのですが、カーブでバイクを傾けていくと、タイヤの接地点が車体の中心線からどんどん遠くなって( 上図 )、 車体を引き起こそうとする力が働くようになります。その違和感が好きでないという者が少なくなかったのです。
■話が脱線しすぎですね。でも極太の線を書く多くのニブが平たいのは、バイクのタイヤではなくて、クルマのタイヤのように設計する方が合理的だということかもしれないですね。
丸い特太も、丸いからといって上図のように傾けて切り割りが紙から離れては具合が悪いでしょう。実際はマイク・スティーブンス氏が言うように "いろんな方向に傾けたりひねっても良いニブ" ではなくて、玉さんのおっしゃるように紙に真っ直ぐ当てて書くモノかも知れません。ただし丸いとハネやハライで紙から持ち上げて次の線に飛ぶときに角が引っかからないので運筆の自由度が少し高まる気がするとか。・・・まだ良く分りませんが、書きながらそんな( 無駄にコ難しい ) ことを考えています。