歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

ヒトだもの

2014-09-04 | 五七五七七

ゆふま暮れ泣きたき時に泣けぬのは不具合なるか成長なるか

気がつけば耐震構造強化さる 君よ魂ゆさぶり給へ

三日欲し 寝る日、自由にできる日と邪魔なく仕事に没頭する日

たまご焼きに割りしが二黄卵なりて今日の幸福噛みしめて寝む

雨脚は強く家ぬちはひつそりと諒闇の夜に試さるるわれ






佐々木あらら氏の連作「ろぼだもの」が心に染みるこのごろです。