歌よみもどきの書

歌詠み「もどき」のあかんたれが吐き出す、短歌になりきれない五七五七七の羅列です。

七夕

2013-07-07 | 五七五七七

先ず最初に。
トップ画像は、KAGAYAさんという方が撮影されました。
ツイートを偶然目にしたのですが。
昨年、舞鶴で2度も見た(爆)プラネタリウム「銀河鉄道の夜」の製作者と知ってオドロキました。
すっごく素敵なので拝借させていただきます。 m(_ _)m



      ☆      ☆      ☆     



雨ならば鵲の橋渡りゆかむ蛇の目のひとはかうがうしく待つ




七夕でした。
身から出た錆とはいうものの、遠距離?の二人。
雨やと年に一度の逢瀬もパーやと思ってました。
やらずの雨ならええけど、その逆は、酷やろ…
ましてや、今の暦なら、梅雨明けしてへん方が多いのに…
って。

そしたら、違うのね。
カササギが天の川に橋架けてくれる、って今日、instagramのフォロワーさんに教えていただきました。


鵲の渡せる橋におく霜のしろきを見れば 夜ぞ更けにける
(大伴家持「新古今和歌集」「小倉百人一首」)


これって七夕の歌やったのね。(恥)
ググッたらこんな歌もありました。


彦星の行合を待つかささぎのと渡る橋をわれにかさなん
(菅原道真)



高所恐怖症をおして渡りたきかささぎの橋 どこでもドアより


道真公のお歌をうけて?!
だって、断然風情がありますもんね。
そういえば、道真公には、息子のことではお世話のなりっぱなし。^^;







短冊に記す俗事は変はりなく七夕の月背を向け苦笑(わら)



ロマンスに縁のある人も、これからあるかも知れない人も、仕事や課題に精出す人も。
素敵な夜をお過ごしくださいませ。☆