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マカの効能は?

2012-01-02 23:44:40 | 医学情報
皆さんが、一般的にご使用されています、培養細胞のマカは、実際にアンデスで育ったマカからしぼり取ったエキスと、全く同じと言う証明は有りません。
現状の治験(治療臨床試験)を通らずに販売される、医療外品ですの、サプリメントの実使用に於いて、本物と同じかどうかのテストなど、パスせずに、自由に販売可能です。


つまり、効用がはっきりと、認められて、必要な因子が、どの程度入っているかなどを、データーとして、ガスクロマトグラフィーや 液体クロマトフィーなどでチェックをしなくとも、販売に入っても全く問題はありません。

この事は、製造プロセスが、単に、アンデスのマカを、持ってきてそのバイオ科学を利用して、大きなステンレス製の培養槽に入れて、製造しているのが、市販のマカです。製造プロセスが、太陽を浴びて、育ったマカから、搾り取って作った物と、当然と違うことは、効用も当然違って当たり前です。

どこで分析したのかも公表しないで、分析書も読めないように小さく掲載して、高い含有量を表示している場合は、99%偽装表示ですのでご注意ください。

ちなみに、マカ粉末を原料にした錠剤で、10粒でベンジルグルコシノレート13.0mgを含有しているものなど存在しませんので騙されないようにしてください。エキス末を原料にした錠剤でしたらありうる数字ですが。


その人工的マカに色をつけて、カプセル状にしたのが、果たして効くかどうかは、皆さんの判断に任せます。

天然のマカに微量に含まれるグルコシノレートは、世界の多くの研究者が、マカの薬効成分の中心であり、ヒト成長ホルモンの分泌をうながすと考えています。また、グルコシノレートにも、ベンジルグルコシノレートのように、マカの栄養機能に積極的な役割をはたすものと、そうでないものとがあることがわかっています。ただし、マカのグルコシノレートはまだ不明な点が多く、完全には解明されていません。

最近では、グルコシノレート含有量を掲載している販売会社も多く見かけるようになりましたが、グルコシノレート含有量の測定方法は確立されておらず、測定しているのはそのほとんどが現地企業や研究機関、大学等であり、測定方法や測定場所によって、同じものでも測定数字にかなりの違いが出ているようです。
よく耳にするのは、ペルーの現地企業や研究機関によって測定され、グルコシノレート含有率○○%と表示されたものを、日本国内で計測し直してみると、まったく別の数値が出るという話です。また、グルコシノレートにも、ベンジルグルコシノレートのように、マカの機能に有効な役割をはたすものと、そうでないものとがあるのですが、それらが、無差別にあつかわれている例も多いのです。そのような現状から、マカのグルコシノレートの含有量表示はあまり当てにならないものと言えます。
マカのグルコシノレートも日本食品分析センターなど、信頼のできる機関で計測した数字でしたら信用できるのですが、残念ながらマカのグルコシノレートは日本食品分析センターでは計測できません。マカショップでグルコシノレート含有量の証明書を掲載している場合、どこの機関が計測して、発行したものなのか? を知ることも大切です。海外の聞いたこともないような機関が発行した分析証明書では信頼性は低いからです。

一般的にグルコシノレート含有量表示には、大まかに分けて2種類があります。
1.総グルコシノレートの含有量を表示しているもの。
2.グルコシノレートの中でもマカの機能性に関わっているとされているベンジルグルコシノレートのみの含有量を表示しているもの。

1.の総グルコシノレートの量を表示している場合は、高い数字になっているケースが多く、2.のベンジルグルコシノレートの含有量のみを表示している場合は、低目の数字になっているケースが多いのです。
海外メーカーの規格書などに、次のように記載されている場合
「Maca glucosinolates 0.6%」などは、総グルコシノレートの含有量を表しています。

総グルコシノレートの量を表示している販売会社が、ベンジルグルコシノレートのみの含有量を表示している会社の数字と比べて、単純にグルコシノレートの量を比較している認識不足の業者も時々見かけます。

偽装表示が多いグルコシノレート含有量

近年では、販売競争が激化するにしたがって、グルコシノレートの含有量を実際よりも誇大に表示する販売店が増えてきました。含有量を多く表示した方が販売上有利だからです。実際に販売している商品とは関係のない他社のグルコシノレート分析書をまったく読めないように小さく掲載して、他社の何倍も多く含まれていると宣伝し販売している詐欺まがいの販売店も存在します。どこで分析したのかも公表しないで、グルコシノレート分析書も読めないように小さく掲載して、「ベンジルグルコシノレート○○mgを含有しています。」と表示していても、本当の含有量なのかまったく分かりません。
どこで分析したのかも公表しないで、分析書も読めないように小さく掲載して、「ベンジルグルコシノレート○○mgを含有」という、こんなまやかしが通用するのでしたら、いくらでもごまかせるわけで、自社の都合の良い数字を掲載することが可能になります。

マカの加工方法

マカにはどんな原料があるの?

1.マカ・プレコシーダ(乾燥マカ)
天日干したマカを機械で低温乾燥(60℃程度で約2時間)させ粉末にしたもので、現在日本で売られているマカはほとんどがこの商品です。

2.マカ・ヘラティニサダ
上記の乾燥工程の後に、さらに、瞬間的(1秒以下)に120℃程度の高温と高圧を加えます。この過程を加えることによってアルミドンの大きな鎖状のつながりが加水分解され吸収されやすいようにしたもの。しかし、吸収率について科学的な証明は得られていない。

3.抽出マカ
様々な抽出方法がありますがアルコール+水抽出や熱噴射が一般的です。マカの二次性代謝物を抽出し少量でもマカの効能を引き出そうとするものです。何の成分を主に抽出するのか? が大切になります。現在ではグルコシノレートを主に抽出している商品が多いようです。



つづく。


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