new type of healing laboratory

婦人科で体外受精(IVF)改善には、新方法紹介。どんな難しい関節のズレなど3-5分で全く触らずして動かす新技法。

遠隔気功とは?

2012-10-28 23:27:37 | 医療治療情報
遠隔気功はどうするのか、いまだに知られていないそこを説明します。名前と誕生日は必須です

名前が世界で1つしか無いのであれば生年月日は必要有りません。
同姓同名の方が複数いる場合では、どうしても誕生日が必要で、この誕生日によって、ある決まった人、一人が選ばれます。従い、万一結婚していても仲が悪く、女性の方が以前の名前で居たい場合は、その気分を以前の名前を使用します。そうでないとつながらない場合と成り、遠隔は出来ません。

名前は相手方の神経細胞から頭脳内に届き同名の同生まれの記憶に働き反応を
その呼び出リフレクト反応の中の人だけが浮かび上がり通話の如く交信できる仕組みです。
一度相手との信号が上手く、しっかりとコネクトされると体の中をこちらから、相手が見える如くイマジナィテしてやり、場所を指定をしてやる事で腰だとか、胸だとか、肩だとか、手のひらだとか、頭だとかにスポットを当てる事ができます。
中国医療で、手の脈を取る事でそこから、医師は、患者の体をイマジネイトしてやって、肺、胃腸、心臓、胆嚢,肝臓、膵臓,腎臓,そして各生殖器など、悪い所をさがしあてます。
私は、ここでもっと詳しく見る事が出来、例えば、頭が悪いと、頭のどこら辺かは、こちらでは、深さを指定できますので、その深さに合わせてスポットでき、縦、横、深さの3次元での遠隔操作ができ、どんなに小さなものでもミスできません。
やく、1センチ刻みで詳しく判定でき、超音波診断装置と、ほぼ同等の診断が可能性で、大きさも分かります。
この場所を、スポット式におこないますと、スポットで全POWERを送気できますので、効率が良く部分的な治療には最適です。

ただし、一般の遠隔氣功では、体のどこにと言う様なspotをも探し出す事は、99.9%無理です。
通常では、そのあと、名前のご本人に送気させるだけであって、体の内部の詳しい情報を得る事は、不可能です。

試しに、一般の氣功師で、遠隔を頼んで見ますと, 良く理解でます。
私の様な、3次元で出来る人は、今年6月に北京で開かれた氣功学会では、中国人でも、いませんでしたから。

殆ど1センチ刻みで体のどこでもわかりますし、頭が痛いのでならないの何処か、また腰が痛いのなら、お腹なのか卵巣なのか子宮なのか、または腰の関節かも診断可能です。


If not understand those words as Japanese, there is some help for above katakana word.

イマジネィト:想像する、又は、想定をした画像をクリエイトして頭に浮かばせる
コネクト:  ツナガリ、マタハ、ツナギアワセテル事
スポット:  シュウチュウテキカショの事、マタハ その箇所の選択。

現在、遠隔気功で、治療可能な範囲が広がって来ております。
精神科領域以外でしたら、可能な治療が有りますので、是非とも質問をお送りください。

下のコメント欄にて、書き込みして頂くか、または、mailにて受け付けております。
3d350xwb@gmail.com---まで! お待ちしております。

卵管内の絨毛(じゅうもう)を元に戻すには、

2012-10-28 23:27:00 | 医療治療情報
、卵管内壁に存在する、無数の絨毛は、1分間に何百回となく、子宮の方に向かって動く運動をして、卵巣から排出されたeggを、動かす大切な役割をはたす、卵管膜内での細胞です。
フラメジミィミァ感染によって、この物質が、剥離されてしまいます。
はくりによって、管内を流れようとeggは、子宮に到達できずに管内で、とろけるようにして、残ります。これが、28日ごとに、10数回異常も続きますと、管内は、ドロットした、物質によって詰まったようになり、排卵されたものは、そこで崩れて死んでゆきます。 

詰まり、卵管閉塞の状態になります。
私の気は、大変にこの物質を動かし、絨毛細胞を蘇生して再度、絨毛細胞を産生させようとする力が、極度に強いのです。

この、ためしとして、風邪を引いた、全く声の出ない人に、私の気功を10分でも送りますと、かすかに声が出てきて 又、30分も持続して気をいれますと、のどのイガラが完全にとれ、まったく、すっきりして、声もチャンと出るようになり、痰が溜まっているのが次々と、出るようになり、一瞬、風邪がなおった感じになります。

コレと、全く同じ方法を、卵管において作用してやる事によって、卵管内絨毛細胞を上手く再生してやり、今までの経験では、約8-10時間の気功処置によって、完全にもとのように戻った経験があります。

また、曲がった卵管を、少しでも元に戻す力は、わたしが、ズレタ関節を、触らずして動かすのと同じ原理を用いて、卵管の曲がりを上手く動かします。
全部の曲がりを動かす事は、100%とはできません。それは、癒着をしている卵管の場合が、あり、その場合は、癒着部分で、完全に貼り付いている状態ですので、動くにも不可能です。
つまり、曲がって、いる方で動くのは半分に近い、60%ぐらいであると、想定できます。

この様な治療、詰まり臨床治療に役に立つ珍しい気功を、このブログでの介在で、、皆さんに紹介をしてますが、残念にも、一部の婦人科医師から「ありえないので、嘘に違いない」 とか、また{誇大広告です」とブログに書かれてしまって、気をおとしてます。

、本年6月の世界気功大会ー
私のプロファイルは、医学系です。

つづく、

私への連絡先は、Twitterで @sharoinhealing宛にメッセージを残してください。
即返事を致します。

若さを保つ秘訣と、メカニズムとは!

2012-10-28 23:26:31 | 医学情報
体を作っている、大切な物質に、ミトコンドリアがある。

ミトコンドリアは電子顕微鏡でしか見られないほどの、ミクロンの世界であるが細胞の中におよそ30個から、10000個まで存在する大切な物質で、75%以上のタンパク質で出来ており、このタンパク質は細胞膜の成分でもある、75%とほぼ同成分で成り立っている。大切なATPを作る所でも有りATPは、エネルギーつまり、体力のスタミナに関連性が深い。
ATP産生は、年とともに下降する、この下降を止める方法として、良質jのタンパク質を取る事、ミトコンドリアの活性と深い関係のある、ミトコンドリアの機能障害が起きると血液中に乳酸やピルビン酸が増加する。

ミトコンドリアの活性に深いクエン酸や、りんご酸、などがグルタミン酸などを不足気味にしないように、常日頃から、それらの物質の多い食べ物を摂取する方法は良いとされる。
一番大切なことは、ATP還元活動に必要な物質を常に多く取りATPの産生を挙げる必要がある。つまりそれが若さの方法であり秘訣である
気功は、常に水分子の電気抵抗を減少させる、その結果 の作用は、電子伝達系の効率を高め、生体のエネルギー賛成と促進させ、健康状態を改善する物と言える。詰まり気功を体内に取り込むと若さを保持で出来易い状況になり、
若さを保持で気の出来安い状況を作り、スタミナの減少を少なく出来ると言える。

磁気製品(ヒップエレキバンなど)では、体調が良くなるのは、磁気によって、電子伝達計の効率が高まり、酸化還元電位が変化しATP合成が促進する為とも言える。気功はコレと同じ状態である。

mitochondoriaは、中心に部膜と、外面の膜との二つによって構成され、外側の物質【外面膜と中心部膜との間】と電位が全く違っており、中心部の事を、マトリックスとよび、多くのヒダヒダによって構成されている形状をもち、電位差が外部と違っている場合は生きているが、Caチャンネルが開口しすぎて取り込みを多くしすぎ電位を失った時は、滅亡する。
ATPは多く産生して、ATP自体では蓄積できないので、このミトコンドリア自体の数が多いか少ないかによって、身体全体のスタミナの増大と、深く関係する。
詰まりATP産出を、多く作る仕組みの環境におく事は、若さの秘訣でもある

ATP自体の産生を、促すように、食事内容、適度な運動、ミトコンドリアの寿命と深い関係にある、ストレスの低減などが必要である。適度な酸素の供給、詰まり運動によって、Freshな血液をうまく循環させる事も、秘訣である。

毛細血管を極限にうながす、麦飯または雑穀の常食も、影響は大である。それと共に、ATPの物質に近い物質が多く含まれるわかめ、昆布の常食も大切である

温泉と、ミトコンドリアとの活性関係は、まだ不明であるが、ある種の鉱泉物質との関係から、肌が特に良いとか、疲れが取れるとかは、毛細血管が活発に働き、胃腸がよくなったり、筋細胞の乳酸が押し出される為に発生する結果であり、血行の上昇が、結果的にミトコンドリアの寿命を促しているものかと思われる。

つづく、
この写真にあるような、Body-lineをいつまでも保ちたいのであれば、是非とも太極拳をする事が体に気を良く行き渡せる秘訣でもあろう
早々と、太極拳の講習に通ってみる物も良いのではないかと思います。
筆者は1日にたった2回だけの太極拳をgymで行なっていますが確かに温かくなったし、1枚以上薄着でいられるようになった事は事実です。
それと、肌の若返りに近い状態になっており、いつもつやつやです。

気功治療で発生する体内メカニズムー2

2012-10-28 23:25:07 | 医療治療情報
体内では温かくなったり、肌がぴりぴりしたりするのは気が神経に直接作用し、神経系の伝達系の活動が劇的に増加している証拠, 神経伝達物質が急激に上昇した為で、神経細胞膜における膜交換活性が急激に上げられて起こる現象です。
気功の気は一体、どうやって、出来るか簡単に説明をいたします。

人間の頭脳の3分の2は、使われない状態で存在しています。
どんなに頭の良い人でも30%以上使っていません。その使っていない部分のわずか0.5%だけでも、つまり、0,5%X0.7=0.35% 全体からわずかの神経でもつながって気功を出す為とか予言の出来る感覚を身に付けるとかが可能になります。つまり超能力の分野のつながりです。詰まり鍛錬のタマモノです。
気を出すには神経集中を、毎日7ー8時間連続で、まるでお経を唱えるがごとし、目を瞑って瞑想を続ける事が大事で、約1ヶ月もすると何とか出てきます。この修行をやって来た私ですが、あれから25年。多くの方をみて来ました。

この証拠に寝ている時でも気は起きている時の20%ぐらいは自然と出ているからです。
これは明らかに脳の中で神経がーーーーー
このさきは、引越し先にてご覧下さい。

この内容より、詳しく乗せたhttp://www.blogger.com/が御座いますのでご面倒でもそちらを検索いただいてみてください。 引越しの準備をいたしております。
気功治療で発生する体内メカニズムー2(click here)

2回流産をした41才の妊娠氣功治療。

2012-10-28 23:21:27 | 医学情報
4ヶ月前からの予約で、やっと、排卵日との調整が出来たので氣功治療。

今までにIVFでしか妊娠しなかった最初の男の子。すでに5歳。
そのご、2回目のIFVでは、8週目で流産。
2年前に、卵管妊娠以上がある特殊な言われたにもかかわらず、自然妊娠。
しかし、またしても7週目で、流産。

現在、IVFでの着床性も低く成って来ている40代。
原因は、子宮内膜における安定化を図る特定蛋白の不足による着床率の低下を、氣功で試し見る。 前持って遠隔氣功で卵管異常を調べたが特に異常は見られなったので、来訪して、早々、直接氣功で調べたが、どうも卵管に異常は出ていない。

ドイツから来られたので、Londonには、昼頃到着。
早々、12時半から、氣功処理、いつもの通りに腰の部分の温暖化を図り、血行をアップさせる。
約この処理に、20分を費やし、氣功を前側から仰向けに成って頂き氣功を入れてゆく。

子宮の真上から入れる事ができるが、個人差もあり、この方は、別の場所からグングンとはいる位置があったので、そこから90分程いれて、約2~30ぷんの休憩後、再度3時頃からスタートして、時々足の付け根の筋肉の筋を狙って入れる。

五時半に成って、だいぶ反応も和らいだので、子宮内が安定して来たと見て以前妊娠中に痛くて少し異常があった場所を探り当て、そこを狙って30分やり、その部分と、腹膜の少しでも右側部分に、関連性があるらしく、私の手に痛みがあった時に、腹膜部分の多少動いた形跡が見られた。

6時半に終わりの予定をしていたので、だいたいの6時40分に完了。

問題の8週目から12週目をうまく乗り越える為に、英国よりドイツに、彼女の子宮に遠隔で気を流す必要があると
判断。後日、2日に一度の範囲で送気の予定。

後に、ご主人と、5歳のお子さんが奥さんを迎えに見えられたので、一緒にそのまま、近くの中華料理店に行き、夕食。
ただし、ご主人が仕事中に肩と、かなり腰を痛めたとあるので、食事にもしながら肩の治療。
そして、かなり悪い腰は、どう見ても私がドイツまで行かないとならないので、9月か10月に日帰りでドイツに行き、6時間程の治療予定。現時点での診断では腰の2ヶ所に異常あり。


この腰の治療については別の題目で、9月頃に記載予定。


卵管鏡下卵管形成術(falloposcopic tuboplasty ; FT)と気功との関連性

2012-10-28 23:20:51 | 医療治療情報
この手術では妊娠成功率は、手術を受けても5-6%でしかない事です原因として、子宮内における着床、卵管形成手術の場合での限界、などを加えますと卵管内の絨毛が再生が再生され無いとEGGを子宮に運搬する作用がないので、結果として、卵管閉塞と同じ状態になる

、FTシステムは「円筒状の伸長性バルーンカテーテルとその内側に直0.5mmのファイバースコープ(卵管鏡)を組み込んだ装置」を使って卵管内腔を直接観察しながら卵管通過障害の治療つまり、管内の詰まり、ねじれによる折れている所の修正をするものです。
1日の治療で、そのまま帰宅で来る便利さが、あり、保険点数から自己負担は約15万円ですむ、(全額は50万円少々です。)ある程度の支払い可能な、範囲に入っています。
その手術での改善の希望は無いとみる


コレは、手術を受けた患者からのこえであって、私の意見でありません。


気功の処理では如何かですが、
毎回2時間の処置で、4回目ほどで前面、つまり、腹部の上を気功で調べ上げ、どの程度卵管のつまりが良くなったかを見て、全く治っている反応状態ブラス、もう2時間の完璧さをいれての、処置になります。
費用は、円で換算しますと、5万円前後です。
ただし、あまりにも神経質な性格なために、リラックスに入れない状態の方などは、治療は無理であると伝えて中止をいたします。 いままでに、2名ほどおりました。

気功処理では、
ファイバースコープ方式よりも かなり高い成功率を示し、妊娠を可能にできる特徴をもっています。


また、排卵された卵を運ぶ為の、卵管内の絨毛、繊毛運動をして卵管ないの卵を子宮に運ぶ役目をする繊毛運動が、
FTによって、閉鎖された、つまり、卵管がくっついた状態で詰まっている所を、無理やり内側から広げてゆく時、卵管内部の繊毛が、形成されていない場合がほとんどであり、絨毛運動が出来ない、したがって、FTの処理をしても、卵が子宮に運ばれない。


気功では、経験的にこの卵管の詰まりや、ねじれを矯正してくれるためと卵管内部の絨毛を自然と形成する為の強い細胞分裂を気功で促進させてやり、絨毛を形成する事も可能となります。
1回に2時間の気功を平均で4回又は6回で、成功させている経験があります。

これは、以前,右足ふくらはぎの動脈のクロットによって、血流に以上をきたし、ビッツコを引いている36歳の女性に別の動脈ののバイパスを気功処置だけ12時間ほどで作った経験があり、この経験は卵管内膜のつまりをも取り除く可能性を示す力です。

このかたは、私が気功をしますといつも、完璧に寝てしまっており(いびきをかくほどです)、毎回2時間ほどでした。
子宮内膜での着床を改善する方法と、卵管内部の正しい形成とで相互的に治療できる利点を持ち合わせており、金額的にも15万円もかからずに勝つ、皆様により、高い成功率をもたらす事が出来ます。


わたしの気功は、簡単に関節などずれたりしている所を、非接触で動かす事が出来るからです。
(気功師には、誠にサマザマな人がさまざまな波長を持ち合わせてます。)

知り合いには、女性で、治療では有りませんが、曲がった金属を、真直ぐできる超能力を持っている人がいます。
この真直ぐした後は、かなり疲れるようで、ぐったりしています。

私は単に、気功だけでなく超能力的な波長を持ち備えているからできるものであって、だてに、気功を練習して、簡単に出来る物とは、訳が違います


電磁波による微量電気の空間送電と気功。

2012-10-28 23:20:25 | 医学情報
9月28日の発表で、京都大学の電磁波送電system開発が世界でも最大級の実験に入ったと発表があった。
ケーブル無しで、送電する方式は、電子レンジのように電磁波を用いての送電方法。数GHzの電波による電力伝送であり
将来は、宇宙から大量送電するとか、手短では、電気自動車に送電線などプラグなど使わずに充電できる装置も開発可能に成って来る。




コノ発表は以外と気功の治療方法と深い関係が有る事が判明します。


神経細胞を微量電気圧で刺激する事で神経細胞から、物質が供給され、神経系に信号となって伝達される事は、すでに昔に発見されている。
今回の京大の実験装置と同じシステムで、気功の波長が電磁波として、手から発信されて、それを受けた患者側は、微量電気として患部の神経細胞に刺激を受けて、神経細胞中の微量電気は急激な細胞膜の活性につながり、神経細胞からの信号を治療のパルスとして、人体が受け止め細胞中の盛んな活動による、即急な治療システムが働き、筋肉細胞中の炎症の和らげやら、筋細胞への急激な血行増進に大きく関与するのが見られる。


以下は京都大学による研究成果である。
テラヘルツ波は300GHz~10THzの光と電波の境界領域の周波数帯で、遠赤外線とも呼ばれる。電磁波を用いて分子振動のコントロールを高強度のテラヘルツ波パルスによって行うことを試みると、L-アルギニン酸の微結晶をポリエチレンで固めたペレットに高強度テラヘルツ波パルスを照射し、ペレットへの吸収スペクトルを観測したところ、分子間の振動モードの周波数が全体として低周波数側にシフトすることを見出した。これは分子間の振動周期が遅くなった=分子間の距離が伸び、結合が緩んだことを示す(結晶が膨張している状態で、さらに振幅が大きくなり、分子間距離が無限大になったときが“融解”である)。L-アルギニン酸の微結晶は熱によっても同様に低周波数側にシフトすることがわかっているが、「今回照射したテラヘルツ電磁波パルスのエネルギーは1 mW以下の平均出力であり、吸収スペクトルの低周波数側へ移行は熱によるとは考えられない」と京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)の田中耕一郎教授は話す。このテラヘルツ波の物性研究の第一人者だ。

量子力学的に見ると、量子準位の梯子20段程度を順番に瞬間的に駆け上がった結果になる。これまでのさまざまな周波数の光源による駆け上がりは最大でも数段程度であったことを考えると、大きな成果だ。「テラヘルツ電磁波パルスは、タンパク質のような巨大分子などの立体配位の操作、化学反応の促進や有機分子結晶の精製に使える可能性がある」。

電磁波といってもいろいろあります。ガンマー線や�線、太陽の光、赤外線、マイクロ波・・・・全部電磁波に含まれるのです。
  ところが一般の人が電磁波というときのイメージには、太陽の光や�線は入っていませんよね。なんとなく電磁波と呼んでしまっていて・・・・電磁波といってもガンマー線やX線のように浴びれば癌になることが明らかなものから、太陽光線のようになければ生きていけないものまでいろいろあり、それぞれ違う性質を持っていて、とても一言では説明できません。それなのに”電磁波は危ない”と一くくりにされて語られているのが現状です。
  今まで、ガンマー線や�線のように波長が短くエネルギーの高い電磁波に関しては、ある程度危険性が知られていましたが、最近話題になっているのは携帯電話のマイクロ波と送電線や家電製品などから出る低周波の電磁波です。実はこのマイクロ波と低周波も分けて考えないといけないんです。
  携帯電話から発生する電磁波は、マイクロ波というもので十億ヘルツくらいです。多少周波数は違いますが電子レンジに使われているものと同種です(24.5億ヘルツ)。マイクロ波にはものを発熱させる作用があり、ホットスポットエフェクトと呼ばれている現象が起こります。
  たとえば携帯電話から発生したマイクロ波が頭に当たると、頭蓋骨などによって散乱・反射をし、脳の中心部に集中して発熱させるわけてす。そのため、郵政省の答申でも、7センチ以上離さなければ基準値をこえるといっているほどです。
  低周波の電磁波というのは家庭の電気の50ヘルツとか60ヘルツとか呼ばれているものです。交流の電気が流れるとそのまわりには電磁波が発生します。
  ところが50ヘルツ・60ヘルツといった低周波の電磁波の波長といいますと、波と波の間の距離は6000キロメートルにも及び、とても波の感じではありません。低周波の電磁波は波長がとても長いので、”電磁波”という波として考えるよりも、そこにできている電場、磁場というものに注目したほうが理解しやすいのです。
  というわけで”低周波の電磁波問題”と言った場合、電気を使うことによってできる磁場や電場の中に人や生物がいることによって受ける影響を指します。電磁波によって作られる場のことを電磁場というので同じ意味なのですが、アメリカなどでは電磁波問題とは言わないで電磁場問題と呼んでいます。電力会社などは電磁波と呼ぶと何やら危険なものをパーツと発射しているようなイメージになるということから抵抗していて、「電磁界」などという呼び方をしています。
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低周波の研究は着水艦から

  人体に対する影響という点では携帯電話のようなマイクロ波の問題は比較的早くから議論がありました。1930年代の終わり頃からレーザーなどの軍事利用が進んだ関係で、人体への影響が研究されていました。その頃はまだ、低周波に対してはほとんど関心が払われていませんでした。
  ところがあるとき急に脚光を洛び始めたのです。これもやはり米ソの冷戦構造の中で発達してきた軍事技術だったんです。
  潜水艦などと通信をする場合、マイクロ波とかそういう周波数の電波は海の水に吸収されてしまいます。ところが低周波は水に吸収されないため、モジュレーション(変調)といって低周波と高周波を混ぜるような方法を使うとうまく通信ができることがわかったんです。それまで原子力潜水艦は浮上しなければ通信できなかったのが、海の底に潜ったままで世界中の原子力潜水艦と通信できるわけで、アメリカは1970年代から大々的に低周波の研究を始めました。
  そうやって研究が進んでいくうちにカルシウムの漏洩が発見された。75年のことですが、脳細胞からカルシウムイオンが溶け出してしまうんですね。
  カルシウムというのは骨を作っているだけじやなくて大変重要なものなんです。神経伝達に使われているのはカルシウムイオンの蛋白質だし、細胞分裂にもカルシウムイオンが大切な役割を果たしている。それほど重要なものが漏洩してしまうことがわかった・・・・それをきっかけにして、どうも100ヘルツ以下の低周波というものは生命にいろいろな影響がありそうだ、ということで研究が進んだんです。
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地球の磁場その一

  地球に元々磁場があるのはご存知ですよね。これは定常磁場といって今まで話してきた低周波の変動磁場とは違うものです。低周波の場合、一秒間に50回なり60回なりの周期で変動し、波になっているので変動磁場と呼ばれますが、地球の磁気は北がN極、南がS極と決まっていて変動しませんよね。それで定常磁場と呼ぶのです。
  地球に元々ある程度の定常磁場が人体に影響があるという論文は出ていません。定常磁場で影響があるとすれば、数十万ミリガウス以上じやないでしょうか。考えてみれば地球に磁場がある中で生物が進化してきたわけですから、むしろ地球に元々あるくらいの定常磁場は生命にとって必要なのかもしれません。
  ところでこの定常磁場、変動しないとはいっても過去に何度か逆転しています。これを発見したのは故・松山基範京大教授で、今のところ
 「カンブリア紀(五億六千年前~五億年前)」
 「デボン紀(四億一千年前~三億六千年前)」
 「ペルム紀(二億八千年前~二億四千年前)」
 「三畳紀(二億四千年前~二億一千年前)」
 「白亜紀(一億四千年前~六千四百年前)」の末期に
磁場の反転が起きたことがわかっています。
  逆転するときには磁場がゼロになる時があるわけですが、磁場がゼロになったときに生物がどうなると思いますか? ご存じの方も多いかと思いますが、紀の境目では生物種の大幅な変化が見られます。白亜妃の末期に起きた恐竜の絶域は有名ですよね。
  恐竜の絶滅に関しては諸説ありますが、隕石落下によって太陽の光が遮られて地球上の生物が死滅したという説が有力です。ところが、この説だけでは植物に対する影響が少なかったことが説明できないといわれています。
  やはりこれにも電磁波が関係していて、隕石の衝突によって地球のマグマの流れが変わり地球の磁場が逆転に向かったことが要因の一つだと考えられています。また、ペルム紀の末期には生物種の95パーセントが絶滅したといわれています。
  今はブルーネス期と呼ばれ、70万年はど前に現在の磁場になりました。定常磁場はここ200年間くらいで急激に落ちていますから、このままいくと二千年後にゼロになり、磁場の逆転が起こるかもしれません。ところが、人類の祖先である原人が発生したのがちょうど70万年くらい前ですから、今の人類は磁場の逆転を経験していません。もし定常磁場がゼロになったときに人類がどうなるのか、誰にもわからないのです。
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地球の磁場その二

  話がだいぶずれてしまいましたので元に戻しましょう。地球上にもともとあった磁場というのはこの定常磁場だけではなく、シューマン共振電磁波と呼ばれるものがあります。
  電磁波にもいろいろな波長のものがあることは申し上げましたが、その中で地球のサイズと共鳴するものがあるのです。地球の半周が約二万キロですから波長が二万キロの電磁波、つまり14ヘルツくらいの電磁波は地球と共鳴することになります。シユーマンという人が「地球にこういう電磁波があってもおかしくない」と1950年頃に予言したところから彼の名前がつきました。具体的には7.8、14.1、20.3、26.4、32.5ヘルツのところにシューマン共振電磁波のピークがあります。
  このシューマン共振電磁波は、地球の生命と深い関わりがあるといわれていま
す。生命は太陽の光によって浅い海で誕生したといわれていましたが、、最近は生命の誕生は深い海だったのでは、という説が有力です。太陽光線の届かない深海などでも独自の生態系などが見つかっていますし、細菌なども深い海の方がDNA(遺伝子)が活性化するという研究も出ています。
  でも深海には太陽の光は届きません。そこで、シユーマン共振電磁波のエネルギーが生命誕生に関わっていたのではないかといわれているのです。シユーマン共振電磁波は現在では0.01ミリガウス程度の強さですが、生命誕生の頃は雷や噴火など電磁波を発生する要因が多かったはずですから、電磁波ももっと強かったと考えられます。
  この電磁波が生命誕生に一役買っていたといわれる理由の一つにサイクロトロン共鳴というものがあります。地球の定常磁場があるところにシユーマン共振電磁波(低周波の変動磁場)がきますとイオンがらせん運動を始めるんです・・・・ちょうど生物の細胞にあるDNAのように。DNAがなぜらせん構造をしているのかが、シユーマン共振電磁波とサイクロトロン共鳴でうまく説明できるわけです。
  面白いことには、このシユーマン共振電磁波は人間の脳波とも関連があります。脳波にはα波(8~14ヘルツ)、β1波(14~20ヘルツ)、β2波(20~32.5ヘルツ)、θ波・σ波(7ヘルツ以下)がありますが、この周波数帯が見事にシユーマン共振電磁波のピークと対応しているのです(下図)。


  また、癲癇(てんかん)の患者にシユーマン共振電磁波の領域を照射すると癲癇の発作が起きるという論文も発表されています。
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慎重なる回避

  電磁波問題というのが議論されていく中で、今申し上げてきたようなことが少しずつ研究されるようになり、低周波の電磁波というのは、ひょつとすると生命に大変な影響を及ぼすのではないかといわれるようになってきています。
  ところが、35億年前に電磁波で生命が誕生したとか、DNAのらせん構造がシユーマン共振電磁波の影響だといったことは、まだ証明されたわけではなく、推論でしかありません。また、「50ヘルツ60ヘルツの電磁波で小児白血病が起きる」という調査結果はたくさん出ていますが、そのメカニズムについてもはっきりわかってはいません。
  しかしながら、50ヘルツ、60ヘルツといった領域の低周波については過去に人類は経験していません。したがって人間がそれに対応できるのかどうかは未知数だということは確かです。はっきりしたメカニズムが解明されてないとはいえ、”慎重なる回避”の姿勢で取り組んでいくべきなのではないでしょうか。
  実はその昔、今から100年前、エジソンが電気事業を始めようとしたとき弟子のテスラと論争があったんてす。エジソンは直流送電を、テスラは交流送電を主張していました。そのときエジソンは「交流の電気は危ない」と言ったらしいんです。彼はきっと感覚的にわかっていたんでしょうね。結局、経済効率の点からエジソンは負けて現在の交流送電が主流になってしまいましたが、もう少し慎重になって、あのときに直流送電を採用していれば、こんな問題は起きなかったかもしれません。
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日本の現状

  現在、先進国は電気という便利な世界にどっぶり漬かっているわけですが、”慎重なる回避”という思想から、諸外国では少しずつ対策がとられています。
  ヨーロッパとかアメリカは送電線とか配電線の地中化を進めていて、ニューヨークやパリなどは全部地面の下です。アメリカでは、そもそも送電線は離して建てるという方針でやっていて、テネシーバレーオーソリティという電力会社は1994年の三月に小学校、幼稚園、学校、病院から千二百フィート(約400メートル)以内には送電線は建てないと決定しています。電力会社の側から進んで決定しているんですよ。
  ところが日本では今、学校の敷地に送電線を建てるというのがあたりまえになつている。個人の土地は許可をとるのが大変でしょう。ところが学校は自治体に話を通せば、比較的簡単に許可がおりるのです。
  しかも、東京などの大都会では、私立の学校や幼稚園、お寺、教会などの敷地の地下に変電所を作るというのが流行っています。敷地さえ永久に貸してもらえれば建物を作ってあげますといって・・・・お金の無いところは大喜びで飛びつくわけです。
  子どもたちは電磁波の影響を受けやすいといわれているのですが、そういったことに対する配慮が全くない。憂慮すべきことです。産婦人科の真横に変電所を作るような国なんてどこにあるのかと考えると悲しくなりますよ。
  結局、日本という国は”慎重なる回避”という思想をもっていないのです。だとすれば、私たち一人一人が.”慎重なる回避”という姿勢を真剣に考えていかなければ・・・・。電磁波による害が全くないことが解明されれば取り越し苦労に終わってしまうのですが、もし本当に人体に対する影響があったときのことを考えたら損はないのではないでしょうか。
  電気というのは科学技術文化の便利さのシンボルであり、電磁波問題というのは、その電気の問題です。ガスやガソリン、原子力など、様々なエネルギーがあるなかで、みなさん電気だけは大丈夫だと思い込んでいたわけですが、考えてみると、安全であるという検証がされぬまま、ただ、安全だという前提で使っていただけなんです。
  便利なものにはそれなりのリスクがあるというのが科学技術の鉄則で、電気も例外ではなかったという点では別に驚くことはありません。その便利さと裏腹のリスクを私たちがどこまで受け止めていくかということなのでしょう。
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