イエス・キリストの福音をご紹介します。

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

主の御名によって祝福する

2021-06-23 05:09:35 | 日記
主の御名によって祝福することを、ご紹介します。

(このお話しは、末日聖徒イエス・キリスト教会2021年4月の総大会の説教のひとつです。抜粋して引用します。)


『主の御名によって祝福する』
ヘンリー・B・アイリング管長
大管長会第二顧問
--------------------

・・・・・

わたしは小さな支部で執事に聖任されましたが,執事はわたし一人だけで,教師は兄のテッド一人だけでした。わたしたちはその支部で唯一の家族でした。支部全体が我が家に集っていました。兄とわたしの神権指導者は,最近神権を受けたばかりの新しい改宗者でした。わたしは神権者としての自分の務めは,自宅のダイニングルームで聖餐のパスを行うことだけだとその頃は信じていました。

ユタ州に家族で引っ越したとき,大勢の執事のいる大きなワードに集うことになりました。最初の聖餐会で,わたしには軍隊のように思えた執事たちがよく訓練されたチームのような正確さで聖餐のパスを行っているのを目にしました。

あまりにも怖かったので,次の日曜日,だれにも見られないように早めに教会堂に行きました。ソルトレイク・シティのイエールクレストワードで,敷地内には銅像がありました。銅像の裏に行き,聖餐のパスの役割を果たす上で,失敗することがないように,助けを求めて心から祈りました。その祈りはこたえられました。

しかし,今は神権の奉仕を行ううえで成長しようと努める際,より良い祈り方と考え方があることを知っています。それは,なぜ一人一人に神権が与えられているのか理解することによって分かるのです。神権を授かる目的は,主のために,主の御名によって人々を祝福できるようにすることです。

そのことが実際何を意味するのか,執事だったときから何年も経ってから学びました。例えば,大祭司として老人ホームでの聖餐会を訪問する割り当てを受けたときのことです。聖餐のパスを頼まれました。聖餐のパスの正確さについて考える代わりに,年配の方々一人一人の表情を見ていました。多くの方が涙を流していました。一人の女性がわたしの袖を掴んで,わたしを見上げ声を出して,「ありがとう,ありがとう」と言いました。

主は御自分の御名によって行われた,わたしの奉仕を祝福してくださったのです。その日,わたしは自分の役割をよく果たせるようにではなく,このような奇跡が起こるように,人々がわたしの愛を込めた奉仕を通して,主の愛を感じられるようにと祈りました。これこそが,主の御名によって人々に仕え,祝福をもたらす鍵だと学びました。

最近,そのような愛を思い起こさせてくれる出来事について耳にしました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって教会の集会が中止になったとき,あるミニスタリングブラザーは,担当の姉妹に聖餐を届けるという割り当てを長老定員会の会長から受けました。彼女に電話して聖餐を届けることを申し出たとき,しぶしぶ受け入れてくれました。彼女はこのような危険な状況で,自分のためにわざわざ来させてしまうことを申し訳なく思い,またすぐに元の状況に戻ると信じていたからです。

日曜日の朝,彼女の家を訪れるとあるお願いをされました。お隣の87歳の隣人にも聖餐を届けて欲しいというのです。ビショップの承認を得て,彼はそれに同意しました。

何週間もの間,注意深いソーシャルディスタンスをはじめとする予防措置を取りながら,この聖徒たちの小さなグループは,毎週ささやかな聖餐会のために集まりました。ほんの幾つかの裂かれたパンと水のカップだけでしたが,愛にあふれる神の憐れみに対して多くの涙が流されました。

やがて,このミニスタリングブラザーと担当先の姉妹は教会に再び集うことができるようになりました。しかし,夫を失くしたその87歳の近所の姉妹は,感染リスクを避けるために自宅を出ることはできませんでした。そのミニスタリングブラザーの割り当てはその年配の姉妹ではなく,隣人の姉妹なのですが,今でも毎週日曜日に,小さなパン切れと聖典を手に,人知れず彼女を訪問し,主の聖餐の儀式を執行しているのです。

神権者としての彼の奉仕は,介護施設でのわたしの経験のように,愛が動機となっています。事実,このミニスタリングブラザーは,ワード内にほかに訪問できる人がいないか最近ビショップに尋ねました。神権者としての奉仕を尊んで大いなるものにしようとする彼の望みは,主の御名によって,また主のみに知られるよう仕えることにより増していきました。このミニスタリングブラザーが,わたしのように,仕える人々が主の愛を感じられるように祈ったのかは分かりませんが,彼の奉仕は主の御名によって行われているため,その結果は同じです。(引用終わり)

----------------------
※イエス・キリストの愛を感じられるように、奉仕することが人々に使えるときの鍵というお話しでした。

※また、小さな子どもたちが、祈ることを知っていることも、生活する上で大切な鍵です。




『 天のお父さま

・・・を感謝します。

・・・をお願いします。

イエス・キリストのみ名のよって祈ります。』

こんなパターンです。お祈りされてみて下さい。

※本日は、ここまでです。お読みいただいてありがとうざいます。

良い1日をお祈りします。

2021年6月23日(水)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿