新潟では、1月31日のTV、また2月1日の朝刊で大きく取り上げられていたことに、1月の新潟市は104年ぶりに積雪ゼロを記録した。最低気温が零下となったのもわずか1日しかなかったという。
地元の人達の間では「春」の言葉が交わされているが、「何か起きる」と気味悪がる声も耳にする。虫の発生、野菜の甘味にも影響するようだ。
先日、富山のラジオで聞いた「雪とどう付き合うかが我々にとって大きなテーマだったが、実際にこんなに少ないと生活は楽」とのコメントが記憶に残っている。「自然の程々ということのむずかしさ」というものとワンセットだったが、もし来冬もこんな状態だったら、雪国の風土自体が急速に薄れていくように思う。
少雪のありがたさは、雪と付き合う覚悟を麻痺させるのに十分だろう。
新潟の、他の日本海側の街・町の本来の縁取りを、まだ自分は見ていない。
地元の人達の間では「春」の言葉が交わされているが、「何か起きる」と気味悪がる声も耳にする。虫の発生、野菜の甘味にも影響するようだ。
先日、富山のラジオで聞いた「雪とどう付き合うかが我々にとって大きなテーマだったが、実際にこんなに少ないと生活は楽」とのコメントが記憶に残っている。「自然の程々ということのむずかしさ」というものとワンセットだったが、もし来冬もこんな状態だったら、雪国の風土自体が急速に薄れていくように思う。
少雪のありがたさは、雪と付き合う覚悟を麻痺させるのに十分だろう。
新潟の、他の日本海側の街・町の本来の縁取りを、まだ自分は見ていない。