「ほんまにそげなこと計れるの?」と訝しい思いだけど、これがうひゃうひゃに面白い。まじ、慣れるまでは珍しくて何度も計りに乗ってしまる。今朝だけで10回は乗った。ロードーがカコク(にやっ)だからどどんぱ食べても微妙に減っているとはいえ、減って困るような体重でもないし、加齢でおちる基礎代謝は高めておきたいんだけどにゃ。
辞書無しでもやってける暮らしをしてるんだなぁ、と改めて納得しながら、ようやく電気屋さんに出かけた。
そこで、
むすこがさりげにわたしにみせびらかしたipodとそのプライスカードをしげしげみつめ、むすこが軽そうに鞄にしのばせていたHDもじっくり比較検討し、進化するデジカメに呼び止められたような気がして足を止め、来月から料金体系が変わるらしいからそろそろ機種変えでもと携帯電話を手に取り、このパソコンにTV導入すべく水鳥氏が調べ上げてくれたキャプチャーカードといふものを捜索し、いよいよ大画面になってきたこのごろのパソコンに驚嘆♪しつつ、
ニッケル水素電池単4形2本を購入したにょだ。
ほしくない?ほしくない?
最後の大画面はムリとしても、
あとは買っちゃえばなんとかなるかもょほほほほ
と
悪魔の囁きに、
大きな顔しているわりには
ちいさな


この石垣でやり残していることがある。
それを遂行したら、那覇行きに乗り遅れるかもしれない、
でも、やり残してしまったら、それが夢に出てくるかもしれない。
それ、って、
それは石垣牛ですが、
石垣牛を食べずして、
それも石垣の「やまもと」の牛を食べずして、
牛を知ることなかれ
とは
この旅中、肌身離さず持ち歩いている
『沖縄上手な旅ごはん』(さとなお 著・文書文庫)
に宣言されている。
でも、
残念だけど、断念しました。
地図を片手にかの「やまもと」目指して歩き始めたけど、
搭乗時間が刻々と迫り来て、もう心臓に悪い。
牛は・・・むり・・・。
あきらめて、ささっと海鮮丼をかきこみ、
バス5日間フリーチケットの最後の提示を終えて、
空港行きのバスに乗り込みました。
ところが、
この那覇行き飛行機、
どぼぼんのぼころことんぴんしゃん。
なんと、
ひっぱるひっぱる、
「遅れております。」「遅れております。」
のひっきりなしのアナウンスで、
とうとう
90分遅れ。
それならそうと、知らせてくれてたなら
石垣牛に未練を残さずにすんだのに、無念にゃり。
那覇のレンタカー屋さんやホテルに
連絡とりながら、はらはらして、
もう、那覇のホテルに到着したのは、
一日が終わる頃になっちゃった。
疲れたぁぞっ!
でも、深夜のドライブに出かけました。
本島はナビ付レンタカーで正解でした。
4日目
那覇へ飛ぶのは夜。
なので、
西表島に寄り道してから。
東と西に観光スポットのある西表島ですが、
今回は滝に惹かれて西へ。
浦内川を
遊覧船で上り、
滝までトレッキング
そして、
大好きな
↓で下るツアーに参加しました。
軍艦岩・山道入り口から
景色を満喫する余裕もなく、
植物や小動物を見入る余裕もなく、
ただひたすらにひたすらに
滑りやすい不安定な足元だけを見つめて、
やっとたどり着いた
マリゥドゥの滝、カンピレーの滝、
せっかく写真に収めたのに、
残念ながら、消えちゃった。
トレッキングから戻るとお昼ご飯ですが、
浦内川観光ツアーの昼食は
古代米(たぶん)のおにぎり
パパイヤの煮物
などなど、
地域色がちゃんと出ていて、
身体にやさしい味付けで、
とても美味しい。
さて、日焼け止めをたっぷり塗り直して、
↑ヤエヤマヒルギ(たぶん)
マングローブを眺めながらカヌー下りです。
どこに置くのか?これ積んでそんなに川に行けるのか?体力は?
だいたいカヌー費用の捻出は?
という現実問題はするっと抜け落ちて、
一時は
本気でカヌーが欲しくて、カヌー展示会にも足を運んで、
折りたたみにしようか、とか、二人用がいいのか?それとも一人用か?
という妄想が広がったこともあるけど、
今はすっかり
こうやって、ちょこっと観光の折りに乗せていただけたら、
とえぇ、もぅ、すっかり落ち着いて
あきらめ・・・
きれない。
カヌーに乗りたいにゃ♪
満員電車に乗るのはきらっ。
潮のひいた地面をピョッ!ピョッ!と跳ねる とんとんみー、
砂泥地の5mm(たぶん)ほどの穴からピョコピョコ、カオを出す
シオマネキ(かにさん)
信じられな~いけど食べられる手のひらいっぱいパーよりももっと大きい
シジミ貝のシレナシジミ
齧るとしょっぱい葉っぱ
ぬかるむ陸、マングローブの林では
面白い生き物が見られます。
3日目 これ以上のめり込んではいけない、とオトナな理性も海中の魅力の前には無力でした。
目覚めると、真っ先にホテルの朝食をしっかりとって、
次には民宿マエザト白保のシュノーケルツアーに申し込みの電話をしてしまっていた。
午前中 バンナ公園へドライブ。
入園無料*展望台が点在するドライブロードあり♪
午後 民宿マエザトのシュノーケルツアーは、
シュノーケルポイントを十分に案内してくれて、
危険エリアに触れなければ、あとは自由に泳がせてくれる。
堪能♪
その上、低料金です。
どうして旅行が好きかといったら、
旅先では、
朝起きて、考えることといったら「今日は何して遊ぼうか」
夜起きてて、考えることといったら「明日は何して遊ぼうか」
頭を悩ますといったら「さて、どれを食べようか」
作らなくていい、洗わなくていい、拭かなくていい。
少しのお金と時間を交換しなくていい。(多大なお金と至福の時間の交換はあるけんど)
労働からきり離された時間のなんと楽しいことか。
さて、
2日目
本日の目玉は「体験ダイビング」
”海に潜る”は、わたしのやりたい事!の筆頭格に長年位置づけられている。
午前中
R79を車で北上。
走りながらR206に抜けたのか、R390に抜けたのか、もうすでに記憶は曖昧。
なにしろカーナビをつけてなくて、勘と地図を頼りに道なり放浪ドライブでもなんとかなりました。
とにかくぐるっと周る。
垂直視界には青い空・白い雲。
水平視界は緑の葉っぱ・そして、碧くて、翠で、海。
午後
体験ダイビング。
シーマンズリゾートクラブホテルの女性インストラクターに丁寧な指導と優しい誘導(というか、しがみついていたんだけど)をしていただいたおかげで、不安もなく海の中へ行くことが出来ました。
そして、
ヤバイことに、
海の中の虜になってしまった。
うわ言が頭の中を駆け巡るように、
身体が海に浮かぶ感触、
海底に向かう時の、呼吸を整えるためにまずは気持ちを落ち着ける
あの心の動き。
ふと、切り込まれたような海底の美しさに引き込まれそうな誘惑と
底無しの恐怖感とのせめぎ合い。
視界いっぱいの珊瑚礁と鮮やかな色彩の魚・魚・魚が、
ど・どうしたらいいんだ・・・
脳裏から離れない~。
と言ってますが、
潜れたのはせいぜい深くても5Mくらいのはずです。
それでもとりこです。
あ~どうしたらいいんだ。これは恋の初期症状ですね♪
夕方、
唐人墓へドライブ。
それはさておき、
離島桟橋すぐそこのバスターミナルからホテルに向かうこと50分。
本来なら、のんびりゆったりと地元のバスならではの時間を過ごしたいところなのですが、短期間で気ままな島巡りをしたいわたしにはつらい所要時間、50分、往復100分。おまけに夕方6:10が最終バス。これには参りました。慌てふためいて、レンタカーをレンタルしようと携帯電話にレンタカーショップを奔走してもらい、4軒目でやっと「1台だけならちょうど空いてます。」
9月の中旬、ツアー料金もカクンと落ちる時期とはいえ、この地はまだハイシーズン。空港でも街中でもレンタカーショップに問い合わせている人達、なかなかきびしい状況のよう。すぐに最終1本前のバスに乗り込み、車をレンタルするためまた市街地にとんぼ返り。所要時間50分。(←しつこい)
レンタルショップのご主人に
「車が停められて、安くて美味しい食事が出来るお店、この辺にありませんか?」
とおたずねしたところ
「居酒屋でもいいですか?」
「あー、いいですね~」
ということで、お目当てのお店へ。
たまたま相席させてくださった方が
おもむろに
「実は、わたしこの店の経営してるんですよ」
というわけで、
ちょこっといろんなお話を聴かせてくださいました。
本職は不動産業を営んでいらっしゃるということで、
冒頭の言、「需要と供給のバランスが、まったく取れてませんからね。
需要の方が多くて追いつかないんですよ。」
この方が各地を放浪した挙句故郷に戻りバブル期に不動産業に入った背景は、
『八重山・島社会の風景 』(真栄城守定 著・ひるぎ社おきなわ文庫)
を読むと、なんとなく浮き彫りになる。
なんだ、そうだったのか。
あま~い夢みて~いた♪わたしの仮想住宅?がまたしても遠ざかる。
遠い夢より近くの食欲。
目を奪われるお品書きの数々も、一品ごとにオーダーしたらそうそう食べきれないので、残念だけどセットメニューを注文。
グルクンの唐揚げ
ミミガーのピーナツ和え
ラフテー
お刺身
もづく
等々・・・。
食べきれないのでミミガーとラフテーは持ち帰りをお願いしてしまいました。
これで、ホテルに戻ったらオリオンビール。