みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

洋服屋さんに行列!

2008-09-28 13:40:10 | 散歩する
先日、20代の若者二人と一緒にご飯を食べたら、H&Mが日本に来ましたね!と教えてくれる。一瞬、HMVの紛らわしネームでCD屋さんが出来たのか、と思ったが、zaraニュアンスの洋服店なのだそうだ。そういえばzaraもこの二人に教えてもらったのだった。「ほぅほぅ、そのえちえむとかゆうのはどこにあるの?ばぁやも連れてっておくれ。」と案内してもらったら、まんず、まあ、驚いた。

新橋駅近くまで長蛇の列!行列といえばらーめん屋さんのわたしはびっくりしたね。

「はっ?!並ぶんですか?まじで?」
と呆れられたが、怖いもの見たささ、ばぁやは。

長蛇の割には、収容人数が多いから15分ほどで入店できる。

このH&Mが出来た通りには、zaraやユニクロもあり興味深い流れで人が動く。ばぁやは〆はユニクロ。いややっぱりここはなんだかほっとするね。と無意味に感慨深くなりながら彷徨ったのだった。

H&M組み合わせによっては利用価値が高いかも。って思いました。
でもね~と思った問題点は、ちゃんとここここやらに書かれてありました。

H&Mに行く途中、通行人が次々と足を止めては眺めてしまう、ウィンドゥディスプレイが!
なんだか、いやにひどい写真でこれじゃ何が面白いんだかわけわかりませんが、
BARNEYS NEW YORK銀座店のウィンドです。
雑誌Beginとのコラボだそうで、その辺のことはばぁばにはいま一つピンと来ないものの、
まぁ、こんなインパクトあるディスプレイ初めてです。

ひとまずここにもぐりこむ

2008-09-28 12:43:13 | みる
緊急避難場所のように映画館にもぐりこみます。特に緊迫した事態にあって避難しなきゃならないわけでもないけど、暗闇、大勢の他者がいるのに関係を持たなくて済む、どこかの誰かが楽しませてくれようとしているものがスクリーンに映されている、それをみるのに受動的にも能動的にもなれるしどちらでいようとも何の利害も無い、時と場所の選択肢が広い、なんてあたりがライフバランスを保つ避難場所となっている気がします。そういうわけで、以前は思考に緊迫感をもたらすような映画を好んでいましたが、今は、思考を刺激しなくても単純にわくわくする楽しい映画が好きです。と思わせてくれたのが、

ハムナプトラ3
シリーズものらしいのですが、まったく知りませんでした。
ふらりと行ったチケット窓口で時間的に見合う映画がたまたまこれだった。
チケット買う時は、”ハムナプトラ”というのはインディジョーンズのサブタイトルだったのか~、なんて多分、常識的にはありえない思い込みをしてインディージョーンズをみるつもりだった。
気づいたのは映画が始まってから。
でも、ひたすら楽しかった。

とは言っても

幸せの1ぺーじ
もちろん好みによるけど、でもこれは、おそまつでした。という感はぬぐえない。

ウォンテッド
アクションでお腹いっぱいになりたい人にはおすすめ。
楽しいんだけどね、でも、暴力シーン連発はどうしても苦手。




足りないの?余計なの?そうではなくてそもそも違う?

2008-09-23 23:20:50 | みる
先日、『おくりびと』を観ました。

山崎努も本木さんも余さんも焼き場のおいちゃんも、見ようによっては広末さんも、もちろん吉行さんも、良い。とても良い。むしゃむしゃ食べるシーンも良い。むしゃむしゃ食うだけならとても良い。だけど、全体の文脈の中で何か意味ありげに見せようとするのは、興醒め。久しく会ってない父ちゃんが握りしめている石に意味を持たせるのも興醒め。チェロ弾きから納棺師への転職を果たした男の変化もその妻の変化も少し良い。でもちょっと妻の描かれ方がうすらぼんやりしててへん。田舎の田んぼか畑かでチェロを弾くシーンが執拗に繰り返されるのも、デューダ男の内面のイメージシーンならそれではない他の表現も見せてください、という気持ちになる。

と、折々興醒めしながら、ずっとじゅるじゅる泣き通しで観た映画でした。

出来るなら明日も行きたい読売名曲

2008-09-22 00:25:31 | きく
2008年9月21日
芸術劇場14:00開演

ブラームス
ピアノ協奏曲第1番

ブルックナー
交響曲0番

指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ピアノ ジョン・キムラ・パーカー

久しぶりの演奏会でした。
いそいそと出掛けて早目に池袋に到着したのに、
ちょっと時間あるから買い物の下見をしようとふらふらしたのがいけなかった。
見積もり甘いのは重々自覚しているから、自重しているつもりが自嘲しなきゃなんないはめに・・・ふらふらしているうちに気がつくと、東武デパートの時計は2時。大好きなピアノ協奏曲の大好きな第一楽章に間に合わなかった。

ホールで聴けたのは第2楽章からでしたが、ピアノがとても魅力的でした。
ブラームスピアノ協奏曲1番は、怖いくらいの気迫のようなものを感じてちょっと引き気味になりながらも、他のでは物足りなくしっくりくるのを探せずにいて、ツィンメルマンとラトルのCDに耳慣れたわたしにとって、今日の演奏は切り口が全く違う新鮮な印象を受けました。時間的にムリですが、第1楽章を聴きに明日サントリーホールに出掛けたいと切に思いました。

ブルックナー0番は、ごめんなさい、眠っちゃいました。ナンとかに真珠。かんとかに小判。

ん・・おとなのおとこ・・って・・・スカイクロラをみた。

2008-09-05 01:59:48 | みる
制する者は、頭良すぎて病んじゃう、病んじゃいつつ、しこたましぶとく生き続ける・・・それでいいのだ。という声が聞こえてきたような気がするスカイクロラでした。ポニョ、にんげんになる!足ほし~!と全身丸ごと思いになれば、ずぼん!と足が出てきちゃうポニョ式猪突猛進に、そうだホレホレ行け行けドンドンと思うわたしには、スカイクロラに登場する人々は何とも奥ゆかしい。おとなのおとこは姿を見せないし(実はシャイなのだろうか・・?)おとなのおとこは負けないし(やはり、何かを変える気はないやつなのか・・?)頭良すぎる女は死にたがって、気取ってるわりにけっこう酔っ払いだし。あなたがいなくてもあなたがいるから大丈夫、と世界は同じに回ってる。つまりはそういうことだ。という声も聞こえてきた気がしたスカイクロラでした。

映像、すごいです!

ポニョみたよ!

2008-09-02 00:55:53 | みる
(たぶん)チキンラーメンを食べるポニョと宗助と(たぶん)チキンラーメンを夕食にするリサ。そう、どんぶりに即席ラーメンあけてお湯を注いでの夕食場面が好きでした。魔法で大きくなった船でリサを探しに行く時、崖の上の家のサッシ窓を開けたまま出航しちゃうでしょ。あれははらはらしたね。留守中に家の中まで海中になっちゃったら困るんちゃうかな~なんて。すでに蛸は家宅侵入しちゃってたし。
逢える、と思ったら電車の中でもさらに走り飛ばしたくなる衝動、津波巨大魚が連れてってくれてるのに、ポニョはその上を駆け抜けてる!素敵。
宗助の「少年」もリサの「女性」もトキとヨシエの「老」も素敵。