みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

ショスタコーヴィッチNo.7/東京交響楽団

2006-05-29 01:39:59 | きく
5月27日(土)18:00開演
サントリーホール

ショスタコーヴィッチ

ヴァイオリン協奏曲第1番
交響曲第7番《レニングラード》


指揮 ドミトリー・キタエンコ

バイオリン 川久保賜紀

東京交響楽団


毀誉褒貶の中にあったという7番。
音楽の圧倒的な力が外に向かい内に向かいが繰り返されてゆくなかで、これをライブで聴く時、否が応にも士気・・いえ志気かな・・の昂まる側面とカタルシスを感じずにはいられない曲でした。

ニールセンNo.4/都響

2006-05-29 00:10:08 | きく
5月16日(火)19:00開演
サントリーホール

ニールセン:歌劇「仮面舞踏会」序曲
チィコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ニールセン:交響曲第4番《不滅》

指揮 ヨゼフ・スウェンセン
ピアノ ニコライ・ルガンスキー
東京都交響楽団

メイトでA席をゲットできてまずまずの滑り出し、おまけに指定の席左側、ずらっと空席。休憩後にはちらっと席移動してちょっとひとりの空間を確保してしまいました。名前を何となく聞いたことはあるけど、のニールセン。ひとりの空間を確保できたおかげで、演奏中にもじっくり眺めることの出来たプログラムに案内人となってもらいながらの鑑賞、これが功を奏したのでしょうか、ニールセン、ブラボー♪
早速、図書館で借りて交響曲全集揃えることが出来ました。図書館、感謝。
ニールセン、不思議と大雑把な音のPCで聴いていても、かなり良い。第3番《ひろがりの交響曲》だって、1楽章冒頭から惹き込まれます。

チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番、そうきっとあまりにもポピュラーな曲(なんだと思う)と曲名が初めて一致した日だったのです。中盤ほどからはさすがにピアノの技巧の流麗さに感嘆する場面もありましたが、技巧と好みとは、また別のものなのだと気づいた日でもありました。
ブラームスのピアノ協奏曲をCDで聴いた瞬間に魅了されたツィンメルマンの来月の演奏、ライブではわたしにどのように響いてくるのでしょう。いっそう楽しみです。

プログラムに寄稿されている文章に目を通すことはあまりなかったのですが、
今月都響のプログラム、宮本文昭他の座談会で、ベートーヴェンの4番、ブルックナー4番と8番が紹介されていました。するっとこれも図書館で。ブルックナー4&8収穫でした。


チャイコフスキーNo.6/読響

2006-05-28 23:24:56 | きく
5月15日(月)19:00開演
サントリーホール

チャイコフスキー

交響曲第2番《小ロシア》
交響曲第6番《悲愴》

先月のショスタコーヴィッチでは、とほほ遅刻をしてしまったため、指定席に座れなかったのですが、今回が入会後初めての指定席。いくつかのオーケストラの中でたまたま読売に最初に入会したので、奮発した席でした。入会が重なるにつれて、経済事情が席選びを圧迫してきてしまいます。この席、音の聴こえ方がいつもと違う!わたしはまだ耳だけでは楽器と音が一致しないことがあるのですが、目で楽器を耳で音を追えるストレスのない視界の広がり、良い席の心地良さを充分堪能できて、それだけでも嬉しい。チャイコフスキーはホールで聴くのは好きですが、普段聴きたいかというと、ちっとも、なのです。では、普段でも聴きたくなるのはどんなんだろ・・・というと、翌日の・・・

マーラーNo.2 日フィル

2006-05-28 23:06:46 | きく
5月12日(金)午後7:00開演
サントリーホール

マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》

指揮 ハルトムート・ヘンヒェン
日本フィルハーモニー

肉声苦手なはずでしたが、アルトの独唱が心に残っています。

今日、帰宅するとちょうどシノーポリのマーラー《復活》がテレビで放送されていました。じっくり耳を傾けたかったけど、どうも居間のテレビでは無理。
「マーラーなんだって、ほれ!」と声をかけてくれた母も「あやや、やっぱりここでテレビは駄目だわ。行くとこ行って聴かなきゃ、落ち着かないねぇ」とこぼしていました。わたしは、ホールに行って聴くことに専念できる時でさえ、音楽が聴こえてきたり、ちっとも入ってこなかったりします。空間もさることながら、精神状態や体調にも大きく左右されてしまいます。

モンサンクレール

2006-05-14 04:06:48 | たべる
・・・おいしかった!
   フルーツが少し入ってたのが難だったけど、
   でもレアチーズ大好きじゃない人にとっては良いアクセントになりそう。
   95点。
 
レアチーズフリーク(?かな)のモンサンクレール・フロマージュクリューへの賛辞。

雨の降る日、5月なのに傘をさす手が冷たくなって行く距離を自由が丘の駅から歩くとお店に着きました。知らないとちょっとわかりにくい場所。わたしは駅前からお店に電話をして教えていただきました。11:00開店間もない頃はすぐオーダーできるほどの客数でしたが、あっという間に長蛇の列になっていました。お店入り口に並び方の説明張り紙が掲げられていることに、納得です。

『パティシエ世界一~東京自由が丘「モンサンクレール」の厨房から~』(辻口博啓・浅妻千映子 光文社新書)は一章「ショートケーキ」のエピソードから始まり、そこでスポンジへのこだわりが語られています。わたしは一口いただいた瞬間、あ、これは好きなスポンジ、でした。卵風味濃い目の黄色いスポンジが好きなのです。

清美オレンジのシブーストも旬の素材と好きなシブーストの組み合わせを楽しみにいただいてみたのですが、清美の酸味がシブースとの甘さと溶け合っていない対立してる気がしました。これはわたしにはちと残念。

マインドが熟していても術が育っていなければ届かない、ことは往々にしてあります。目指す地点に立とうとする時にはこのバランスが大事、なんだけど、マインドを表現する術を育てるのがわたしは難しいタイプ。『パティシエ世界一』辻口氏のマインドを表現していく術の強靭さをこの本に読みながら、そんなことをふと思いました。

あんず大福

2006-05-07 02:22:40 | たべる
あきない味なんだろうね・・
しばらくするとまた食べたくなるんだよ・・きっと・・

カショウ・ショウアン・・?
知らなかったわたしでしたが、

お店へ電話をして聞いてみました。

・・前日の夕方頃買って、翌日いただくというのはだめでしょうか?

いえね、だめ、というわけではないんですよ。でもね、おすすめできないんです。やっぱりほら、おもちの食感が違いますでしょ。


う~む、
やっぱり。
そうだよね。
(しかたがない)
いざ早起き覚悟。

果匠 正庵、お店に向かう電車の中で、
「本日、あんず大福の入荷が遅れております。午後1時頃の入荷予定です。」
と電話をいただき、 う〜む丁寧な応対に感嘆しつつも、
なにしろこのお目当てのあんず大福をこうたら、
とんぼ返りしてお土産にして出かけたいわたし、がっかり。
早々、12時ちょっと過ぎにはお店に着いてしまい、そのまま店内を散策しようかとも思いましたが、ちょっと勇気をだして、
「あの・・予約をしておりまして、電話をいただいたのですが・・」
と声をかけてみました。
すると
「あ、よかった。ちょうど予約の方だけに先に届いた分をご用意していたところです」

ほんの数個の予約しかしていなかったのに、うれしいですね。

ちょっとしたハプニングが起こるともかぎらない。

大切なひとと一緒にいただきたいあんず大福は
予約をしておくのが良いかも。