みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

書を観る・書を聴く

2005-05-29 23:56:23 | 散歩する
書道展を観るため銀座へ。何年ぶりだろうか。
外国人のギャラリーも多く書家自らの作品を語る解説は英訳され、書家の日本語解説と通訳の英語バージョン両方を聴ける幸運な場面に居合わせることが出来た。出掛けに母が「やめてほしい」と憮然としていたアオザイを着ていったため、会場では外国人関係者と間違えられてしまい母の憮然に根拠を与えてしまったが。

大人になってからよちよち手習いしたことのある書道だけど、わたしは書の見方もとんとわからない。それでもこういう時、自分なりの基準を持って楽しめるのは、筆を持って半紙を山のように費やしても費やしても到底満足するものなど出来なかった経験があるおかげだ。

それにしても書家と外国人ギャラリーの質疑応答は興味深かった。
文字一字一字が持つ意味、それが熟語となった時の字の比重、白と黒の静と動のバランス、等々
深く知ってなきゃそれは出てこないなぁという質問をするギャラリーにはエキゾチックなものへの知的好奇心が端緒となって、次第に厚みを増してきた知性が感じられる。

interviews

2005-05-25 02:23:59 | よむ
宮台真司1994-2004

なにしろ大量の宮台真司発言集なので、ぱっと開いたところを
興味ひかれるまま読んだり、ひかれないまま飛ばしたり、
電車の中でそんな読み方をしている。

笛を吹くような発言にわくわくさせられたことも多々あった当時の言葉を
今、一度読み返してみると、けっこう乱暴な(緻密じゃないという意味で)こと言ってたんだな、
と思う部分もあるし、改めて、本質と問題点を指摘する鋭さと整然さにやはり(心躍る本などまず出会えなくなった自分ながら)心充分動かされる部分がある。

あきるんです。

2005-05-21 02:59:42 | ぼぉっとしたり
困ったことに。が→になっちゃえば。いろんなことに。

だからといって、

いつまでも

ぶってるわけにもいかない。


朝、電車に乗るのも
夜、電車に乗るのも
たどりついたら~♪
いつも・・・雨降り・・は間もなくだけど、
ルーチンワークも



「わかんない」「できない」ことだけし続けられたら
苦難に満ち過ぎた幸せ。な気がする。









はあきないんだろっか。


薔薇

2005-05-21 02:38:53 | ぼぉっとしたり
旧古河邸庭園は蕾だった。和洋折衷の庭のさまを、をかしうおはす、などど言いながら身の置き所のなさを感じているのもをかし。コンサートをするなら野外とはいえ、せっかくの美しい音色がいたわしいものになってしまわぬよう、ある程度は音響に気を配ってるほうが好ましい。一番興味惹かれたのは洋館の中。入ってみたいな。


200505141900

どうしてゴッホは女の気配が薄いのだろう。

2005-05-06 01:52:25 | みる
薄いわけではないのかもしれない。後の人々が作品を残した人々のどこに焦点を当てるかにも依るのかもしれないけれど、ゴッホが最初に恋した相手は婚約済みで敢え無く失恋、次に求婚した女性は子持ちの未亡人、これもあっさり失恋。その2年後同棲に至った女性は子供と性病を持つ上に妊婦の娼婦。この関係からゴッホ自ら遠ざかり、翌年、8歳年上の女性と恋愛関係に入るが、相手の女性は服毒自殺。2年経て、カフェのママと親密関係でようやく(わたしが勝手に)安定感が感じられるけれど、また2年後には、なんとゴーガンと一緒に暮らし始めちゃう。「いや、違うだろ、それ。」なんてわたしが思うのは、お門違いだけど、思っちゃう。若干34歳どす、この時ゴッホさん。たしかに、遍歴は薄くない、濃厚ですが、もしも、死の近くにふらつきがちな男がいるとしたら、女がその男の生のたずなを握ることが、もしも、あるとしたら、いえ、あると思うのですが、ゴッホさんにはそれが感じられない。
そう、それが感じられない寂しさにつつまれ観た東京国立美術館にて開催されているゴッホ展でありました。

芋焼酎~part5~

2005-05-05 01:47:02 | たべる
「しこみ黒」・・・一口目は(うっ、あまり好きじゃない。)となんだかちときつい印象。ところが、たまたまその日手に入ったかつおの刺身を一口いただき、さらにしこみ黒を二口目、あらっ!どんぴしゃ。酒と肴の取り合わせの妙を今まで知るはずもなかったのですが、また一つ開眼。

飲み比べ、もう一方は

「黒帥」・・・よくビールラベルにみる「淡麗」という文字、どんな味かわからないけど、この淡麗という響きと黒帥の味はリンクしますた。さらりとしてクセがない。芋焼酎のとろりとした甘みに魅せられていましたが、黒帥のさらりはいけます。肴は濃い目のものとは(わたしは)合いませんでした。本日昼過ぎに仕込んでおいたこの時期定番、若筍煮とは相性が良い。お魚なら白身・野菜ならきゅうりや大根の生料理か煮物でもかなりの薄味なら合いそう。冷奴・湯豆腐・湯葉なんてどうかしら。


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ほか、

「くろ」と「黒霧島」・・・黒霧島はとろりで好きです。くろの方はわたしにはあかん。
ところが、
本日の美容師さん情報によると、
「赤霧島」という少数派焼酎があるらしい。どうも、かなり美味いらしい。
さらに「伊佐大泉」というのも美味しいとのこと。

また、酒屋さんに行く楽しみが増えました。



次回は梅雨明け頃かな

2005-05-05 00:28:12 | 散歩する
◆パーマの強さはどうしよかな・・・?
◇仕上がり次第でどちらでも・・・。
◆次回はいつごろ・・・?(笑)

ライオンの鬣のようになって美容室に駆け込むいつものわたしを半分からかう質問。
夏に向けては一くくりにするので、さて梅雨明け訪問はあるか・・。

右手と左手

2005-05-03 23:56:28 | 散歩する
左右の手の大きさと指の太さの違いが気になる。
特に右指の第二関節は手の使用年月とともに変化が著しい部分だからよけい。
ごつい印象を与えていまいか、と気にかかるのでいっそのこと握手の時は左手を差し出したくなる。

・・・それから助手席に座る時も。