みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

『カティンの森』そして8月のDVD

2010-08-27 22:44:32 | みる
DVD解禁になりレンタル待ちをしていた『カティンの森』が届いたのだった。

映画の舞台となるポーランドを改めて地図でみると、この国の位置そのものが悲劇を孕んでいる。1939年9月、ポーランドは東からドイツの侵攻を受け、さらに西からのソ連軍の侵入をも受けワルシャワが陥落する。ポーランドがソ連とドイツの統治に分割された直後、1万人以上の将校、エンジニア、弁護士、大学関係者、等この国の頭脳となるはずの膨大な数の人々が銃殺されてしまうカティンの森事件が発生した。
事件の責任の所在が明らかにされるのは1990年。50年以上もの間、ドイツとソ連及び周辺各国の利害に翻弄され、真実を歪めることによって生き延びなければならないポーランドの人々の悲しみが、ワイダ監督の母をモデルとした女性を軸に静かに描かれている。

アンジェイ・ワイダ監督『カティンの森』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ペイ・フォワード

 愛を読むひと 【Blu-ray】【完全無修正版】

 2012(ブルーレイ)

 太陽の帝国 特別編

 グラン・トリノ(ブルーレイ)

 96時間

 サイダーハウス・ルール DTS特別版
 

トビラが開いた日

2010-08-26 00:26:12 | ぼぉっとしたり


先行誕生日プレゼント第2弾というサプライズ。

おかげで、
1年以上も開かなくてあきらめていたアクトビラが開き、
何のためのtouchなんだか、とさんざん言われながらも
音楽専用機だけで満足していたipod touchがネットにつながったぁ!!

ところで、
TSUTAYAさん。
まだ隅々まで見てないのにいうのもなんですが、
アクトビラ期待していたよりも、
なんだか魅力に乏しいような・・・
これからの魅力ある進化を期待したいです。
ほんと、TSUTAYAさん、
おねがいします。


・・・・・ん???
ここまで書いて、ふと疑問が湧いたのでちょっと調べたら、
「TSUTAYA TVがアクトビラから独立」ということが
起こっていたらしい。

ふ~ん。

じゃ、画面に出ていたTSUTAYAのロゴはなんだったんだろう。

とにかく
アクトビラのコンテンツが魅力ある形で提供されることを
期待しています。


八月の落語

2010-08-25 21:57:00 | きく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・上野広小路亭

◇泉水亭錦魚
 お菊の皿

◇立川キウイ
 たがや

◇土橋亭里う馬
 蛇含草

◇立川談幸
 持参金

-- 仲入り --

立川平林
音信不通のため欠席

◇立川談笑
 金明竹(津軽弁バージョン)

◇立川雲水
 次のご用日


・・・・・・・・・・・・・・・・・・浅草演芸ホール

◇柳家権太楼
 代書屋

◇柳家さん喬
 そば清

◇林家鉄平
 花筏
 
◇林家三平
 蝦蟇の油

◇古今亭志ん橋

◇入船亭扇遊

◇柳家喬太郎
 路地裏伝説


・・・・・・・・・・・・・・・・・・八月のらくごくらく

ツィッターで立川談笑さんを知った。
膨大な数のフォローをきちんと返し、
落語ファンの質問にきちんと応える姿勢に
エネルギッシュな人だと思った。
TL上に並ぶ発言は熱かった。
そして時々、やぶれかぶれ、だった。
でも、この人は、
「気ぃ抜いたって、手ぇ抜いたって、そうそうわかんないからいいって」
というようなところを、抜かないんだろうな、きっと、と何となく思った。
だから、
立川談笑を聴くために広小路亭に出掛けた。

こうしてツィッターと談笑さんは、
広小路亭が何のための建物なのか、
いま一つわかってなかったような人を
一人、落語ファンとして獲得した。

浅草は
初・三平さん。
『蝦蟇の油』の口上
そりゃぁもぅうすごかった!!

わたしは、正蔵さんも三平さんも好きなんだけどなぁ・・・。









寄席の夜席が5時台開演な件について

2010-08-24 23:02:41 | ぼぉっとしたり
ええ、その件についてはとてもつらい思いをしてるんだ。平日の5時開場5時20分とか30分とか40分とか開演だと無理なのよ、開演から会場に居るのは。するってぇと、中入り後からだよね、まともに聴けるのは。確かに、中入り後にはお客さん増えてるもの。でも、同じ料金で中入り後からしか聴けないのは腑に落ちないと思うわたしはケチな了見しかもっていない。仕事中の午後4時頃までは、今日は行くぞ!落語行くぞ!と週に3日位は思ってる。かなり強く思ってる。でも、5時回る頃になると、仕事終わって、ほっと一息もつかず、お腹空いてるけどご飯も食べず、1分1秒を争うように一目散に寄席に駆けつける、でも、途中からしか聴けないんだ、という行為にかなり疲れを感じるくらいに疲れてきて、仕事が終わるころにはあきらめてる。何回もあきらめた。7時いやそんな贅沢な、せめて、6時台開演だったら、まだ希望が持てるんだけど。なんせ、文字通り昨日今日落語が好きになった私にはわからない諸事情や常識があってのこの時間設定なのだと思うんだけどね。落語聴けないとつらいんだよね。

でも、一番行きたかったのは黒茶屋だった

2010-08-23 23:20:46 | たべる
~武蔵五日市編2~


廣徳寺からさらに歩いて

娘の足はもつれにもつれて声も絶え絶え、のように見えたけど、

並んで歩くっておしゃべりにぴったり。

ようしゃべる、しゃべる。


途中、どんでん返しの雨に降られ始めたところで、

黒茶屋さんへアプローチ。





こんなんに始まり、

特に勾玉豆腐はバニラアイス久リームの味がするような美味しさ。でも甘ったるくはない。




これやあれや食べて




お腹いっぱいになって




お庭を少しお散歩。

さて、次は、瀬音の湯に浸かるためバス停へむかう。

ただただ廣徳寺に行きたかった・・灼熱の武蔵五日市

2010-08-18 23:06:10 | 散歩する



廣徳寺まで歩いた。
廣徳寺いろいろあれど、わたしが娘と二人珍道歩いたのは、東京あきる野市のお寺。
後悔は武蔵五日市の駅を降りて歩き始めて間もなくやって来た。
簡易地図ではすぐそこにある廣徳寺なのに、さっぱり目的地に近づいてる感がない。バスはない。タクシーも通らない。道を聞きたくても人も通らない。やっと見つけた交番でインターフォンを押して、道を尋ねると、出てきてくれたのはおまわりさんではなくおまわりさんの奥様。きっと私たちのような迷える?羊がたくさんいるのでしょう、とても親切に教えてくださる。そして、この灼熱の道中がまだまだ序の口であることを気の毒がってもくださる。さすがに「パトカーで送っていただけませんか」とは頼めなかったので、灼熱の道中を再び歩き始める。バスもタクシーも人も通らないが、地元と思しき自家用車は結構通る。映画の中のことだとばかり思っていたヒッチハイクなるものが、急にいやに現実味を帯びてくる。帯びてくるだけで、度胸はない。歩くしかない。途中、秋川の川石に腰かけ水に足だけ浸し休憩をとる。やっと道しるべが出てくる。とても元気づけられる。目的地までの距離感と方向がつかめない道程ってほんと疲れる。なんだかいいだろ、どうでもいいだろう、いろんなことは、もういいだろう、なんて気持ちになる頃に、ひょいと道端に地蔵が現れる。
この地蔵が廣徳寺参道の入り口。少しして、山門が眼前に現れた時には「来て良かった」
とそれだけの気持になる。過剰な装飾な一切施されず年月を経て凛とした清潔感がこの山門前から漂っていることにしばし呆然と立つ。総門のこの美しいフォルム。

  緑に抱かれひとりすっくと立つ地蔵。

  本堂からみる総門。




今年も花火をみた、かろうじて。

2010-08-18 22:57:38 | みる



待ち合わせをした江戸川花火大会の会場は始終、携帯電話が通じなかった。通じないのは、大会終了前後だけだと高をくくっていたのがいけなかった。
ビールと唐揚げと胡瓜の漬物とおにぎりが用意されていたシートにはとうとう辿りつけなかった。
トイレ待ちに並ぶこと40分以上、今年の花火の大半は、この順番待ちの列に立ちながら見たのだった。