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映画『ハーブ&ドロシー』

2010-10-17 22:10:11 | みる
東京国立博物館平成館大講堂での先行上映会に行ってきました。

映画『ハーブ&ドロシー』公式ページ

10代20代の頃に、熱い思いを注いで好きだったことを、40代50代になっても、ましてや60代70代になっても人生の中心に据え置いておくことは、そうたやすいことじゃない。というか、ほぼ無理と思われている、いや思っている私も。とても好きなことをずっと好きでいること、若いエネルギーで注ぐことのできた情熱を年月と共に育てゆくこと、それは、大きな資金に物言わせたり、思う存分得られる貴族的な時間を費やしたり、ということとは無縁な生活に追われる身でも、仕事に追われる日々でも、世俗にまみれる歳月の中でも、実は出来るのかも、とほのかに灯をともす映画が、膨大な数の現代アート作品を世評を一切入り込ませない自分たちの「眼」だけで収集してきた郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー夫妻のドキュメンタリー。

自分の人生を自分の思いのどこにフォーカスするか。

そして

「二人の眼」で見ることが
自分自身を相手を対象物を育てる、ことに
どんなに強い力を持つか。

そのままでいることが温かいユーモアになるお二人の映像が
そんなことを伝えてくれる。



上野動物園にシロフクロウがいた。

2010-10-03 22:54:27 | 散歩する
素敵なシロフクロウに会えた。





役者みたいだ・・・こんな表情しちゃっってさ。



猿が見たい、と思い立ち上野動物園に行ってみた。
行ってみると、こんなに賑わっている所だとは思っていなかったので、
盛況ぶりにちょっとびっくり。
期待の猿は鉄格子の中で、ゴリラはガラス越しの世界で生きていた。
鉄格子やらガラスやら、ちょっとがっかり。
だからといって、格子やガラスを越えて見て歩きたいわけではないのだけど、
もうちょっと、なんとかならないかな。



はしごでシャガール展を観る予定だったのに、
長蛇の列でした。
20分待ちとのことだったので美術展待ちの中では待つうちに入らない、と言われそうな時間だけど、
何だか、人混み疲れしっちゃったので、本日はすごすごパスりました。
リベンジなるかなぁ。

その上、通りかかった鈴本演芸場の夜トリが柳家小三治さんということで、
3時にはこちらもチケット発売待ちの長い列。
列に並びたくて激しく迷ったけど、チケット待ちから終演までの時間を乗り切る余力が無く
こちらもすごすごパス。
小三治さんチャンス、ぜひまた巡ってくることを祈る。