東京国立博物館平成館大講堂での先行上映会に行ってきました。
映画『ハーブ&ドロシー』公式ページ
10代20代の頃に、熱い思いを注いで好きだったことを、40代50代になっても、ましてや60代70代になっても人生の中心に据え置いておくことは、そうたやすいことじゃない。というか、ほぼ無理と思われている、いや思っている私も。とても好きなことをずっと好きでいること、若いエネルギーで注ぐことのできた情熱を年月と共に育てゆくこと、それは、大きな資金に物言わせたり、思う存分得られる貴族的な時間を費やしたり、ということとは無縁な生活に追われる身でも、仕事に追われる日々でも、世俗にまみれる歳月の中でも、実は出来るのかも、とほのかに灯をともす映画が、膨大な数の現代アート作品を世評を一切入り込ませない自分たちの「眼」だけで収集してきた郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー夫妻のドキュメンタリー。
自分の人生を自分の思いのどこにフォーカスするか。
そして
「二人の眼」で見ることが
自分自身を相手を対象物を育てる、ことに
どんなに強い力を持つか。
そのままでいることが温かいユーモアになるお二人の映像が
そんなことを伝えてくれる。
映画『ハーブ&ドロシー』公式ページ
10代20代の頃に、熱い思いを注いで好きだったことを、40代50代になっても、ましてや60代70代になっても人生の中心に据え置いておくことは、そうたやすいことじゃない。というか、ほぼ無理と思われている、いや思っている私も。とても好きなことをずっと好きでいること、若いエネルギーで注ぐことのできた情熱を年月と共に育てゆくこと、それは、大きな資金に物言わせたり、思う存分得られる貴族的な時間を費やしたり、ということとは無縁な生活に追われる身でも、仕事に追われる日々でも、世俗にまみれる歳月の中でも、実は出来るのかも、とほのかに灯をともす映画が、膨大な数の現代アート作品を世評を一切入り込ませない自分たちの「眼」だけで収集してきた郵便局員のハーブと図書館司書のドロシー夫妻のドキュメンタリー。
自分の人生を自分の思いのどこにフォーカスするか。
そして
「二人の眼」で見ることが
自分自身を相手を対象物を育てる、ことに
どんなに強い力を持つか。
そのままでいることが温かいユーモアになるお二人の映像が
そんなことを伝えてくれる。