感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

名品展

2010-12-27 13:08:49 | 趣味
今、美術館でやっている常設展の「名品展」を、監視員仲間と行って来ました。

毎週土曜日は学芸員の説明会があるので、それを狙って。

当美術館は、その所蔵品の質がいいことが自慢で、今回6000点の所蔵品の中から100点を選りすぐって展示しているのが、この「名品展」です。

西洋画では、ロダン・モネ・コロー・セザンヌ・ルオー・ゴヤ等々。

日本画では、横山大観・土田麦僊・東山魁夷・加山又造・小林古径等々。

日本洋画では、佐伯祐三・藤田嗣治・安井曾太郎・梅原龍三郎・岸田劉生等々。

彫刻では、ロダン・佐藤忠良・ボテロ等々。

素晴らしい名品が揃っているにも関わらず、平日の来館者は10名足らず、休日でも数十人と、勿体無いことです。

この日も、折角の学芸員からの説明会だと言うのに、それを聞いていたのは私達だけ。

それだけに、学芸員からとても丁寧な解説をしてもらいました。

監視をしていると、とても学芸員から詳しい解説を受けると言うことはできませんので、とてもいい経験になりました。

そして、この美術館の所蔵品の素晴らしい価値を、改めて実感したのです。

実は、この常設展は、フラッシュ無しならカメラでの撮影OKと言うことで、私は滅多にないこの機会に、カメラを持って出かけました。

ロビーからエントランス、展示室と遠慮なしにシャッターを押しました。

本当は、その写真を皆さんに見てもらいたいんですが、やはり貴重な作品ばかりで、もし私が公表してしまうことで何か問題が起こってしまうと困ります。

そこで、残念ですが個人的に楽しむだけにしました。
今、PCのディスクトップの背景に設定してあります。

でも、雰囲気だけでもお見せしようと思い、かなりぼかしを入れて加工した写真をご紹介します。


正面玄関を入ったロビーエントランスにあるロダンの「カリアティードとアトラント」です。
本物なのに、ただの柱の装飾だと思っている人が多いですが、凄い価値ある作品です。


日本西洋画の展示室の一角です。
有名な作品ばかりです。


西洋画の展示室です。
この美術館で人気の作品ばかりです。

6000点のあるんですから、もっと沢山の作品を展示して見てもらったらどうかなぁと思います。

そして、ここにこんなに素晴らしい作品が沢山あるってこと、もっと広く知ってもらいたいです。

特に、新潟県民は、もっと芸術に興味を持ってもらいたいです。


※写真はクリックすると大きくなります。