恐ろしい本を続けて読んだ。
平井宏治「トヨタが中国に接収される日 (WAC BUNKO B 367)」は2022年5月発売。
中国に進出する企業は、軍民融合政策により、合弁会社を経由して企業の命である技術を窃取・軍事転用される。核心技術を盗まれ、中国であげた利益を日本や他国に移せない、というよく聞いていたハナシが具体的に書かれている。
佐々木類「静かなる日本侵略 -中国・韓国・北朝鮮の日本支配はここまで進んでいる」は2018年8月発売。
外国人勢力による“支配”が着々と進むわが国の現状、中国人だらけの日本、中国スパイ機関の暗躍、危ない日本の離島、韓国に占領される国境の町などについて具体的に書かれている。
背筋が寒くなる。こんなことを放置していて日本はどうなってしまうのか。
ところが今般政府は、特定技能制度の拡充し、外国人労働者の受け入れを拡大する方向に踏み出した。
低賃金労働者が欲しい業界の経営者たち、この業界からの要望を請け負う政治家、霞ヶ関の関係省庁の官僚、たちがこれを推し進めている。
政党、政治家たちはどうしてしまったのか。安全保障や国益の観点からの議論もないままに、こういう政策が進められていくのはまずいだろ。
自民党がリベラル化して、政治家の質が著しく低下しているからこういう事態になっている。
嫌でも面倒でも、わたしたちは、やっぱり政治にもっと関わっていかねばならないんだなぁ。