[2022年以後] ぼくらの時代、ぼくらの祖国

ヨーロッパで“保守現実派”的な政党が躍進するのは当然。

今日のMIFA(まちだ地域国際交流協会)で休憩時に、ダニエルと先週のスナクとスターマーの党首討論のことを話した。
労働党が支持率で保守党を圧倒してるのに、スターマーはさえなかった、とわたし。
ダニエルも同意したが、それでも労働党が勝つだろうと言った。まあ、わたしもそうは思うが。
党首討論についての各局のニュースを見ながら、スナクがなぜ解散したのか少しわかる気がした。スナクは今回労働党に政権を渡すことは覚悟している。でもスターマー政権はすぐに躓き、保守党に政権が戻ってくると思ってるのだ。そう思えるくらいスターマーは曖昧で、口当たりのいいことばかり言っていた。

フランスの方は1回目投票で国民連合が34%とって第1党になった。わたしが予想も期待もしていた通り。移民難民対策の無策、大トラクターデモが起こるほど農民を苦境に追いこんでる経済失策、ウクライナ支援のために出兵するなどど軽々に発言したり、で国民はうんざりしてるのだから。その空気がぜんぜんよめてなかったから、自分がルペンに負けるわけないと解散した。後悔してるだろうが遅い。
注目されるのは、フランスのマスコミが国民連合が「極右」だという表現をいつやめるかだ。

イタリアのマスコミは当初メローニ首相のことを「極右」と言っていたが、メローニ政権が高い支持を得ているのでもうそのレッテルは使えなくなった。

メローニの「イタリアの同胞」も、ルペンの「国民連合」も、ドイツの「ドイツのための選択肢」も極右政党ではない。行き過ぎたグローバリズム、国民の審判を受けない左派的なEU官僚、メルケルが開き過ぎた国境などを、現実を直視して見直そうとしているのだ。
困り果てている国民がかれらを支持するのは当然のことだ。
日本もそうだが、欧米の大手マスコミはどうしてこういうふうに偏向するのだろう。
わたしたちは、大手マスコミに頼らず、鵜呑みにせず、インターネットで情報をチェックして、よおく考えないといけないよ。
それができる時代になったことはいいね。











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