僕の“最後の歌”を届けたい「密着 財津和夫 ラストツアー」を飲みながら見てる。いちばん多感な頃ぼくが聴いていたのは拓郎でチューリップはそんなに聴いていないんだけど、なにか書きたくなる。拓郎は1964年生まれの76才、財津は1948年生まれの74歳。でぼくは、彼らより遅れて来た世代だった。全共闘にも新宿西口反戦フォーク集会にもベ平連にもぼくらは間に合わなかった。でもこの歳になったいま思うのは、拓郎も財津も小田も広い意味で同世代。同じ時代を生きた。