「イニシェリン島の精霊」を観た。今年のゴールデングローブ賞で作品賞 、主演男優賞 、脚本賞のほかヴェネツィア国際映画祭、ニューヨーク映画批評家協会でも受賞している。1920年代のアイルランド孤島が舞台だが、小さなコミュニティの中で将来に希望をもてない人間の焦燥感とか、それでも何かしたいともがく生き様を描いている。孤島での日常に何の疑問もなく生きているパードリックと、こんな奴と自分は . . . 本文を読む
「インビクタス・負けざる者たち」は録画したままだったがどうしても今日見たくなった。すぐに引き込まれてファイナルが始まるころから目がしらが熱くなった。大統領は諸君らの貢献に心から感謝するといい。キャプテンは祖国を変えて下さった大統領のおかげですと応えた。国が国民がひとつになった瞬間。南アフリカにアイデンティティが生まれたとき。日本にもこんな瞬間はあった。その大切さも思い出した。こんな時代だからこ . . . 本文を読む
グランベリーの109シネマで「SHE SAID その名を暴け」を見た。ニューヨークタイムズの2人の女性記者がハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行事件を告発した記事を書くまでの闘いのドラマ。面白かった。ハリウッドはこの手の作品は得意だ。日本映画界はあんまりこういうの撮らないなぁ。テレビではNHKが年末に帝銀事件のドキュメンタリーなんかやったけどすごく良かった。映画界の . . . 本文を読む
新海誠監督の長編アニメーション「すずめの戸締まり」のモチーフは東日本大震災。NHKが監督にインタビューした番組がおもしろくてこれは是非とも観ないとって思った。今日はもう冬休みに入ったのか、グランベリー109シネマのシアター6には小学生たちがたくさんいてちょっと驚いた。11年まえのことをこの子たちは憶えているのだろうか。彼らがどう観たのかわからないが、ぼくはヒロインが大震災の悲しみやトラウマに向 . . . 本文を読む
このところ金曜日はグランベリー109でシネマディ。先週は「ラーゲリより愛をこめて」、今日は「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」。ラーゲリはソ連の不当なジュネーブ条約、国際法違反も甚だしい60万人ものシベリヤ抑留の話。過酷な絶望的な状況下でもなお人間らしく生きようとした人々の感動的な実話で泣いたし、北川景子がとっても美しくて。けど、半年後にうちでwowow で見ても同じように泣けただろう。でも . . . 本文を読む
今日は「ラーゲリより愛をこめて」をグランベリー109で。終盤は誰しも涙なくしてみれなかった。周りの人たちも鳴き声をこらえていた。過酷な絶望的な状況下でもなお人間らしく生きようとした人々の実話。感動的で素晴らしい作品だった。辺見じゅん氏の原作は積読いたままで、瀬島龍三の回想録も少し斜め読みしただけだったが。このジュネーブ条約、国際法違反も甚だしい60万人ものシベリヤ抑留については強い憤りを抱いて . . . 本文を読む
昨日BS3で「パリは燃えているか」(1966)を放映していて。途中からテレビをつけて結局最後まで観てしまった。パリ開放の場面で使われていた実際の映像を見ながら、ウクライナの人々の姿が重なった。この時代に散々殺し合いをやった人々、国々はもうたくさんだと思ったはずだったが。いまのこの現代に愚かで残虐な戦争をはじめたのはプーチン、それを許したロシア国民は、ヒトラーやドイツのように罰を受けるだろうか? . . . 本文を読む
リンカーン弁護士(2011)敏腕弁護士が担当した事件が意外な転換で、自分に殺人容疑がかかる窮地に陥ってしまう。面白くて目が離せない。それもそのはず、原作はマイクル・コナリーの同名小説。主演のマシュー・マコノヒーなかなかいい。
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キャプテン・フィリップス(2013) 2009年にソマリア海域で起こった海賊船による貨物船人質事件の映画化。トム・ハンクス主演、「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス監督。リアルでスリリングで見応えあった。ソマリア海賊、もうこの頃はあまり報道されて無いが、どうなったのだろう。まあそれはともかく、迫真のサスペンスドラマだった。
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「ストレイ・ドッグ」(2020)ニコール・キッドマンが過去の出来事で心をむしばまれた女性刑事を演じたサスペンス。ニコールってこんなブスなの⁉️って、まず驚いた。アクションシーンもすごく、ストーリーの展開もスリリングで見応えあった。mj兎にも角にもサプライズなニコール・キッドマン❗️
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「アトミック・ブロンド」(2017)シャーリーズ・セロンが、MI6の女スパイを演じたアメリカ映画。冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。最高機密の極秘リストの奪還と、裏切り者の二重スパイをめぐってのMI6、CIA、KBGの騙し合いがえぐい、アクションシーンがすごい。でも何と言ってもシャーリーが最強でセクシーでクールで悩殺される。 . . . 本文を読む
「モーリタニアン 黒塗りの記録」2021年のイギリス映画。グアンタナモ収容所に収監されたモーリタニア人の青年と、彼を救うべく奔走する弁護士たちの実話で、すごい。こういうことを現代のアメリカという国はやるんだ。この映画はアメリカでとられなかったが、イギリスで撮られることを妨害しなかった。というか妨害するほどの力がもはやなかったということか。この青年は25年の後釈放された。アメリカ政府は謝罪してい . . . 本文を読む
行定勲監督が映画化した金城一紀の直木賞受賞作「GO」。日本の普通高校に通う在日韓国人の高校生が差別や偏見にぶち当たりながら、前向きに生きていく話。重いテーマと感じさせず爽やかに描いて素晴らしい。2001年の映画賞を総なめしたのもわかる。柴崎コウがとってもいい。サイコーだ。
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「メインストリーム(2021)」はSNSで名声を得ようとした若者3人の野心と狂気を描いたドラマ。まさにコンテンポラリーなモチーフを扱った作品で面白かったけど。でもひとりの少女の自殺でフランキーが己れの狂気に気づいて終わるのは単純過ぎる。苦悩してるのか居直ってるのかわからないリンクにもリアリティーが感じられない。もっと掘り下げられなかったのかな。
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「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)」はなにもかも素晴らしい。豪華キャストだが誰が良かったとか、そんなこと意味がない。原作は読んでいない。マービン・ルロイ監督の若草物語(1949)も見ていないが。この作品はリメイクと言うべきものではないだろう。長女ジョーが若草物語を書き上げるまでのストーリーにしている。が、そうも言いきれない。そのくらいいろんなものが詰まったドラマで構成 . . . 本文を読む