益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

水と緑の森づくり

2008年12月26日 | 森づくり
島根県では水と緑の森づくり税を財源に、水を育む緑豊かな森づくりを県民総参加により取り組んでいます。

その一つの「荒廃森林の再生」(県民再生の森事業)の事例です。

現場は水質日本一清流高津川の水源のある吉賀町の再生現場です。


この日は検査を兼ねていましたが、車をおりて雪の降る中到着まで1時間近く歩きました。まさに奥地水源林です。

道中(案内していただいた森林組合の○村さん)

先人の方はよく植えられたと感心します。

不要木の伐採がほどよく実施されており、次世代のためにも大切に保全したいものです。

途中、水害で崩れた現場がありましたが、手入れをしないと災害も起こりやすくなります。(森林所有者のみなさん気をつけましょう!)


次は森づくり資源活用実践事業(県民提案型事業)を活用し、益田市中垣内地区にある大道山の山頂に設置された県産材活用の東屋です。

地域住民の方延べ22名が参加して、ボランティアで協力して建てられました。



大道山では毎年元日の初日の出登山が地区の恒例だそうで、来年の初日の出に間に合いました。

これを契機に、今後は大道山周辺の住民参加による森づくりも実施していく予定です。

また、中垣内地区にはすばらしい棚田もあります。


みなさんもぜひ一度見に行かれたらいかがでしょう。

大道山から望む益田の海や高島もたいへんすばらしいです。



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