益田森林・林業普及情報

島根県西部農林振興センター 益田事務所

クマ対応の現場に同行しました

2008年11月19日 | 森の環境と生き物
 以前M所長から、当事務所の職員を集めた会議の席で、総務鳥獣Sの職員以外もクマ対応の現場へ出動し、現状等の把握をしたらどうだろうかという話をされました。
 この話を受けて、クマ対応の現場への機会をつくり、業務に支障がない職員は、総務鳥獣Sの職員と一緒に現場に出動しましょうということになりました。

 それから時間が過ぎて・・・

 今朝職場に出勤して、間もなくA部長から「吉賀町地内でクマが捕まったので、業務に支障がない方はクマ対応の現場に同行してみませんか」との話がありました。

 今回、総務鳥獣S職員のKさん、Nさん、Kさんの3名の外に、Sさん(農業普及G)とTさん(農業普及G)と私の3名の合計6名が現場に急行することになりました。
 (ちなみに、2日前に有害捕獲の許可が出されていた現場です。)
 
 公用車で現場に向かうこと1時間、現場に到着した時には、吉賀町の担当職員さんの2名と地元住民の方3名が、クマが捕まっている場所で待機しておられました。



 クマが捕まっている現場は、人家裏であり、周囲にはカキの木がありましたが、枝がほとんど折られており、見るも無惨な状態でした。
 地元住民の方の話によると、このクマがここ1週間ぐらい頻繁に出没していたそうです。
 1人暮らしで、不安な日々を過ごしていましたよとの話を聞きました。
 捕まっていたのは、大型のメス(74kg)でした。



 捕まったクマの対応を地元の方と吉賀町職員さんと事務所職員の6名ですることになりました。
 SさんとTさんと私の3名は、段取り等がわからないなりに一緒に作業をしました。
 (作業の邪魔になっていたかもしれませんが・・・)

 今回クマ対応の現場に同行して、クマに対する住民の方の切実な思いを直接聞くことができました。
 クマ対応の難しさを改めて感じました。

 (投稿者 黒目)


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