今日は少し時間があるので、アメフトのポジションの解説でもします。
ポジションが大体判るとスポーツは面白くなりますからね。
まず、アメフトは分業制のスポーツです。
司令塔は視野が広い選手、
重量のある選手は味方が進めるように敵を抑えて壁役となる選手、
パスを受け取る選手は足が速くキャッチ能力に優れた選手、
ボールを持って走る選手は走るスペースを瞬時に見つけ出すことのできる選手・・・といった具合に、
それぞれ適当なポジションで、それぞれが与えられた仕事をこなし、
オフェンスはできるだけ前進し、ディフェンスはそれを阻むというスポーツです。
下にアメフトの基本的なポジションを示しました。
黒:オフェンス 白:ディフェンス
英字はそれぞれのポジション名を表しています。
各チームそれぞれ計11名の選手で試合が進行します。
オフェンス側
QB(クォーターバック):オフェンスの作戦を決め、パスを投げる選手。
C(センター):股の間からクォーターバックにボールをスナップする選手。
センターからのスナップによってプレイは開始する。
G(ガード):Cの脇で壁役となる選手。
T(タックル):Gの脇で壁役となる選手。
TE(タイトエンド):時には壁役、時にはパスを受け取る万能選手。
WR(ワイドレシーバー):パスを受け取る選手。一般にフィールド上で最も脚が速い。
HB(ハーフバック):ボールを持って走る選手。FBと総称してRB(ランニングバック)とも呼ばれる。
FB(フルバック):ボールを持って走る選手。HBと比べてボールを持つ回数は少ない。
HBが走るルートをこじ開ける役を担うことが多い為、HBよりは重量がある。
ディフェンス側
DT(ディフェンスタックル):壁役となり、中央突破を防ぐ選手。恐らくフィールド上で最重量の選手。
DE(ディフェンスエンド):重量級の壁役の選手。DTよりはスピードがあり、相手QBやRBに襲い掛かる。
LB(ラインバッカー):ラン攻撃時に相手RBにタックルし、パス攻撃時はレシーバーをカバーする。
時には、相手QBに直接襲い掛かるという、ディフェンスの要となる選手。
CB(コーナーバック):WRがパスを受け取ろうとするのを阻止する。
FS(フリーセーフティー):ディフェンスの最後の砦。一般に最も後方に位置する。
SSと総称して、単にS(セーフティー)とも言う。
SS(ストロングセーフティー):ディフェンス後方に位置し、オフェンスの大きな前進を阻む。
相手TEのいるサイド(ストロングサイド)のセーフティーを指すが、
あまりFSとの極端な区別はない。
あくまで、これは一例です。
これ以外にも、オフェンス、ディフェンスともに、
相手の陣地にはみ出さない限りは、好きなポジショニングをしていいのです。
そして交代も自由ですので、作戦のためであれば、例えばパスを受け取る選手を増やし、
ボールを運ぶ選手を減らすといったことも可能です。
また、極端な話、ディフェンスの壁役DE,DTを全てLBの選手に交代させ、
本来の壁の位置よりも後方に配置させるということもできます。
(実はこれは、ペイトリオッツが今シーズンに実際行った作戦です。)
自分の好きなポジションにいる選手を追いかけて、その選手がどう動くのか、
そんな風に観戦すると楽しめるのではないのでしょうか。
自分自身、試合中は中央のLBばかり追っかけてます。
ボルティモアレイブンズのLBレイルイスの影響であることは間違いないです。(笑)
ちなみにこの記事のオチは、
なぜシーズン終了後に
ポジション解説をするのか
という自虐プレイというオチです。
ポジションが大体判るとスポーツは面白くなりますからね。
まず、アメフトは分業制のスポーツです。
司令塔は視野が広い選手、
重量のある選手は味方が進めるように敵を抑えて壁役となる選手、
パスを受け取る選手は足が速くキャッチ能力に優れた選手、
ボールを持って走る選手は走るスペースを瞬時に見つけ出すことのできる選手・・・といった具合に、
それぞれ適当なポジションで、それぞれが与えられた仕事をこなし、
オフェンスはできるだけ前進し、ディフェンスはそれを阻むというスポーツです。
下にアメフトの基本的なポジションを示しました。
黒:オフェンス 白:ディフェンス
英字はそれぞれのポジション名を表しています。
各チームそれぞれ計11名の選手で試合が進行します。
オフェンス側
QB(クォーターバック):オフェンスの作戦を決め、パスを投げる選手。
C(センター):股の間からクォーターバックにボールをスナップする選手。
センターからのスナップによってプレイは開始する。
G(ガード):Cの脇で壁役となる選手。
T(タックル):Gの脇で壁役となる選手。
TE(タイトエンド):時には壁役、時にはパスを受け取る万能選手。
WR(ワイドレシーバー):パスを受け取る選手。一般にフィールド上で最も脚が速い。
HB(ハーフバック):ボールを持って走る選手。FBと総称してRB(ランニングバック)とも呼ばれる。
FB(フルバック):ボールを持って走る選手。HBと比べてボールを持つ回数は少ない。
HBが走るルートをこじ開ける役を担うことが多い為、HBよりは重量がある。
ディフェンス側
DT(ディフェンスタックル):壁役となり、中央突破を防ぐ選手。恐らくフィールド上で最重量の選手。
DE(ディフェンスエンド):重量級の壁役の選手。DTよりはスピードがあり、相手QBやRBに襲い掛かる。
LB(ラインバッカー):ラン攻撃時に相手RBにタックルし、パス攻撃時はレシーバーをカバーする。
時には、相手QBに直接襲い掛かるという、ディフェンスの要となる選手。
CB(コーナーバック):WRがパスを受け取ろうとするのを阻止する。
FS(フリーセーフティー):ディフェンスの最後の砦。一般に最も後方に位置する。
SSと総称して、単にS(セーフティー)とも言う。
SS(ストロングセーフティー):ディフェンス後方に位置し、オフェンスの大きな前進を阻む。
相手TEのいるサイド(ストロングサイド)のセーフティーを指すが、
あまりFSとの極端な区別はない。
あくまで、これは一例です。
これ以外にも、オフェンス、ディフェンスともに、
相手の陣地にはみ出さない限りは、好きなポジショニングをしていいのです。
そして交代も自由ですので、作戦のためであれば、例えばパスを受け取る選手を増やし、
ボールを運ぶ選手を減らすといったことも可能です。
また、極端な話、ディフェンスの壁役DE,DTを全てLBの選手に交代させ、
本来の壁の位置よりも後方に配置させるということもできます。
(実はこれは、ペイトリオッツが今シーズンに実際行った作戦です。)
自分の好きなポジションにいる選手を追いかけて、その選手がどう動くのか、
そんな風に観戦すると楽しめるのではないのでしょうか。
自分自身、試合中は中央のLBばかり追っかけてます。
ボルティモアレイブンズのLBレイルイスの影響であることは間違いないです。(笑)
ちなみにこの記事のオチは、
なぜシーズン終了後に
ポジション解説をするのか
という自虐プレイというオチです。
これまで ただただパスキャッチやロングランに
”かっちょえぇ~!!”と興奮してみてました。
が、来シーズンからはもっとわけわかって見られそうです。勉強になりました~。
良かったら 次は反則編もお願いします。
イエローフラッグの意味が半分くらいはわかるように
なりたいです。
でも確かに・・・シーズン終了前だったら
もっと嬉しかったかも・・・。
でもいいです。次もよろしくお願いします。
確かにアメフトの反則は複雑ですよね。
反則の種類が多い上、フィールド上の何処で反則が起こったかでも、罰退ヤードが変わってきますからね。
自分自身も深くは分からないので、多少間違いかもしれませんが、反則とされる行為を簡単に挙げると
・相手を掴む
(ホールディング、ヘルメットを掴んだ場合はフェイスマスク)
・プレーが終わった選手に対するラフプレー
(アンネセサリー・ラフネス)
・パスが届く前の段階で、パスキャッチする選手に対する接触
(上手く言えない。パス・インターフェアランスのことを言いたい)
・センターのスナップ前にラインの選手が動く
(オフェンスがやればフォルススタート、ディフェンスがやればオフサイド)
・故意にパスを失敗させる
(インテンショナル・グラウンディング)
という感じですかね。
間違いも多かれ少なかれ含まれていると思うので、
盲信しないほうがいいですよ。
参考
http://marchany.hp.infoseek.co.jp/foul/fouls.html
参考のweb page も見ました。
確かに参考になる!
これで随分わかりそうです。
でも やっぱり出来れば
シーズン終了前に知りたかったかな・・・。
あ、でもうちに数年前のNCAA BIG10のVTRが
たくさんあるのでそれで復習してみようかな。
では、また。