エテポンゲの独り言

残したい瑣末な話し

過去を呼び起こす

2005年10月29日 | 家族

 我が家のPCのスクリーンセイバーには以前撮った家族の写真を入れています。まだ独身の頃の家内の写真や子供達が幼かった頃の画像がふんだんに出てきます。一人独酌しながらそれらを見てるのもなかなかいいものです。

 子供達も大きくなったけど、まだ足元もおぼつか無い頃の写真を見てるとそれなりの感慨が湧きます。家内と喧嘩などすると、スクリーンセイバーに映る穏やかな笑顔とのギャップに本当に悲しくなります。そんな時は今の彼女には邪悪な悪霊が盗り付いてるんだと思ってしまいます。(実際に若い頃とは随分容姿が変わりました)

 若い頃の写真を見てると過去の様々なことを思い出します。良い事はあまり思い出しません。むしろ悪事ばかりが想起します。他人様には言えない様なこともしてきましたからもう慙愧の極みです。今更謝れる事でもないから自ら忘れるようにしています。

 その一つに高校生の頃の事件があります。当時は授業も終わってからすぐに帰宅せず校内でよく遊んでいました。友人たちと教室で馬鹿話をしてから帰るのです。ある日、私は黒板にツマラナイことを書きました。

 クラスに信田さんという女子がいました。成績は良く普通の生徒です。私の頭の中で 信田→野豚→イノシシ の図式ができました。思い返すに友人たちとワイワイしゃべるうちに黒板に書いたんだと思います。「信田=イノシシ」。最悪な事はそれを消さずに帰宅したことです。

 翌日そんなことも忘れかえって登校したら、黒板を見て悲しい顔をしてる信田さんがいました。アハハと笑いながら消してしまえば良かったのにとも思いましたがその勇気もありませんでした。本当にゴメンナサイ、信田さん。

 信田さんには悪いけれどこれは一番軽いんです。もっと深刻な失敗を数え切れないくらいやらかしています。そんなわけで何時殺られても仕方ないと思っています。だからTVには顔を出さないようにしています。


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