息子を通じて知った事ですが最近の若い男の子は優しい。何に対しても穏やかな対応を取る事が多いように思えます。反対に若い女性の方が案外積極的で激しい行動をします。
周りとの争いを避けて物事を穏便に収める事に専念する男性が殆どです。付き合ってる分には優しくて良いのだけれど反面大丈夫かなと心配もします。逆に女性は行動的で物怖じしない人が増えてる。まさに暴れ馬のような人もいます。
昨今のそんな若い男性を草食動物になぞらえるらしい。「草食系男子」と呼びます。言い得て妙です。それについての記事です。まずは読売から。
いまキーワードは「草食系男子」、乱れず・堅実に・急増中
2月17日10時26分配信 読売新聞
すきあらばオオカミに変身するところが、羊のようにおとなしいまま--。そんな態度で女性に接する若い男性が増えているという。名付けて「草食系男子」。
異性と友達感覚で付き合い、酒を飲んでも乱れず、堅実な暮らしぶりが共通点だ。 「最近の20~30歳代の男性は異性にガツガツせず、男らしさにもこだわらない」。コラムニストの深澤真紀さんは2006年、ホームページのコラムで、そんな温厚な性格の男性を「草食系男子」と名付けた。 具体例を挙げると--。30歳の男性会社員は「終電がなくなったら、女友達とラブホテルに行き、一緒に眠ります」と話す。「何もしません。ただ眠るだけ」。恋人と女友達の間に明確な線引きをしているという。 結婚情報サービス会社のオーネット(東京)が、今年度中に成人する男性に女性との交際を尋ねたところ、約8割が「相手はいない」と答えた。また、昨年度の調査では、交際相手のいない男性のうち、3人に1人が「欲しくない」と答えている。「一人が楽しい」「ほかのことに時間・お金を使いたい」ことなどを理由に挙げ、現状に満足し、異性を求める気持ちが乏しい。 深澤さんは、その背景として、〈1〉物質的に豊かな時代に育ち、何かを手に入れようとガツガツする必要がなかった〈2〉バブル崩壊後の社会しか知らないため、未来に過剰な期待を抱かず、堅実志向--などを挙げる。 こうした草食系男子の好みが、経済にも影響を与えている。例えば、自動車メーカー。かつて、スポーツタイプの車がデートの必需品とされたが、今では「維持費がかかり、エコじゃない」と関心は低い。日産自動車は02年、若者向けのコンパクトカーで、友人と自室でくつろいでいるような雰囲気を強調したところ、大ヒット。「若い男性の間では、スピードやパワーより心地よい空間が受けているようです」と同社では話す。 そんな草食系男子に対し、「リードしてくれない」「何を考えているのか分からない」と不満を募らせる、女性や中年男性も少なくない。 もっとも「草食系男子『お嬢マン』が日本を変える」という本を昨年出版した、ライターの牛窪恵さんは草食系男子に期待をかける。「彼らは男らしさにこだわらず、男女平等を自然に受け入れている。新しい時代の成熟した消費スタイルを先導するかもしれません」と牛窪さんは指摘する。 あなたの身近な所にも、草食系男子はいませんか?(生活情報部 斉藤保) |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます