東京からずんだ餅を食べにくる旅行客も多いという話を聞くほど、仙台は今”餅ブーム”ではと勝手に思っています。元々、東北、特に宮城と岩手の県境周辺は餅文化が根付いていたとされています。最近は市内で、特に若い世代の人々が有名餅店に朝から並んでいるのを見ると、手頃な和のスウイーツに年代は関係ないですね。
街歩きをしていると、住宅地の真ん中などでしっかり地域に根差した餅店が頑張っています。常盤木学園高近くの「熊野餅店」は、青葉区小田原で地域の人々に愛されているお店です。
名誉金賞受賞の誇りと手作り感満載のシンプル包装に好感です。
「でんがく餅」というネーミングで田楽風に餅に餡をからめていて、通常の団子よりもボリュームを感じます。あんこ、醤油、ゴマ、クルミも絶品ですが、特に、ずんだは豆の風味をしっかり味わえる一品です。
いっしょに、すあまと豆餅も購入、仏壇にお供えしたのち、さっそく日本茶で一服です。
地域の皆さんはよくご存じでしょうが、街歩きで見つけた知る人ぞ知る「熊野餅店」、餅ブームの中、いずれブレークしそうな教えたくないお餅屋さんです。
季節商品のうぐいす餅や、道明寺餅、草大福なども是非味わいたいものです。
「熊野餅店」のHPは こちら