仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をウオーキングしながらご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

「壺碑」国宝へ、多賀城創建1300年 政庁跡周辺を巡る①

2024年06月30日 | 歴史散策

今年は、多賀城創建1300年、そして有名な多賀城碑「壺の碑」が国宝選定ということで、歴史好きには、堪りませんね。また合わせるように、多賀城外郭南門も再建、今、築地塀が修復作業中です。政庁跡周辺と塩釜街道を巡る歴史ウオークに参加しました

政庁の外郭南門は、再建完了し、周辺整備中です

築地塀も一部再建、工事中です

築地塀の延長は、植栽でイメージしましょう

外郭南門から高台にある政庁跡に進みます

小高い丘の上に政庁があったんですね

政庁跡の基壇です

丘の上から復元されている外郭南門方面を見れば、多賀城市街地、仙台港方面を望みます、左手に休憩施設でしょうか、建設中です、そういえば、政庁跡地付近には、裏手に休憩場所はありましたが、やはり市街地を望む場所に休憩場所は必要ですね。

 

時計と反対周りで、政庁東側に向かうと、外郭東門跡の基壇、石敷道路跡があります

ここから塩釜街道に出て、右手に行けば、陸奥総社宮、左手に進むと見えてくるのは、トタン屋根で覆われた茅葺のお社「多賀神社」です

病の平癒を祈願、お礼に歳の数の箍(たが)を奉納するものとされています。

塩釜街道を下ると、貴船神社の入り口が見えます

かつてこの社の周りには、木造の船形がたくさん奉納されていたそうですが、いまは、断片も残されていません。この鞘堂は個人が寄進されたようですが、お寺なら檀家、神社なら氏子のみなさんの想いで受け継がれていくもので、さきほどの多賀神社は今後どうなるのか心配ですね

さらに進むと「伏石」が民家の塀石となっています、よく見ると梵字やらなにやら刻まれています

歴史が重なる場所ですから、いろいろな逸話が残っているものです

さらに進むと、Y字路になっていて、今下り下りてきた塩釜街道(塩釜旧道)、右手が塩釜新道で、政庁外郭南門の北側に向かいます

奏社宮道道標と呼ばれています、奏社とは、陸奥総社宮のことです、これも個人が建立しています

この街道沿いには、南北朝時代にさかのぼる後村上天皇にまつわる多賀城神社もあったり、歴史が織り成すさまざまな伝承逸話が残されています、築地塀の完成は来年GW直前の4月ごろとか、ますます注目の観光名所になるのは間違いなし、是非みなさんも周辺を散策してみてはいかがでしょうか

 

 

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マンションやオフィスビルに囲まれた「café salut」は、都会のオアシスです

2024年06月26日 | 推しカフェ

市役所の北側、ビジネス街の一角に、ひっそりと「café salut」があります。街歩きをしていて、緑が目に入り、たどり着いた都会のオアシスでした

マンションやオフィスビルに囲まれて、ここだけ不思議空間です

キッシュ、焼き菓子、パンなどで有名ですね

13時も過ぎて、空いていればと・・・。

窓に面したテーブルにつくことにしました

煮込みランチにプラスしてミニキッシュをオーダーしました

煮込みもパンも美味しくいただきました、

デミタス珈琲がついていますが、プラスで通常カップにできます、またサンドウイッチやカレーもうまそう、次回はさて何を・・。

ネコのイラストもユニーク、焼き菓子もいろいろあるようですので、お土産にもいいですね

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歴史散策”仙臺暦塾”で八幡町「弘法大師堂」探検ツアーに参加

2024年06月24日 | 歴史散策

臺緑彩館からスタートする散策ツアー”仙臺暦塾”で、広瀬川沿いから八幡弘法山を目指すウオーキングに参加しました。弘法山・弘法大師堂とは・・・?初めて聞くお堂の名前で、楽しみです。

まずは、国際センター、仙台二高の脇を通り、仲の瀬橋のたもとから右に折れると、為朝神社があらわれます

古地図を拝見、中ノ瀬橋は、その名の通り、仲の瀬をまたぐ橋だったんですね

橋の下をくぐると”サンドウイッチマン”で有名な「定進堂」があります

川沿いを歩くと自動車学校、対岸には、市民会館が見えます

このあたりは、結構鬱蒼としています

さらに進み、澱橋にやってきました、脇に明治25年架設の初代の橋の遺構が見えます

橋を渡り、対岸の竜の口層の白い崖を確認しながら、広瀬川北岸を進み、途中から住宅街に入り段丘をのぼると

縛不動明王が祀られていました、地元に愛されているお地蔵さんです

米ケ袋にも縛り地蔵があり、こちらも地域の皆さんに守られています

以前、辻標巡りで五橋・土樋・米ケ袋を訪問しました こちらです

八幡に抜ける途中、知る人ぞ知る、UFO信号機がありました、正式には懸架式歩車一体型信号機というのだそうですが、確かに珍しい

中島丁公園にやってきました、元は、天賞酒造の庭園です

都会のオアシスですね

こちらの建物は、八幡町の通りに面していた天賞酒造の店蔵を移築され、展示施設に利用されているとか

八幡宮の大通りを抜け、県道をさらに進むと、

鶏橋のたもとに鶏不動尊が移転設置されています

この先、県道沿いには清水が湧き出るエリアとなり、まずは有名な”山上清水”

鞘堂もあって、よく守られています

冷たく、きれいな水です

四谷用水が通っている道沿いですので、遺構もいろいろ

清水が民家の脇に・・。

さらに進み、弘法大師堂入り口近くの民家の壁沿いではこんな風に湧水が・・。

冷たく、マイルドでした(皆さん自己責任で)

さあ、いよいよ弘法大師堂へ向かいますが、以前降った大雨で、崖がくずれ、現在通行止めですが、今回地域の関係者同行ということで参拝できました

お堂とたくさんの石碑が並んでいますが、震災や大雨、通行止めの状況でやや荒れているのが残念です

木々が生い茂っていますが、かつては、地域のエリアの人々の厚い信仰のよりどころでもあり、広瀬川を望む風光明媚な場所でもあったようです。

弘法大師の足跡は全国に多々あるのでしょうが、こんな場所があるとは思いませんでした

地域の方々が建てた石碑です

石碑の裏には、真言宗のお寺で八幡エリアに強い影響力を持っていた龍寶寺の名が見えます

知っているようで知らない仙台、機会があれば、もっと探っていきたいと思います

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南三陸町 カフェG(珈琲神社)に引き寄せられて再訪

2024年06月22日 | イベント・ライブ・伝統芸能

個性あふれる喫茶店は数あれど、南三陸町国道45号線沿いの「カフェG(珈琲神社)」は、上位ランキング間違いなし、気仙沼・三陸方面にやってくると、吸い寄せられるように志津川湾を一望できるここ「カフェG(珈琲神社)」にやってきてしまいます、はたして一緒にドライブのマダムのみなさんの反応は・・。

2月に訪問したときのブログは こちらです

”スローなコーヒー屋”の意味はさて・・。

相変わらずシャレが効いた”本日も営業でふ”の看板の上に「カフェG」とありました、入口もだいぶ改装され、今日は暖簾もでていました

志津川湾を一望できるこの風景がやはり魅力

おしゃれな店内です

カウンターと薪ストーブもGood!

初登場、こちらのマスターが最高、スローな会話が一番の癒しです

何時間でもいられそうなカフェ

デッキはただいま修理中です

カップもカラフル、形もいろいろ

薪ストーブが中央に、冬暖房はこれひとつ

鏡にも”カフェG”とあります

メニュー表です、ドリンクはほぼ1000円、癒しの空間・眺望代と思えば・・・。

厚切りトーストセットを注文しました

珈琲カップがユニーク、モアイ型のビスコティも、

出ました、厚切りバタートースト+濃厚ハチミツをかけ放題

この風景、おしゃれな店内、BGM、そしてユニークなマスターとの会話が魅力のカフェG、最近、カップルなど仙台方面からのリピーターが増えているようです、この日は、外人2人連れも来店です

マダムのみなさんには、事前に、個性的なマスターについてレクチャーしたかいもあってすこぶる評判がよかったのはうれしい限りです、またいつか再訪しましょう

宮城県南三陸町志津川黒崎39-1  

0226-46-5739        11:00~  

ホテル観洋から歩いても5分位です。
 
 
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「CAFE 蔵ssⅰc (カフェクラシック)」のブルーベリーティーで一息

2024年06月19日 | 推しカフェ

気仙沼グルメドライブのもう一つの目的は、ここ「CAFE 蔵ssⅰc(カフェクラシック)」によることでした

何度か訪れていましたが、タイミングが合いませんでした。というのもこちらの本業は、ブルーベリー農園の経営です、気仙沼市内中心部の小高い山の上に農園があるなんてほんとうにびっくりです

2016年から蔵を利用したカフェを始められました

蔵の内部の木組み、明り取りのためのスリット、電球色の照明などなど、くつろぎの空間です

2Fに楽器類があります、ミニコンサートでも開催されているのでしょうか

ドライフラワーなどで店内美しく装飾されています

一部物販もされているようです

メニューの軽食も思いのほかリーズナブル

ブルーベリーのかき氷、是非味わいたいところです、それにしても激安ですね

「唐や」で食べ過ぎた胃には、酸味の効いたブルーベリーティーはGood!

帰りのお土産は、もちろんカップ入りのブルーベリーです

コロナも挟んでここ数年気になっていた「CAFE 蔵ssⅰc (カフェクラシック)」にやっと訪問、さらに同行いただいたマダムの皆さんも大満足、うれしい限りです

気仙沼の一推し、「CAFE 蔵ssⅰc (カフェクラシック)」の インスタはこちらへ

 

 

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