GW中、安近短ということで、宮城県北をドライブ、津山町内に1泊し、翌日はここ
登米市津山町横山の「横山不動尊」にやってきました
成田不動尊、新潟の菅谷不動尊と並ぶ日本三大不動ということで有名、知りませんでした
町内の津山町柳津の「柳津虚空蔵尊」は、 寺カフェで有名ですね、それに比べて
横山不動尊はあまり俗化されていない分、新鮮です
平日の朝早め、訪れる人もほとんどいません。
左右に大きな家屋があり、かつての宿坊だったのでしょうか
凛とした境内は、空気にも清涼感を感じます
津山杉に囲まれた山裾はまさに神域のようなエリア
手前の池の配置がすばらしい、天然のウグイでも有名
本堂には、国の重要文化財で、弘法大師作といわれる不動明王が安置されていました(撮影禁止)
無謀にも奥の院に行こうと、いざちょっとした山登りです
独特の建物です
昨夜は旅館の懐石料理をいただいたので、腹ごなしのつもりでしたが、山の頂上まで一直線の登りは結構ハードでした
奥の院といっても大木の下に小さなお社と標識があるだけですが、それで十分、津山杉に代表されるように 豊かな森林の有り様のひとつでしょう
久方ぶりに横山不動尊に参拝し、次に同じ市内の「登米市歴史博物館」へ向かいました
なぜこちらの博物館に来たかというと「先客万来!~引き札の世界」企画展を見るためです
”引き札”とは、商家が店や商品の宣伝のために関連する絵柄など印刷し客に配布した広告印刷物のことで、いまでいうチラシのような存在です
江戸から明治、大正、昭和と時代に合わせ、様々な創意工夫で印刷・配布されています おもいのほか、カラフルで驚かされます 展示されているものはほとんど地元の商家が広告主ですので、それだけにぎわいがあった証拠ですね またその年の暦が記載されているものが結構多いのも面白い、太陰暦から太陽暦にかわったのは、 明治5年(1872)ですので、必要とされていたんでしょうね。 いまでも年末に、得意先にカレンダーを配る習慣は、このあたりに理由があるのではと勝手に想像したり、楽しめる企画展示でした
登米市歴史博物館
6月1日まで(無料)