仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

港町は中華も美味! 石巻「揚子江」は地域No.1の中華レストランです。

2024年02月29日 | 町中華

新鮮な魚介類などの海産物が上がる港町はグルメの宝庫です。当然和食の海鮮ものが話題になりますが、中華も負けていません。石巻市不動町の中国料理「揚子江」は、地域の人たちに愛される地域No.1の中華レストランです。

30年以上前に、初めて訪れた時は、ランチはもちろん夜の宴会コースなど、吟味された具材と料理のボリュームに圧倒されました。震災を乗り越え、建物は改修されていますが、外観はほぼ当時のままで営業されています。

1Fと2Fの落ちついた店内は、以前と変わらないです。個室もあるので、家族ずれには、有難いですね。空いた時間と思い、13時半位に入店しましたが、あとからも続々来店です。

週替りランチメニューですが、ウーロン茶やフルーツもついてお得感⤴。

こちらもドリンクがセットになったメニュー多数、クジラを使った料理があるのは、さすが、三陸石巻です。

こちらは、担々麺とミニ天津飯、美味しくいただきました。

海鮮つゆそば。

八宝菜とバンバンジー。バンバンジーの盛りは、ハンパありません。

本格中国料理が、味や食材そしてボリュームとコスパと何拍子もそろって楽しめる石巻「揚子江」。

コース料理もまた3000円位からあるようなので、大人数で個室で味わいたいものです。

石巻「揚子江」のHPは こちら

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仙台城下町”辻標”八十八か所巡り㉖ 「石切町」は青葉城石垣の石工の町、すずめ踊りのルーツ!?

2024年02月26日 | 仙台城下辻標八十八か所巡り

八幡一丁目交差点から北上し、カーブを右に曲がると石橋があり、このたもとに、

38番辻標「石切町(いしきりまち)/覚性院丁(かくしょういんちょう)」が設置されています。

「石切町」周辺は、1660年寛文年間には、石切御職人の住居エリアでした。また、八幡町に至るこの道は、城下と石巻や山形を結ぶ要路だったようです。石切御職人の子孫「小梨石材店」が往時を偲ばせます。

橋は、左手から右手に流れるへくり沢の上にかけられていました。

「覚性院丁」は、土橋通から石切橋までの間を呼んでいました。もともと覚性院は、東六番丁小学校の地にありましたが、東照宮造営にあたり、一時東照宮の仮宮とされ、この地に移されました。のち明治の初めに廃寺になりましたが、地域住民の方々は、春日神社の整備と共に地域の名称として誇りを持たれています。

石切橋の左手に「瀬田谷不動尊」がありますが、逸話・縁起らしきものが見当たりません。

そう言えば、春日神社のへくり沢散歩道案内板④に手がかりがありました。仙台城築城に貢献した石工たちがこの「瀬田谷不動尊」や「大崎八幡宮」で奉納した「ハネコ踊り」「仙台雀踊り」のルーツというのです。諸説いろいろあるのでしょうが、さもありなんですね。

参考資料・引用

「辻標」 仙台市文化財パンフレット第三十五集 編集発行 仙台市教育委員会文化財課

「仙台城下の町名由来と町割」定価1,500円(税別) 著者 古田義弘 発行所 本の森

 

 

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仙台レコード展vol.2「1980年代のレコードと仙台の喫茶店文化を歩く」に行ってきました。

2024年02月25日 | 街角ぶらり

日立システムズホールで、仙台レコード展vol.2「1980年代のレコードと仙台の喫茶店文化を歩く」が昨年に続き2回目の開催です。80年代のレコードや仙台市内中心部の喫茶店のマッチとマップの展示です。11時過ぎに入場、最初はパラパラでしたが、昼過ぎからどんどん入場者がやってきます。

入口は、アイドル系のシングルレコードです。

時代を懐かしみ、あれこれ談義が始まります。

ここでまず立ち止まりじっくり。

左手には、大きなジャケットの洋楽中心のLPレコード、壁にかかると結構圧巻です。レコード、プレイヤーをリアルに知らない世代には、やわらかい音色が新鮮なようで、リバイバルブームになっています。

ジャケットも部屋のオブジェにもなっていますよね。

CDや音楽配信もない時代、音楽情報と言えば、喫茶店でかかるレコードとラジオの音楽番組でした。仙台中心部の一番町や中央通りには、数多くの喫茶店がありましたね。

喫茶店というように、たばこ喫煙も前提なので、どこでもマッチがありました。

当時の喫茶店のマップともに、収集された店のマッチがセットされています。

会場のあちらこちらで、あの店この店についての思い出談義が尽きません。

この日は、純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」店主の齋藤匠さんと喫茶店愛好家の松浦彩子さんのスペシャルトークイベントもあり、お二人の喫茶文化に対しての熱い思いと、知っているようで実は初めて聞くような話もあり、久方ぶりの楽しい時間を過ごすことができました。

純喫茶「星港夜(シンガポールナイト)」は、一度は閉店も考えたこともあるそうですが、美味しい珈琲とユニークな店主齋藤さんとの出会いを楽しみに、是非上杉へ。

仙台市青葉区上杉1丁目12−1 営業時間は要確認  TEL 022-222-2926

壁一面に80年代の喫茶店の分布図と現存するマッチが符号して展示、懐かしい記憶が蘇ります。
画像は加工していますので、是非会場で確認してください。

頑張って現在も営業している喫茶店の分布ですが、28店舗ほど、全部回ってみたいですね。

会場限定で販売されていた小冊子「仙台の喫茶店文化史」には、思い出談話や展示されていたマッチの拡大写真などが掲載され、売り切れ必死です。

企画展は、3月3日(日)まで。(入場無料です)

 

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県南亘理・山元・角田にまたがる「四方山」で、360度のパノラマ眺望を満喫。

2024年02月21日 | 県内ドライブ・カフェ

「四方山」は、山元町の北西端に位置し、角田市・亘理町・山元町の1市2町にまたがる文字どおり四方の眺望が広がる標高272メートルの山です。

頂上付近には高さ8メートルの展望台があり、北は仙台市内のテレビ塔が見え、東には太平洋の大海原や、晴天時には遠く牡鹿半島や金華山が見渡せ、西には蔵王連峰の雄大な景色を眺め、南は福島の相馬方面が確認できる文字通り360度のパノラマを楽しむことができます。

広い晴天の下、東は、太平洋の大海原が望めました。

南に、相馬方面も眺望できます。

西に、蔵王方面が遠望できます。

北には、仙台方面のテレビ塔が見えます。

サクラやツツジの名所としても知られており、頂上近くまで車で行けます。途中にある海側・山側それぞれのビューポイントからの眺めもオススメです。

北側と南側から上る道がありますが、幅が広めの南側の道路を通った方がいいようです。春は桜、秋は紅葉を楽しめそうです。山のすそ野付近にも車を止められる場所があり、山登りを楽しむ方もいらっしゃいます。

四方山については、山元町のHPで こちら

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「へくり沢」と「四谷用水」② 交差する「春日神社」周辺からへくり沢の源流まで”街探”

2024年02月21日 | 街角ぶらり

「ブラタモリ」でタモリが仙台を訪れた際に、注目された「へくり沢」と「四谷用水」。広瀬川にそそぐ「へくり沢」の終点から、源流のJR東北福祉大学前付近まで歩きました。前回は、「へくり沢」と「四谷用水」が交差する「春日神社」までをご紹介、今回は、「春日神社」から、JR仙山線東北福祉大学駅の北側にある「へくり沢」の源流付近まで”街探”します。

春日神社門前です。近くに、「瀬田谷不動尊」があり、仙台城築城の石工たちの守り神でした。すずめ踊りの発祥ともいわれています。

 

案内板が「へくり沢」と「四谷用水」が交差する場所に設置されています。

「へくり沢」と「四谷用水」の掛樋のイメージ図ですが、当然木製、数年ごとに架け替えたのでしょうか。

暗渠となった「へくり沢」の上が散歩道となっています。

沢は、住宅街をぬうようにして、下水道として利用されています。

下水道化される前は、水辺で沢蟹が取れたので、別名「蟹子沢」とも呼ばれていました。

赤い舗装で覆われ通称「あか道」と呼ばれ、歩行者専用道路となりました。

散歩やランニングする人とすれ違います。こういう路があるんですね。

路は、半子町に抜け、壽徳寺門前から北に向かいます。

半子町通りを北上します。

JR東北福祉大学前駅の手前、左手から坂を上ると、JR仙山線の踏切があります

かつては、この道は「芋沢街道」と呼ばれ貝が森団地方面に抜けていました。へくり沢はこの道沿いを流れ、踏切の北側が二ノ坂と呼ばれ、源流付近とみられています。

案内板に関心を持つ方が増えるといいですね。

次回、”縦のへくり沢”から”横の四谷用水”を歩いてみます。

 

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