心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第364回】『怒り』の本質とは~上司に烈火の如く怒鳴られた私の事例で考えるNo.5~

2019-10-31 10:05:11 | 日記

前回に続きます。

直属の上司である営業統括部長に、月末に入金予定だった2本の契約が入金するかどうか、雲行きが怪しくなり、烈火のごとく怒鳴られ続けた私。

『何をやっとったんや❗️今まで何をやっとったんや❗️』『オラー❗️オラー❗️』と叱られ続けていた私は、『愛の伝家の宝刀・佐藤康行メソッド』を抜いて対峙しました。

色々な『佐藤康行メソッド』を駆使した結果、部長の怒りも少しずつ過ぎ去っていきました。

やはり、まず一番のポイントになった心の姿勢は、相手に言い返さず、相手の話を100%聞くに徹したことに尽きると思います。

佐藤康行学長が開発された『究極の営業プログラム』の一節に、言葉は正確ではありませんが、こういう一節があります。

佐藤学長は、若い頃から、職場の同僚を元気づけるのが得意だった。

具体的には、会社への不満や、上司・先輩への不満で、仕事のやる気を失っている同僚を、喫茶店に連れ出して、最初の1時間は徹底的に相手の話を聞き続けた。一切自分の意見を挟まず、ただひたすら、『そうだね、そうだよね。』と頷きながら。

相手は1時間も話続けると、話す事が無くなる。

『まだ話すことあるかい?』と聞いて、相手が話す事がなくなったのを確認して、そこから佐藤康行は語り始める。

しかし、ひたすら相手中心で、相手を元気づけ、勇気づけ、相手が夢をもち、相手が明るくなるような話だけを全身全霊で話す。

そうすると、落ち込んでいた相手は、みるみる元気を取り戻していく。

そんな一節があります。

ゆえに、私も、怒鳴れ続けている渦中で、何度も言い返したくなりましたが、私は言い返しませんでした。

ひたすら『真我の傾聴』で、話を聞き続けました。

こういう場合に、言い返してしまうと、お互いがぶつかり合い、エスカレートして、お互いわかりあえず、火に油を注ぐ結果となりがちです。

しかし、

怒っている相手の話を聞かせて頂くという姿勢、

相手の話を理解しようとする姿勢で、

心からのお詫びの気持ちで、

相手の話を聴き続ける事の効果は絶大です。

相手は、心の中にある怒りを全部吐き出してしまうと、

自然に、相手のさらに奥の心から、『ごめんなさい。』というお詫びの心と

さらにその奥から『ありがとう。』という感謝の心が、

相手の心の中から沸き上がってくるのです。 

実は、佐藤康行学長が、この原理を体感できる『ゴミだし言霊』というワークを開発しています。

わずか5分くらいで、真我開発講座のカリキュラムを体感できてしまう凄いワークです。

ゆえに私は、まず上司の心のゴミを出しきって頂くことに専念するため、上司の怒声を、ひたすら聴くに徹したのです。

その結果、別れ際には『ニコッ』と気恥ずかしそうな笑顔を出され、

その日の深夜には、上司から、お詫びのメールが入っていました。

『今日はごめんね。明日から頑張ろうね。』と

人間だれしも、善き心、優しい心を持っている。

真我開発講座がそうであるように、心のゴミを出しきってしまえば、あとは黄金の心、愛と感謝の心しか残っていないのです。

しかし、その事を味わいつつも、自宅に戻った私の心の中では、上司への怒りが込み上げて止まらなくなってしまったのです。

ここでも、佐藤康行の愛のメソッドがいつも私を助けてくれるのです。

次回に続きます。

ありがとうございました。