2014年、ホエールウォッチング船一日コース、シーズン後半を迎える頃・・・、
3月中旬、待ち望んでた母子クジラに出逢う・・・・。
スタッフのチーフ伸に操船を任せて、スキンダイビング(スノーケリング)の準備をする・・・。
・・・・・、しかし、相変わらず、左足が痛い・・・。
実は、その一週間程前に自分の不注意で、ボートの二階から落ちて一階のボートの縁に左足ブチ当ててしまった。
幸い、骨には異常はなく打撲で済んだが、「脚ってこんなに腫れるのか?!」と思うぐらい左の太腿が全体的にパンパンに腫れて
歩くのさえ困難な数日を過ごした・・・。
・・・・正直、今でも、歩くのもつらい・・・。
スタッフの誰かに、「教えるから頼む!!」・・・・っと、代わってもらいたい欲求に駆られる・・・・。
しかし、海に入って母子クジラを刺激しない様に観察し、じっくりと時間を掛け、母子クジラの方から近づいて来るような心の距離を埋めてもらう為の儀式を、
現状より更に確立させる為には、僕は沢山の母子クジラ達と出会い、彼らとの密接に繋がる時間の共有を、より経験していかなければならないのである。
エントリーして、母子クジラを驚かせずに、でも、少しずつ気が付いてもらうように、ゆっくりと近寄って行った。
休んでいる母子クジラが、離れて見えるぐらいの位置で母子クジラを観察する。
子クジラがブローの為に浮上する。回数を重ねるごとに、少しずつ、僕に近づいて来る・・・。
ここで焦ってはいけない・・・。じっくりと待つのだ・・・・。
暫くして、僕の目の前や真横で浮上して来るようになる・・・・。
「良かった・・・。ありがとう・・・・、許してくれて・・・・。」
感謝の気持ちを心で呟きながら、焦らずに驚かせずに観察し続けた・・・・。
「お知らせ」
水中映像サークル主催の第31回水中映像祭(入場無料)に招待作品として、スライドショーをやります。
タイトルは「クジラと見る夢・・・・同じ地球(ほし)に生まれた者として・・・」です。
テーマはタイトルにもあるように「共存」、共に存りたいという願いを込めて作りました。
彼らの考えている本当のところは解らないかも知れないけど、彼らの事をより深く知りたい、出来る事なら心を通わせたいという望みは常に僕の中にあります。
毎年の彼らとの出逢いの数々は、勇壮であり激しく熱く、そして優しくもあり厳しくもあります・・・。
スライドショーを見て頂いて、そんな僕の人生を大きく変えた彼らとの出逢いを、ほんの少しでも分かち合えればと想っています・・・。
他にも招待作品でムービープロカメラマン古島茂さんの「Maisha maref ~Cheers to every moment of life 」や、
交流作品の上方水中映像祭り幹事団の備後輝&ひろちゃんの「Monsters Sea 」や他にも水中映像サークルの会員の皆さんの沢山の力作が目白押しです。
ぜひ、ぜひ、お越し下さい。
2014年4月12日(土曜日)13時~17時30分 江東区文化センターホール
東京都江東区東陽4-11-3 東京メトロ東西線「東陽町」駅より徒歩6分です。
その後、交流会(18時~20時)も予定されていますので、そちらも、ぜひ!!
ダイブ・エスティバン
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