今日はどんどやにつづいて「もぐらうち」の様子をご紹介しますね。
泉八小では、どんどやのあとにもぐらうちを行います。
学校の玄関に「もぐらうち棒」を持って集合!
他の地域では、竹にわらを巻いて棒を作るようですが、泉八小では
山からかずらの根元を切り出してきて、それを使います。
手頃な太さ、曲がり具合のかずらを、地域の方が準備してくださいました。
もぐらうちは、どうやら九州地方独特の小正月に行われる伝統行事のようですね。昔勤務した牛深の学校でも山間の一部の地域で行われていました。
出発式の後、まずは学校のもぐらを追い払い、学校の安全をお願いしました。
「(泉八小:伺ったお宅の名前)のたかなの
なえどころは どこでござろうか
ゆわってよかろうか わるかろうか
ふたつにひとつのへんとうを ください
きた~ない きた~ない わたがでた
きた~ない きた~ない わたがでた」
以後繰り返し・・・ 亮〇さんに教わりました
と唄を歌いながら、勢いよく棒をたたきつけます!
この後は、家内安全・無病息災などを願って、地域のお宅を一軒一軒回ります。
まずは、職員住宅から・・・
雪道を滑らないように気をつけて・・・
こころを込めてもぐらうち!
子供たちは、家の人からお礼としてお菓子などをいただきます。
子どもたちの楽しみのひとつです!!
今年は新型コロナ感染症の対策として、家の中には入らず、玄関先で失礼させていただきました。
地域のお宅をひととおりまわって、学校に着いたのは午後8時頃になりました。通常は10時を過ぎることもあるとか・・・
樅木にお住まいの方はみなさん子どもたちのことをよくご存じです。
子どもたちも地域の方のことをよく知っています。
樅木では人々のつながりがしっかりと残っています。
これも樅木の素晴らしいところだと、日々感じています。
これからも、地域との絆を大切にして、子どもたちを育んでいきたいと思っています。
今日のおまけは、昔(昭和40年代でしょうか?)のもぐらうちの様子です。
「泉まちづくり協議会」から提供していただきました。
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