今日は曇り。昨夜は少し、遅くまで起きていたこともあって、目が覚めたのは時計の針が10時を回った頃だった。カーテンを開けて空を見上げると、上空には雲が一面を覆っていて、薄日が射し込んでいる。南よりの風が吹いていて、風が心地よく感じられた。
日中は更に雲の厚みが増してきて、薄暗い空模様となった。昼間の最高気温は15℃で、風がヒンヤリと感じられる。日射しは無いものの、過ごしやすい陽気となった。
午後になって買い物に行くことにした。その前に立川のビックカメラ立川店に使用済みのリチウム電池を持っていこうと、リチウム電池がいくつか入ったビニル袋をデイパックのサイドポケットに入れて自宅を出た。電車に乗って立川駅に到着すると、駅北口にあるビックカメラ立川店に向かう。１階の総合カウンターで使用済みの電池ボックスの場所を聞こうとして、デイパックのサイドポケットに入れたはずのリチウム電池の入ったビニル袋を探した。ところが、サイドポケットは空になっていた。どこかで落としたのか。自覚が無いだけに、気持ち悪い。
ビックカメラに行ったのが、空振りになってしまった。再び中央線快速電車に乗って、今度は豊田駅に向かった。豊田駅に出ると、駅北口にあるイオンモール多摩平の森で買物をした後は、気分転換と糖分補給を兼ねてお茶をすることにして、近くにあるカフェ「ドトールコーヒーショップ 豊田店」に入店した。
店に入り、レジ前のカウンター席の１つを確保すると、レジ脇のショーケースの中を覗いた。
ショーケースの中には何種類かのケーキが並んでいる。今日はその中から先月23日に発売になった「国産りんごとカラメルのミルクレープ」を注文することにした。レジでドリンクも併せて注文する。注文したのは先月16日に発売になった「キャラメルナッツラテ」である。スマホを取り出しｄポイントクラブアプリで表示されるクーポンを使用して、Ｓサイズのドリンクの料金でＭサイズにサイズアップしてもらう。
カウンターでケーキとドリンクの載ったトレーを受け取ると、トレーに冷水を注いだコップを置いて、確保したカウンター席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭き、まずはお冷やを少し飲んで、喉を潤した。続いて「キャラメルナッツラテ」を飲むことにする。「キャラメルナッツラテ」はアーモンドペーストとキャラメルソースの入ったキャラメルナッツラテにホイップを載せ、カラメルソースとアーモンドプラリネをトッピングしたラテである。
表面に浮かべられたホイップは既にラテに溶けてしまっていて、表面にはアーモンドプラリネが浮かんでいるだけである。添えられたスプーンで軽くラテをかき混ぜると、そのままカップを持ち上げて飲む。
ホイップクリームが溶け込んだ「キャラメルナッツラテ」は、温かくて優しい味わいで美味しい。濃厚なミルキーな甘さの中にアーモンドペーストとキャラメルソースのコクが感じられる。更にラテにかけられたカラメルソースのほろ苦さがアクセントになっていて、飲み応えもある。トッピングのアーモンドプラリネのカリカリとした食感もまた、アクセントになっている。
ラテをしばらく楽しんだところでケーキを食べることにする。国産のりんごを使った「国産りんごとカラメルのミルクレープ」はりんごソースとカラメルホイップクリームをクレープ生地ではさみ、天面をカラメルシロップで煮込んだダイスカットのりんごで敷き詰めたミルクレープである。幾層にも重ねられたクレープの間にはカラメルホイップクリームをサンドしているが、途中で二層分がりんごソースでサンドされている。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。ほろ苦いカラメルホイップクリームの中にリンゴソースの甘酸っぱさがアクセントになっていて、大人の味わいのケーキである。表面のダイスカットのリンゴはジューシーで、フルーティーな甘さが美味しい。ショーケースの中で冷やされたケーキは、カラメルホイップクリームがヒンヤリと感じられた。
ケーキを食べてしまうと、再び「キャラメルナッツラテ」を飲む。濃厚なラテが口の中のケーキの余韻を洗い流して、口の中が再びミルキーな甘さで満たされた。
すこし、落ち着いたので、デイパックの中から読み物を取り出すと、「キャラメルナッツラテ」を飲みながらしばらく、記事に目を走らせる。「キャラメルナッツラテ」の入ったカップが空になると、今度はコップに残っているお冷やを少しずつ飲みながら、記事を読み進めた。
しばらく店内で過ごしていたが、だんだんと目が疲れてきた気分である。時間も小一時間ほどが過ぎていたので、帰り支度をして、食器を返却すると、店を出た。
空を見上げると、西の空は雲が切れて、夕日で雲の一部が赤く染まっている。やがて、日が沈むと、空が暗くなってきた。
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