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今日のラーメン(担々麺@ほおずき)

2020年02月14日 | ラーメン(23区)


バレンタインデーの今日は晴れのち曇りときどき雨。今朝は上空に暗い空が広がっていて、薄いベールのような雲がかかっている。西の空に浮かぶ月が朧気な光を放っていて、東の空はうっすらと朝焼けで赤く染まっていた。今朝の気温は6℃で、風はほとんど無く、湿度が高いことも手伝って、寒さが緩んだような陽気である。
日中は雲が広がって、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は16℃で、日射しが無いものの、季節を先取りしたような暖かさとなった。午前中吹いていた北よりの風は午後になって南よりの風に変わった。風が幾分涼しく感じられるが、心地よい陽気である。

今日は午後、外出したものの、再び職場に戻って仕事をする。夜になって、仕事を終えると、帰宅の途に着いた。建物を出ると、路面が少し濡れていた。夕方、雨がパラパラと降ったようである。幸い、自分が帰る頃には雨は止んでいて、空を見上げると、雲の切れ間から暗い夜空が顔を覗かせていた。
帰りにオリンパスのショールームに寄る。仕事の関係で大幅に遅れてしまったが、星景写真家 北山輝泰氏のイブニングトーク「星空と撮影トークショー」を聴講した。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今月末に開催予定だったカメラと写真の展示会「CP+2020」が中止になった。残念だが、仕方ない。そこで、オリンパスのショールームに寄ったついでに、先日発表になった新機種のミラーレスデジタル一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」のカタログをもらい、ついでに展示されている機体を手に取ってみて、オリンパスの社員を質問攻めにする。このカメラの購入の是非についてはもう少し、情報収集が必要である。その後、ギャラリー写真展を見てショールームを後にした。

今日は夕食を食べて帰ることにしている。定時を過ぎて机上の書類を片付けると、職場を出た。新宿駅から混雑を避けて、中央・総武各駅停車線の電車に乗って中野駅に出る。今日は昨年購入した雑誌「ラーメンWalker東京2019」に掲載されていたラーメン屋に行ってみることにした。
駅北口改札を出て、正面の中野サンモール商店街を北に進む。やがて、中野ブロードウェイに辿り着くが、中野ブロードウェイに入らずに、右手に折れて白線通りを東に進む。すると左手に赤地に白文字で「ほおずき」と書かれた看板が見えてくる。今日はこの看板を掲げたラーメン屋「ほおずき」に入店することにした。


店に入る。店内は入口から見て左手奥に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が11席設けられている他、手前に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
女将さんに「カウンター席にどうぞ」と言われて、奥の空いているカウンター席に腰を下ろした。すると、女将さんがお冷やを運んできた。

卓上には酢とラー油、ミル付花椒といった各種調味料と箸、レンゲ、楊枝、紙ナプキン、紙おしぼり、メニュー、お冷やのポットが所狭しと置かれている。お冷やを飲みながらメニューを開いた。
メニューは「担々麺」「太肉担々麺」「鶏チャーシュー担々麺」「排骨担々麺」「ねぎ担々麺」「スタミナ担々麺」「黒担々麺」「激しく辛い担々麺」といった各種担々麺、「汁なし担々麺」「黒汁なし担々麺」「汁なしスタミナ担々麺」といった各種汁なし担々麺、「太肉醤油麺」「鶏チャーシュー醤油麺」「排骨醤油麺」「ねぎ醤油麺」といった各種「醤油麺」、「太肉塩麺」「鶏チャーシュー塩麺」「排骨塩麺」「ねぎ塩麺」といった各種、「つけ担々麺」「黒つけ担々麺」「酸辣つけ麺」といった各種「つけ麺」と「酸辣湯麺」、各種ビール、焼酎、酎ハイ・サワー、ウィスキー、梅酒、紹興酒、ソフトドリンクで構成されている。なお、麺類は各種トッピングも追加できる。

注文したのは看板メニューの「担々麺」である。「担々麺」は普通、中辛、大辛、特辛の4段階で辛さが選べるということなので、中辛で注文することにした。また、ライスは普通盛りで、おかわり1杯まで無料とのことなので、ライスをつけてもらう。ちなみに大盛りは無いとのこと。
料理を注文すると、お冷やを飲みながらラーメンができるのを待つ。しばらくして、「担々麺」「中辛」がカウンターの中から出された。


続いて、白い碗に入った「ライス」も運ばれてきた。


白い丼に入った「担々麺」の麺は細い縮れ麺で、赤い濃厚なスープに浸かっている。麺の上には肉味噌と小松菜、ザーサイ、桜エビ、干しエビが載せられている。干しエビには海老粉が振りかけられていて、スープには刻みネギが浮かんでいる。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、レンゲを取って、スープを掬って口に運んだ。濃厚なスープはややこってりめで、強烈な辛さと胡麻の香ばしさの中にも甘さが感じられるバランスの良い味わいが美味しい。香ばしい海老の香りが鼻腔に広がって。首ガラがメインの鶏ガラで2日かけて作るスープに2種類の唐辛子をメインとしたスパイシーな自家製辣油や手作りの芝麻醤、花椒、桂皮、八角、ウコンなど14種類の素材を用いているとのこと。京都産鴨ガラメインの清湯スープには醤油、練り胡麻を加工した芝麻醤である胡麻ダレを配合しているとのことである。
続いて箸を取って麺を食べる。ライ麦の全粒粉を配合しているという丸山製麺製の細い縮れ麺は、もちもちとした食感で、スープや麺に載せられた肉味噌、干しエビがよく絡む。肉味噌の旨みに干しエビの香ばしい香りに強烈な辛味が美味しい。

麺が少し減ったところで、レンゲでスープを掬ってライスに注いだ。レンゲで3杯分くらいを注いだところで、レンゲでライスを軽くかき混ぜ、雑炊状になったライスを食べる。これがまた美味しい。辛旨の雑炊はサラサラとした食感で、夢中になって食べてしまった。ご飯の茶碗が空になったところで、女将さんにお願いして、ライスをお替わりする。
お替わりのライスは新しいお碗に盛って出された。再び、麺を食べていたが、やがて、麺が無くなったところで、麺の無くなったラーメン丼にライスを投入する。


再びレンゲでスープとライスを軽くかき混ぜて、ライスをかき込んだ。辛さと旨みが絶妙に調和した雑炊は担々麺以上にクセになりそうな味わいである。奥行きのある辛さの中にエビの食感と風味が存在感を声高に主張しているかのようである。食べ応えのある味わいで、美味かった。
雑炊を食べて、丼の底に溜まったスープを飲み干し、完食。食事を終えると、汗が額にじんわりと浮かんだ。カバンの中からタオルを出して、汗を拭う。コップに残ったお冷やを飲み干すと、更に卓上に置かれたポットから冷水を注ぎ、もう1杯お冷やを飲み干した。

席を立ち、カウンター脇のレジで代金を精算すると、店を出た。熱くなった体に夜風が気持ちよかった。
中野駅に戻ると、中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。帰りの電車は比較的空いていた。途中の西荻窪駅から座ることができたので、そのまま爆睡モードで日野駅に到着する。

駅に着いて空を見上げると、上空には雲がかかっているのか、月も見えない暗い空が広がっている。昼間吹いていた南よりの風は夜になって再び北よりの風に変わった。雨は降っていなかったが、湿度が高くて、空気がシメシメと感じられた。

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