
今日は曇り時々晴れ。昨日、自宅で手酌でビールを飲んだのが原因かどうかは分からないが、今日は目が覚めたのは昼過ぎだった。上空には厚い雲が懸かっていて、薄日が射していた。日中は夏日には達しなかったものの最高気温は24℃を超えた。湿度が高くムシムシとした陽気である。
今日は転居前の住居に寄った後、藤沢の実家に行く。自宅を出て前の自宅に物を取りに行った後、八王子に出た。ここで横浜線に乗り換えて町田に出、小田急江ノ島線に乗り換えて藤沢に行くわけだが、お昼を八王子で食べていこうと、駅北口のラーメン屋「らあめん花月嵐 京王八王子店」に入店する。
店に入り、店入口に設置された券売機で食券を購入してカウンター席に座った。店員がお冷やを持って注文を取りに来たので、店員に食券とクーポン券を渡す。
注文したのは「嵐げんこつバリ辛らあめん」である。今回はスープを「塩」とした。更にクーポン券で「ニンニク豚めし」をサービスしてもらうことにして、無料の生にんにく絞りをもあわせてサービスしてもらうことにする。
お冷やを飲んでしばらく待っていると、最初に「ニンニク豚めし」が運ばれてきた。続いて「嵐げんこつバリ辛らあめん(塩)」が運ばれてくる。最後に生にんにく絞りが運ばれてきた。
「嵐げんこつバリ辛らあめん(塩)」は細麺で赤いスープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが2枚と縦に切られた茹で玉子が半個分、刻みネギ、メンマ、海苔が1枚添えられていて、黒コショウが振りかけられており、更に唐辛子が1個トッピングされている。
今回も「ニンニク豚めし」はラーメンの後に食べることにした。まずはニンニクを絞って、ラーメンにのせた。ニンニクは新大久保店に比べると粒が大きい気がする。新大久保店は3つのニンニクがニンニク絞り器に入ってしまうくらいの大きさだったが、京王八王子店は3つは入らない。2つも同時に入らないくらいである。
ニンニクを絞り、唐辛子を空になったニンニクの皿に待避させると、さっそく麺をすする。細い麺はシコシコとした食感で、スープとよく絡んで既に辛い。赤いスープの表面に背脂と唐辛子が浮かんでいて、こってりとしたスープは舌が痺れるくらいに辛い。ただ、先日食べた「嵐げんこつバリ辛らあめん(醤油)」ほどではなく、むしろ、辛さを楽しめるくらいの辛さで旨辛い感じのスープである。これが店の方針によるものなのか、それとも醤油と塩の違いなのかがわからない。
スープを一緒に飲み干す。汗が額や首筋にじんわりと浮かんだ。お冷やを飲み干し、再びコップに冷水を満たすと、次はニンニク豚めしをかき込む。チャーシューは相変わらず存在感が無いが、辛いラーメンを食べた後の口直しと行った感じである。
ニンニク豚めしを片づけた後、最後にお冷やを飲んで店を出た。
八王子から横浜線と小田急線を使って、藤沢に出る。実家に到着した後、しばらくして、実家近くの床屋で散髪した。その後、実家でしばらく過ごした後、帰宅の途につく。帰りは新宿まで小田急線の快速急行で帰宅する。乗り換えが無い分、楽になった感じである。
駅から自宅への道を歩きながら空を見上げると、満月が薄雲を通して柔らかな光を放っていた。今日は中秋の名月である。
明日はスーパームーンということもあって、普段の満月よりもひときわ大きく見える。薄雲が懸かっているのが少々残念である。