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今日のランチ(石焼ねぎ塩とんトロ丼@inton新宿西口店)

2020年04月02日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ空が広がっていて、東の空に昇ってきた朝日が眩しい。昨夜まで降っていた雨で濡れた路面は生乾き状態で、所々に水たまりが残っている。今朝の気温は9℃で強い北よりの風が吹いていて、風が冷たく感じられた。今日は暖かくなるとの予報にコートを脱いで出勤する。
日中は上空に雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって、日の当たるところに出ると、日射しが熱いくらいに感じる。昼間の最高気温は19℃と、かなり暖かくなったものの、北よりの風が強く吹いている。空気はカラカラに乾燥していて、風が冷たく感じられた。

今日は自宅で、午後2時間のテレワークをする予定になっている。昼になって、端末をカバンに入れると、上着を着て職場を後にする。テレワークは自宅で、画面を覗き込まれる心配もなく、安心して仕事が出来るのは良いが、勤務時間が移動時間で潰れてしまうのが痛いところである。
昨日は新年度初日ということに加えて天気も悪かったことも手伝って、職員食堂がかなり込んでいた。おかげで時間をずらして食堂に行く頃には既に定食のメニューはほとんど売り切れていて、カレーライス単品でお昼を済ませた。今日は少し空くだろうという期待感はあったが、これからお昼を食べて自宅に向かうということもあって、新宿駅西口の飲食店でお昼を食べて行くことにした。

新宿駅西口にある新宿郵便局とプラザ通りを挟んで反対側に以前、「味噌煮込みうどん」を食べたことのあるうどん屋「三国一 西口店」があるが、この店のあるビルの地下1階に居酒屋「活豚料理inton 新宿西口店」がある。この店は先日「牛すじ煮込カリー」を食べたダイニングバー「肉とワインの酒場 Ferrous 新宿西口」や以前、「豚屋のポークカレー」を食べた豚肉専門店「隠豚 新宿西口店」と同じ系列の店である。


今日はこの店に入店することにした。


店に入る。店内は入口から見て正面と左手に6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が4卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている他、右手奥には掘り炬燵形式の座敷席があって、6人掛けのテーブル席が2卓と4人掛けのテーブル席が10卓、2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
店員に案内されて、テーブル席に腰を下ろした。卓上には紙おしぼりとラミネートされた1枚のランチメニューが置かれている。席に座ると、店員がお冷やを運んできた。お冷やは冷たい麦茶である。

お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは自由におかずを2種類選ぶことの出来る「コンビランチ」の他、「石焼ねぎ塩とんトロ丼」「石焼ヒレカツカレー」「石焼豚肩ロース西京焼」といった各種石焼ランチ、「上州とことん豚のしゃぶしゃぶ鍋定食」といったメニューに加えて、ランチドリンクとして「コーヒー(ホット・アイス)」「オレンジ100%」「グレープフルーツ100%」「ペプシコーラ」「ウーロン茶」「ジンジャエール」「プレミアムモルツミニグラス」といった各種ランチドリンクで構成されている。
ちなみに「コンビランチ」のおかずは「豚肉の唐揚」「豚ヒレカツ」「棒棒豚サラダ」「本日の刺身」「豚肩ロース西京焼き」「肉豆腐」の6種類のおかずがある。「本日の刺身」はマグロとキスとのことだった。なお、ランチ全部はライス、味噌汁、お新香のお代わりが無料となっている。

注文したのは「石焼ねぎ塩とんトロ丼」である。ライスを大盛りにしてもらうことにした。更にお冷やを全部飲み干してしまったので、あらためてお冷やをもらうことにした。
最初にお新香が3品入れられた木箱が運ばれてきた。更に料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。


トレーの上には「石焼ねぎ塩とんトロ丼」と塩ダレ、柚子胡椒、味噌汁、小鉢が載せられていて、箸と柄の長い金属製のスプーン、空の器が添えられている。
「石焼ねぎ塩とんトロ丼」は木の板の上に載せられた石焼鍋にご飯が盛られていて、その上にたっぷりの刻みキャベツと7枚の豚トロ肉、高菜、紅ショウガ、青ネギが載せられている。豚トロ肉にはたっぷりの胡麻がかけられているほか、刻みキャベツの山の脇にはカットレモンが添えられている。


「石焼ねぎ塩とんトロ丼」には赤い器に入った塩ダレが添えられている。


柚子胡椒も赤い器に入っている。


小鉢はインゲンの胡麻和えである。


味噌汁にはワカメと巻き麩が浮かんでいた。


お新香が入っている木箱を開ける。一番左の壺には左にある壷の中には白ごまとラー油を和えたヤマクラゲが入っている。


中央の壺にはタクアンが入っていた。


右端の壺にはキュウリの醤油漬が入っている。


店員さんに「石焼ねぎ塩とんトロ丼」にカットレモンを搾り、塩ダレをかけてお食べくださいと説明を受けた。お好みで柚子胡椒を入れても美味しいとのことである。
さっそく紙おしぼりで手を拭くと、箸を取って味噌汁を飲む。ダシの濃い味噌汁は熱々で、巻き麩とワカメが味噌汁にボリューム感を与えていて、旨みがあって美味しい。味噌汁をゴクゴクとお椀の半分くらいまで飲んでしまうと、続いてスプーンを取って、「石焼ねぎ塩とんトロ丼」を食べることにした。

店員さんに教えてもらったようにカットレモンを搾り、絞りかすを空の器に入れる。更に塩だれを石焼鍋に回し入れると、スプーンでご飯と具を軽くかき混ぜて、口に運んだ。熱の入った千切りキャベツの甘みに塩ダレの旨みが絡まって美味しい。紅ショウガや高菜の辛味やネギのシャキシャキとした食感が混ざり合い、これにレモン汁の爽やかな酸味が隠し味程度にアクセントになっていて、食べ応えのある丼である。
丼を食べながら豚トロ肉を食べる。群馬県の銘柄豚である上州とことん豚の豚トロ肉は小ぶりながらも厚みがあり、それが7枚もあるのでなかなかのボリュームである。白っぽい肉は脂がジューシーで甘く、肉にかけられた胡麻の香ばしさがアクセントになっている。これに塩ダレが適度にかかって、肉の旨味にタレの旨さが加わって、ご飯が進んだ。

途中で柚子胡椒を全部投入し、スプーンでかき混ぜるようにして口に運ぶ。柚子胡椒の辛さが肉の旨みを一層引き立てて、やみつきになるような美味しさである。ひたすら肉を食べながらご飯を口に運んだ。途中で箸休めにインゲンの胡麻和えを食べる。少々ご飯の量が足りないくらいに感じながら、丼をかき込むと、肉は無くなり、石焼鍋は空になった。小鉢のインゲンも食べてしまうと、お椀に残った味噌汁を飲み干す。
ここで心残りなのはお新香である。手つかずのまま、完食するには勿体ない。そこで、店員を呼んでご飯のお替わりをできるか聞いてみると、「どれくらい持ってきますか?」と聞かれた。さすがに石焼鍋1杯分のご飯の量は多いので、目の前の味噌汁の茶椀を指さして、「これくらいの量で」と言うと、ご飯とお替わりの味噌汁も運んできてくれた。


ご飯は味噌汁の茶碗と同じくらいの大きさのお碗に軽く盛られている。


味噌汁は先ほどと同じワカメと巻き麩が浮かんでいる。


あらためて、味噌汁を飲んで、ひと息つくと、目の前のお新香でご飯をかき込んだ。軽めと思われたご飯は、お新香を楽しむには十分な量がある。3種類のお新香の中で一番気に入っているのはヤマクラゲのお新香である。ヤマクラゲの弾力のある歯応えと香ばしいラー油の組み合わせはご飯が進む。キュウリの醤油漬けやタクアンも楽しみながらご飯をかき込むと、最後に味噌汁を飲み干して完食。美味かった。満足である。
最後にグラスに残ったお冷やを飲み干すと、さすがに満腹になった。

席を立ち、店の中央付近にあるレジで代金を支払う。ランチタイムの支払いは現金のみとのことである。いっぱいになったお腹を抱えて店を出た。ビルの外に出ると、日射しが眩しかった。
新宿駅の中央線のホームに登ると、ちょうど特別快速電車がホームに滑り込んでくるところだった。これに乗って、日野駅に向かう。車内はガラガラに空いていて、シートに座り込むと、満腹感から睡魔が襲ってきた。少しまどろむつもりで瞼を閉じたのだが、次に瞼を開けたときには、既に電車は立川駅に到着するところだった。

隣の日野駅で下車すると、自宅を目指して歩き始める。燦々と降り注ぐ日射しとは裏腹に風が冷たく、凍えるように感じられる。家に着くと、無線ルーター親機の電源を入れ、職場から持ってきた端末を起動して、テレワークを開始した。
夕方、定時を廻ったところで、業務終了。職場に連絡を入れると、ようやくくつろいだ気分になる。日が沈み、ゴミを出しに自宅を出た。夜になって、気温がぐっと下がってきた。風は幾分弱くなってきたものの、まだ強い北よりの風が吹いている。上空には暗い空が広がっていて、天頂付近には少し膨らみかけた半月が明るい光を放っていた。


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