今日の夕食（トップステーキ500g＠すてーき亭 新橋店）

今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空を雲が覆っていて日差しが無く、気温も24℃と少し涼しい気もしないでもない。しかし、湿度が高くて歩いていると額から汗がポタポタと滴り落ちた。かなり蒸し暑くて、不快な陽気である。職場に到着すると汗だくになってしまった。
日中は短時間だが青空が広がり、日射しも出て気温も31℃まで上昇した。しかし大気の状態がかなり安定で午後になってにわかに曇ってきたかと思うと激しい雨が降ってきた。雨はわずかの時間しか降らなかったが、雨が止むと急に気温が下がってきた。

今日は夕食を食べて帰ることになった。夜、仕事を終えて職場を出ると新橋駅に出た。新橋駅烏森口からニュー新橋ビルの西側を東西に走る新橋柳路通りを南に歩いていく。先日「冷やし塩らーめん」を食べたラーメン屋「しお丸」の前を通り、更に歩いていくと左手に緑地に黄色い字で「すてーき亭」と書かれたステーキハウス「すてーき亭 新橋店」が見えた。今日はここに入店することにした。


店に入ると右手に券売機があり、ここで食券を購入する。券売機の隣には給水器があり、その左手には紙おしぼりが入った箱が掛かっている。給水器の隣に置かれているコップを１つ手に取り、冷水をコップに注いで、食券と紙おしぼりを１つ手に取って店の奥に進んだ。

店内は入口から見て厨房は奥にあり、左手手前にに４人掛けのテーブル席が２卓あり、右手奥にカウンター席が８席直線状に並んでいる。店員から空いているカウンター席を勧められて奥のカウンター席に腰を下ろした。食券をテーブルの上に置いて料理を注文する。
ガッツリと肉を食べたい気分だったこともあり、注文したのは「トップステーキ500g」とした。本日のトップステーキは「オーストラリア産トップサイドテンダー」とある。部位としては牛モモ肉のようだ。肉の焼き方は聞かれなかったが、よく焼いてほしかったので「ウェルダンで焼いてください」と自分からオーダーした。店員から「ライス大盛りは無料です」と言われて、当然ライスを大盛りで注文する。

注文を終えると、お冷やを飲んで料理ができるのを待つ。目の前のカウンターの上には棚があって、棚の上に塩と粗挽胡椒、ステーキ正油、マスタードソースといった調味料の他、箸と楊枝、紙ナプキンが置かれている。ちなみにステーキ正油はニンニクや昆布などが入ったステーキ・玉子かけご飯専用醤油とのことである。
しばらくして料理がトレーに載せられて運ばれてきた。トレーの上にはステーキの載った鉄板とライス、スープ、ナイフとフォークが置かれている。

ステーキは大きな２枚の肉が鉄板に覆い被さるように載せられていて、たっぷりのバターがトッピングされている。鉄板の一隅にはコーンが付け合わせでトッピングされている。


ライスは船形の楕円形の深皿に盛られている。


スープは千切りキャベツの入った味噌汁である。


最初に味噌汁を少し飲む。千切りキャベツは味噌汁の中でしんなりとしていて、キャベツの甘味が味噌汁に行き渡っているかのようである。
続いてナイフとフォークを使って肉を切った。分厚いステーキ肉はオーストラリア産のモモ肉というだけあって、脂身の無い赤身だけの肉である。弾力があって柔らかく、しかもボリュームがある。

肉を適当に切ると、フォークで肉を口に運んだ。赤身の肉は和牛ほどではないが、ジューシーで美味しい。１枚目の肉には塩をふりかけて食べた。塩だけで食べると肉の旨みが引き立てられるようで美味しい。肉の旨さにバターの甘さが加わり、肉そのものを堪能できる。しかも分厚くて歯ごたえがある。
肉を食べながらライスを食べる。夢中になって肉を食べていたが、１枚目の肉を食べたところで、鉄板の上に溜まっている肉汁がもったいなく思えて、ライスを鉄板の上に載せて、肉汁をライスに混ぜて食べた。

２枚目の肉はステーキ正油をかけて食べた。肉の旨みに正油の旨みが相乗効果で口の中にあふれ出てくる。肉から垂れた正油はライスにも染み込んで、ライスも更に美味しい。鉄板の上に載せられたライスとコーンをむさぼるように食べた。
ステーキを食べていると、だんだん顎が疲れてきた。肉そのものは美味しいし、ボリュームがあるのだが、脂身が多くて柔らかい和牛に比べるとやはり固めである。だんだん食べるスピードが遅くなってきた上に、どこまで食べても肉なので、少し飽きてきた気分である。

なんとか最後の肉片を口に放り込むと、鉄板の上に残ったライスとコーンを食べる。ライス皿に盛られていたライスは全て鉄板の上に移してしまった。鉄板の上の肉汁を余さず食べるためだが、肉汁の絡まったライスはフォークでは掬いづらい。棚の上にある箸を取って、ライスとコーンを一粒残らず食べた。
最後に味噌汁を飲み干して完食。旨かったが、食べるのに少々疲れた。肉の量としてはボリュームがあって満足だったが、オーストラリア産の牛肉500gはちょっと辛かった。今度、同様にオーストラリア産の牛肉を食べる機会があれば、もう少し、量を少なくした方が良さそうだ。

コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
夜は雲が取れて、上空には暗い空が広がっている。夜になっても25℃より気温は下がらず、湿度が高くて汗だくになりながら帰宅した。