今日は晴れのち曇りときどき雨。今朝は上空に薄い雲が浮かんでいるものの、青空が広がっていて、朝から強い日射しが降り注いでいる。朝の気温は19℃で風は無く、陽光が熱いくらいに肌を照らした。通勤電車に乗って新宿に出ると、南風が吹いていて、空に浮かぶ雲が南から北にゆっくりと流れていた。
日中は雲が多くなってきたものの、雲と雲の合間から青空が顔を覗かせていて、強い日差しが降り注いでいる。昼間の最高気温は27℃で昨日に続き２日連続の夏日となった。強い南風が湿った空気を運んできていて、ムシムシとするような暑さとなった。
今日は１日事務室で仕事をする。夜、仕事を終えて職場を出た。帰りに夕食を食べて帰ることにした。
新宿駅から電車に乗り、高円寺駅で下車する。高円寺駅で降りたのは単なる気まぐれである。新宿に引越をする前は高円寺高架下にある高円寺らーめん横丁にラーメンを食べに行ったものだったが、そのスペースは今はチカヨッテ横丁として昨年オープンしていて、居酒屋やラーメン屋で構成されたスペースとなっていた。
駅北口をぐるりと見渡すと、左手にとんかつ屋「かつや 高円寺北口店」の看板が見える。今日はここで夕食を食べることにした。
店に入る。店内は奥に厨房があり、左手にカウンター席が13席直線上に配されている他、右手には４人掛けのテーブル席が３卓と２人掛けのテーブル席が１卓配されている。店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、入口に近い２人掛けのテーブル席に腰を下ろした。
席に座ると湯呑みに入った冷麦茶が出された。卓上にはとんかつソース、七味、小袋に入ったマスタード、ゴマドレッシング、昆布入りタクアンといった調味料や漬け物が並んでいる他、箸と楊枝、紙ナプキン、湯呑み、冷麦茶のポット、メニューが置かれている。冷麦茶を飲みながらメニューを眺めた。
注文したのは「チキンカツ定食」「ご飯大盛」である。料理を注文して冷麦茶を飲む。冷麦茶といいながらあまり冷たくない。常温の麦茶を飲んでいる感じである。
まもなく、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。
６切れにカットされたチキンカツが載った皿には白っぽい色の千切りキャベツが盛られている。
味噌汁は豚汁で豚肉にこんにゃく、ニンジン、ダイコンといった具材が入っていて、刻みネギがその上に載せられている。
大盛りにしたご飯は盛りが良い。
さっそく箸をとって食べることにした。まずは豚汁を飲む。煮込んだ野菜の甘みが汁に染み出たような甘さの豚汁は豚肉の旨みも感じられて、美味しい。空腹の胃袋にじんわりと豚汁の旨みが染み渡るようである。
続いて、チキンカツを１切れ食べてみることにした。チキンカツの断面を見てみると、断面からは肉汁が滴っていて、千切りキャベツに肉汁が垂れた。
チキンカツをご飯の上に載せて、まずは何も付けずにに一口食べてみる。カリカリの食感の衣の中の鶏肉はジューシーな味わいの柔らかい食感の肉で、鶏肉の旨みが詰まっている。
食べかけのチキンカツをご飯の上に載せて、その上からとんかつソースをかけて再びご飯と一緒に食べる。濃厚なとんかつソースのフルーティーな酸味と旨みは鶏肉の旨みを引き立てているようで美味しい。
一旦、ここで、チキンカツを食べるのを中断して、キャベツの千切りにゴマドレッシングをかけて食べる。キャベツの素材の旨みは感じられず、ゴマドレッシングの味わいでキャベツを胃袋に押し込んでいる気分である。ふんわりとした食感の千切りキャベツは水気が無く、少々ぱさつき気味である。
キャベツを食べ終わったところで、豚汁を少し飲み、再びチキンカツを食べる。チキンカツは１切れ１切れご飯の上に載せて、とんかつソースをかけて食べた。チキンカツは先日のヒレカツよりもずっと美味いし、ボリュームもある。
チキンカツが無くなる頃にはご飯も無くなってしまった。
最後にお椀に残った豚汁を飲み干して完食。コップに残った冷麦茶も飲み干すと、伝票を持って、カウンター席の入口側に設けられたレジで精算を済ませて、店を出た。
高円寺駅に戻り、帰宅の途につく。
電車に乗って日野駅に到着すると、外は大粒の雨が降っていた。今日は運悪く、傘を持ってきていなかった。結局、雨の中を急ぎ足で帰宅した。
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