
今日は曇り一時雨。今朝は未明に雨が降ったらしい。自宅に届けられた朝刊はビニル袋に入ってドアポストに投函されていた。朝、出勤のために家を出ると路面がところどころ濡れていたが、だいぶ乾いてきていた。今朝の気温は14℃で風も無く、清々しい陽気である。上空は雲に覆われているが、薄日が射して明るい朝である。台風が近づいているとは容易に信じがたいような陽気である。
今日は午前半休をとって新宿の医者に行く。5月もGWを過ぎたが、まだ花粉症が治まらないので鼻炎薬を処方してもらうためである。自分はスギ花粉だけでなくヒノキ花粉もアレルギーの対象になっている。スギ花粉はだいたい治まったようだが、今度はヒノキ花粉である。今月いっぱいは薬を飲み続けないと、鼻が辛い。
いつもより遅めの電車に乗って新宿に行ってみた。今日は運良く電車で座ることができたので、ぐっすりと眠って新宿に到着した。新宿勤務ならこの時間でも十分間に合うが、今の職場では朝食を食べる時間がとれない。まあ、それは仕方ない。
新宿に到着した後、新宿西口のタリーズコーヒーでモーニングを済ませ、医者に受診してから、職場に向かった。建物の外に出ると、重い空気が周囲を包んでいる。湿度がかなり高くなったことに加え、強い南風が吹いていて、不快な陽気である。なんだか、上着を着ていると暑く感じる。
お昼を食べて職場に行くことにした。地下鉄に乗って築地市場駅に到着すると、場外市場に足を向けた。晴海通りに出て、勝ちどき橋方面に歩いていくと右手に先日「ちらし」を食べた寿司店「すし大」の右手の路地に入ったところにある定食屋「おさしみ・天ぷら 多け乃食堂」に入店した。
店は1階と2階があるが、1階の空いているカウンター席に座るように案内された。ちなみに1階は入口から見て左手に厨房があり、厨房に面するようにカウンター席が6席直線状に並んでいる他、4人掛けのテーブル席が3卓配されている。
席に座り、料理を注文した。この店は煮魚定食が美味しいらしいのだが、今日は焼き魚定食を食べたい気分である。ということで、「鮭カマ焼の焼き魚定食」を注文した。ライスは大盛りにしてもらった。ちなみに、メニューに値段が書いていなかったりするので、確認して注文する。
料理を注文すると緑茶の入った小さな湯呑みとお新香が出された。お新香はキュウリのスライスとニンジンの千切り、イカの入ったマリネである。
テーブルの上には醤油、七味、わさび塩といった調味料の他、箸と楊枝が置かれている。
カウンターの中を伺うと、ちょうど鮭を焼いているところだった。魚の焼けるいい匂いがする。腹もいい具合に減ってきた。
やがて、味噌汁とご飯、焼き魚が出された。焼き魚の鮭カマののった皿には大根おろしが添えられた。
さっそく料理を食べることにしよう。味噌汁はアサリの味噌汁である。
アサリはお椀いっぱいに入っている。味噌汁をすするとアサリのダシが濃く感じられて美味しかった。
ご飯を食べる。なかなか盛りの良いご飯である。
これにお新香をのせてご飯をかき込む。お新香が無くなったところで、鮭カマに箸を入れた。
鮭カマはふっくらと焼き上がっていて、しかも脂がのっていて美味しそうである。小骨に注意しながら身をご飯の上にのせ、大根おろしを適量のせて醤油を垂らしてご飯をかき込む。口の中でとろけそうな食感の鮭の身は甘く感じられて美味しい。ご飯もつやつやとしていて美味しかった。
ちょっとご飯の量が鮭に比べて多かったようだ。味噌汁のアサリを殻からこそげ取りながらアサリをおかずにご飯をかき込んだ。アサリは味噌汁の中に14個も入っていた。かなりボリュームがあって美味しい。
しかし、やはり、今度来るときは煮魚定食を食べに来よう。隣の客の食べている煮魚がとても美味しそうに見えた。
食事を終えて、緑茶を飲み干す。勘定を済ませると、店を出た。外は決して気温は高くなかったが、少し動くと汗ばむような湿度の高いイヤな陽気である。額ににじみ出てくる汗を拭いながら職場に向かった。
午後、仕事をして夕方を迎えた。
心配していた台風は夕方18時には温帯低気圧になったというニュースが流れた。しかし、温帯低気圧の進路上には発達した雨雲がかかり、強い雨を降らせているとのことである。自分が帰宅する頃は、東京都心部は雨は降っていなかったが、中央快速電車に乗っていると、三鷹あたりから雨が降り始めた。自宅のある駅に到着すると強い雨が降っている。デイパックの中に入れていた折り畳み傘を差して、帰宅した。
帰宅後、雨は一時的に強く降ったが、23時にはほぼ雨雲が抜けたようだ。風もおさまった。