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Tachikawa 燦燦 Illumination 2022その他

2022年12月14日 | 日常生活


今日は晴れ。今朝は上空に暗い空が広がっていて、天頂付近に半月を膨らましたような月が浮かんでいた。今朝の気温は4℃で、強い西よりの風が吹いている。湿っぽい風が氷のように冷たく、シャキシャキと音を立てているように感じられた。
今日も通常出勤のため、早朝に家を出た。玄関の扉を開けると、冷蔵庫を開けたような冷気が室内に流れ込んでくる。冷たい風が吹きつけて凍えるように寒く、吐く息が白く見えた。昨日降った雨で路面がしっとりと濡れていて、まだ所々に水たまりが残っている。湿った道路は所々凍っているらしい。歩くとシャリシャリと音を立てた。

日野駅から電車に乗って新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かう。職場に着いて窓から外を見渡すと、市街地の西の空には薄い雲が帯状に伸びていて、地平線付近の空に澱んだような雲が広がっている。雲の下に山々の淡いシルエットが見えていた。東の空は雲ひとつ無い朝焼けの赤い空が広がっている。太陽が昇ってくるとともに次第に空が明るくなってきた。
日中は晴れ。西の方から小さな雲が流れてきているものの、上空には冬晴れのよく晴れ渡った青空が広がった。昼間の最高気温は15℃で湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。外に出ると、塵ひとつ無い空気が爽やかに感じられた。空気がカラカラに乾いていて、風が冷たく感じられる。しかし、日の当たるところに出ると、燦々と降り注ぐ日射しの温もりが感じられた。

午後5時くらいに、ふと西側に面した窓の外を見ると、日が沈んだ西の空が赤く染まっていて、上空の濃藍色の空へのグラデーションが美しい。上空には雲ひとつ無く、富士山と山々のシルエットが黒々と横たわっていた。街には灯りが点り始めて、宝石箱をぶちまけたように煌めいている。次第に空全体が暗くなってきた。
今日は精神的に疲れたので、定時を廻ると早々に帰ることにした。新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。途中、立川駅でお茶でもしていこうと、電車を降りた。ルミネ立川に入って1階にあるドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ 立川ルミネ店」に向かう。

ところが、閉店まであと1時間余りという時間ではあったが、ショーケースの中にはほとんどドーナツが無い。きびすを返してルミネ立川の外に出ると、ペデストリアンデッキの上に上がった。なんだか気分がもやもやする。
ヤマダ電機の2階の入口脇のミニステージにシンデレラのカボチャの馬車とシンデレラ、2本の木を模したイルミネーションが設置されているのが目に入った。


その反対側には蝶と2人の天使の間にハートのモニュメントのイルミネーションがある。


その明るい光に導かれるように、多摩都市モノレール立川北駅の下をくぐり、多摩都市モノレールの高架下にあるサンサンロードに降りた。サンサンロードでは先月19日イルミネーション「Tachikawa 燦燦 Illumination 2022」が始まったが、政府の節電要請を受けて、今週月曜日からイルミネーションを消灯しているとのこと。それでも、サンサンロードの南側のスペースには大きなクリスマスツリーが設けられていて、青い光を放っていた。


燦々ロード中央付近には大きな2本の木に飾り付けられたイルミネーションが緑の光を放っていて、まるで大きなモミの木を思わせる。


複合施設「グリーンスプリングス」に向かう。多摩信用金庫脇のSOUTH GATEの階段脇のエスカレーターを昇ると、正面に「上昇輝竜」と名付けられたアート作品が鎮座している。鳥のような自然界の持つカーブと飛行機のような工業製品の持つ格好良さを同時に作品に盛り込んだという抽象形態の作品は鋭利な骨格構造の化石を思わせる。光に映えた影が何かを指し示すように思われた。


「上昇輝竜」の背面には「ハグの木」と題された2本の木のアート作品が通路の両脇に設置されている。カスケードまでまっすぐに伸びる道の門番のような双子のハートの守護神(ガーディアン)の一枚一枚の羽のような葉がハートのようにも見える。さまざまな色の光に照らされて、刻一刻と表情を変えている。


「ハグの木」の中央を歩いて行くと、右手に高さ11mの木を模した「夢へのつばさ」と題されたアート作品が設置されている。葉に見えるオブジェは美しい羽根のようでもあり、木に停まる鳥のようでもある。さまざまな色の光に照らされるオブジェは風に揺らめいて、まるで生きているかのようにも思えた。


広場の中央に設けられたビオトープの池には「豊穣の宝石」と題された作品が設けられている。色とりどりの光に彩られた作品は大輪の花を表現していて、宝石のようにキラキラと水辺に輝いていた。


最後に高さ120mの水の流れる階段「カスケード」に到着する。中腹には大きな羽根のような柳の葉を模した作品「光の雫」が設けられている。大きな鳥を思わせる作品はオレンジ色と水色、青色に染まっている。水の流れる階段に静と動の2つの動きの瞬間を表現しているように思われた。


広場を一巡すると、少し気も紛れた。元来た道を戻って、立川駅に到着すると、改札に入って、中央線下りホームに降りた。ホームに滑り込んできた電車に乗って、再び帰宅の途につく。電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。
甲州街道沿いに歩きながら、空を見上げると、上空には澄んだ暗い空が広がっていて、星が煌めいている。東の空には月が昇っていた。風が冷たく、ぐっと冷え込んで来た。


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