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駅弁(ままかりの押し寿司)

2019年10月25日 | 食べ歩き



( 岡山市内めぐり(岡山神社→岡山城) から続く )

新幹線が走り始めたところで、駅弁を食べることにした。
購入した駅弁は郷土料理の「ままかり」を使用した「ままかりの押し寿司」である。「ままかり」というのはニシン科の「さっぱ」という魚で、あまりの美味しさに食べることを止めることができず、ご飯が無くなってしまい、隣の家から飯(まま)を借り(かり)てまで食べ続けたことが岡山を中心にした瀬戸内での呼び名の由来とのこと。この駅弁には「ままかりの押し寿司」と「炙りままかりの押し寿司」の2種類の押し寿司が入っている。


駅弁を開くと、中には箸と楊枝の入った箸袋と紙おしぼり、醤油差し、ガリが入っている。


縦にして食べると、食べにくいので横置きにする。
押し寿司の外装のフィルムを外し、更に中のフィルムも外す。


右側が「ままかりの押し寿司」で、左側が「炙りままかりの押し寿司」となる。それぞれ4貫で合計8貫の押し寿司が駅弁の中に入っていた。
添えられた醤油差しで醤油を適量、それぞれの押し寿司に垂らし、更に少し空いているスペースにガリを突っ込んだ。


ここで、ようやく缶酎ハイを飲むことにした。最初に缶を開けたのは「岡山白桃 缶酎ハイ」である。買ってからだいぶ時間も経っているので、既に缶は冷たくなくなっているが、それは仕方ない。


「岡山白桃 缶酎ハイ」を飲む。酎ハイは岡山白桃を100%使用した果汁が6%入っているとのことで、上品な香りと、ピーチジュースのような甘さが口の中に広がった。トロリとした飲み口で美味しい。
缶酎ハイを楽しみながらまずは「ままかりの押し寿司」を食べる。酢でシメられた「ままかり」はさっぱりとした味わいとしっかりとした歯ごたえが美味しい。寿司米は岡山特産の朝日米を使用しているとのことである。この朝日米というのは、昨日のお昼に食べた「めじろ屋 本店」の「焼きあなごめし御膳」でも味わったが、大粒でふくよか、上品な味わいが特徴の岡山特産のブランド米とのこと。なお、炊飯には東粟倉・後山の天然水を使用しているというこだわりようである。これがぎっしりと詰まっていて、見た目以上にボリュームがある。


押し寿司の中には蒜山大根が入っている。この大根は岡山県と鳥取県の間にある蒜山の広大な火山灰の土壌で育った大根で、これを酢漬けにし、香り付けに大葉を入れている。甘くてみずみずしい大根は食感のアクセントにもなっている。
「ままかりの押し寿司」を食べ終えると、缶酎ハイが1本空になった。ここで、もう1本の缶酎ハイ「瀬戸田レモン 缶酎ハイ」を開けた。「瀬戸田レモン 缶酎ハイ」は広島県尾道市の瀬戸田産の瀬戸田レモン100%使用した果汁が6%入っているとのことで、一口飲むと、レモンの強い酸味と風味が口の中に広がった。さっぱりとして美味しい缶酎ハイである。


続いて「炙りままかりの押し寿司」を食べる。炙られたままかりは香ばしいながらも身はしっかりとした歯ごたえで美味しい。炙られたことで旨味が増しているかのような味わいである。


「炙りままかりの押し寿司」を食べた後は、缶酎ハイを飲んで、ままかりの余韻を楽しんだ。今回食べた駅弁は、それほどの量では無かったが、お昼にかなり食べたこともあり、量も適当だった。むしろ、缶酎ハイのおつまみとしてはちょうど良かった。

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